『禁書の』アシュトラーセ

十二階梯の継承者の一人。第八階梯。本業はメイレス魔導書庫戦闘司書
ヒュームの父とワイバーンの母を持つ半竜人の女性。
愛称は『アシュリー(公式)』、『発禁さん』、『同人ドラゴン』、『親父がやべえやつ』など。

ネクロノミコン、アル=アジフ、ヘルメスの写本、占事略決といった、
『魔導書(グリモア)』と呼ばれる特殊なカテゴリの魔法アイテム群。
高位の魔術師が己の全てを費やした研究成果や術式を後世に引き継ぐために綴ったそれは、
時に自由意志をもったモンスターと化して、無作為に魔法をばら撒く危険な存在となる。

『メイレス魔導書庫』は大陸中に散らばる魔導書を確保・収容・保護する霊銀結社傘下の特務機関。
『戦闘司書』とは、魔導書から召喚される異界の魔獣や意思を得た魔導書そのものを相手に戦い、
その脅威を封印するために結成された戦闘職のこと。

丈長の黒いローブと赤の長髪、こめかみからせり出した一対の小さな竜の角がトレードマーク。
またゆったりしたローブを着込んでいるのは、その下に翼と尻尾を隠しているからである。
普段は裸眼だが、書物を読んだり書いたりする際には眼鏡をかける。

ストーリーモードでは『黎明の』ゴットリープの紹介でブレイブと出会うこととなる。
直属ではないものの彼の部下にあたり、十二階梯にもその縁で列席した。
見た目通り物静かで理知的な性格の女性であり、積極的に話に絡んではこないタイプ。

魔導書はアイテムとしてもモンスターとしても優秀な効果やステータスを持つため、
プレイスタイルや育成方針次第ではゴっさんよりも彼女にお世話になるプレイヤーは多いかも知れない。

戦闘司書は魔導書と戦う為に、自身も魔導書と契約してその力を借り受ける。
アシュトラーセも例に漏れず魔導書『極光の断章』の契約者であり、
光属性を中心とした強力な魔法を行使することができる。

……のであるが、彼女の真骨頂は魔法よりも、ワイバーン由来の膂力。
生まれ持った超人的なパワーを活かし、魔導書の角でブン殴るのがどんな魔法よりも強い。
その一撃はベヒーモスの角を砕き折り、ヒュージスライムを四散どころか霧に変えるほど。
魔導書も戦闘スタイルに合わせ、ミスリルで装丁し補強を重ねてある。

またこれも魔法関係なく火炎のブレスを吐くことができ、強靭な尻尾の薙ぎ払いも強力。
ただし書庫内は火気厳禁なので、やはり近接打撃が一番性に合っている。

書物を管理する司書職であるが、自ら書をしたため本を発行することもある(趣味)。
シナリオを進めてから彼女の元を訪れると、冒険譚を物語に書き起こしてくれる。
公式から発行されているノベライズ作品は、アシュトラーセが聞いた話を著述した、という設定。

なお、ソシャゲはじめネットと関係の深い作品の登場人物は、
公式設定を曲解して極端なキャラ付けをされやすい風潮がある。
彼女もその被害(?)を受け、著作家という設定から二次創作では専ら同人作家として扱われている。

マル様×エンデきゅんに大興奮したり、発禁確定な内容の書物を自費出版したりと、
本来の物静かなキャラとかけ離れたコメディチックな役回りが多い。
悪ノリした開発が公式設定に逆輸入しないことを祈るばかりである。

また、彼女は人間の男とワイバーンのメスの間に生まれた子供であり、
卵生の竜と人間がどうやって子を成したのか日夜喧々諤々の考察が交わされている。
いずれにせよ言えるのは、彼女の親父はやべえやつということである。

節分パッチでゴっさんの後を追うようにガチャに追加され、パートナーとして彼女を使用できるようになった。
際立って高いINTとSTRのおかげで魔法・物理の両属性で強力な攻撃ができる。
さらに装備品として魔導書を付け替えることで、多属性の魔法にも対応。
ビルドや手札を読まれづらい対戦向きのキャラに仕上がっている。

本編
+ ...
聖都エーデルグーテの地下にある隠し村で『虚構の』エカテリーナ『黄昏の』エンデと共に反オデットの組織を結成している。
エカテリーナとはお互いに愛称の『カチューシャ』『アシュリー』と呼び合う仲。

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最終更新:2022年01月31日 15:03