- 北条氏政×風魔小太郎です。
- はれんち成分は薄め。ちゅーまで。ややネタ。
- ツンデレなのはじじい。風魔はクールデレ?
- 兵卒バサラの「僕」視点。
- かすがストーリー後
僕は北条家にお仕えしている看護兵です。
名前ですか・・・一介の兵卒ですので、勘弁してください。
え、お仕事ですか。そうですね、看護兵ですから、お分かりでしょう?
戦時にあっては陣中で怪我をした人を助け、平時にあっては氏政様のお世話をしております。
はあ、まだ年若い僕ですが、頑張ってお世話をしております。何で僕なんかが・・・もっと高名な医者に
掛かればよいものを、と皆様お思いのようで。しかし毎日決まった時間の水虫、頭痛、腰痛。
対処法は分かっております。わざわざ高いお金のかかる医者を毎日呼びつけるより一介の兵卒の僕を
抱えておいた方が断然安上がりでしょう? ちょっとしたお手当ては頂いていますけど比べれば安いものです。
氏政様はお金とかそういう所には割と敏感ですね。曲がりなりにも君主なんでしょう。
凡庸なんですけれどね、暗君ではないと申しますか。
お家騒動らしい騒動もありませんし、ご先祖様の残した優れた制度も守ってらっしゃる。これだけでも暗君じゃないことが分かるでしょう。
今まであまり大きな混乱も無く過ごせましたからねえ。これでも東国の雄ですよ。
ああでも。大きな国ですから、平和だったら大きな城下町もありますしそれなりに暮らせるんですが・・・。
おっと、僕なんかが出すぎたことを申しました。
名前ですか・・・一介の兵卒ですので、勘弁してください。
え、お仕事ですか。そうですね、看護兵ですから、お分かりでしょう?
戦時にあっては陣中で怪我をした人を助け、平時にあっては氏政様のお世話をしております。
はあ、まだ年若い僕ですが、頑張ってお世話をしております。何で僕なんかが・・・もっと高名な医者に
掛かればよいものを、と皆様お思いのようで。しかし毎日決まった時間の水虫、頭痛、腰痛。
対処法は分かっております。わざわざ高いお金のかかる医者を毎日呼びつけるより一介の兵卒の僕を
抱えておいた方が断然安上がりでしょう? ちょっとしたお手当ては頂いていますけど比べれば安いものです。
氏政様はお金とかそういう所には割と敏感ですね。曲がりなりにも君主なんでしょう。
凡庸なんですけれどね、暗君ではないと申しますか。
お家騒動らしい騒動もありませんし、ご先祖様の残した優れた制度も守ってらっしゃる。これだけでも暗君じゃないことが分かるでしょう。
今まであまり大きな混乱も無く過ごせましたからねえ。これでも東国の雄ですよ。
ああでも。大きな国ですから、平和だったら大きな城下町もありますしそれなりに暮らせるんですが・・・。
おっと、僕なんかが出すぎたことを申しました。
そういうわけで、氏政様のお傍にお仕えさせて頂いてるのですが、その関係で結構僕の耳にも国内外の情報が
入ってきます。ええ、勿論口外しませんけれどね。だからこそお傍に仕えていられるんです。
でも偉いお方に信頼されてるって言うのはちょっと幸せな気持ちになれます。はい。
入ってきます。ええ、勿論口外しませんけれどね。だからこそお傍に仕えていられるんです。
でも偉いお方に信頼されてるって言うのはちょっと幸せな気持ちになれます。はい。
ああ、どこまでお話しましたか。そうそう、北条の軍というのは、君主が平凡なら部下も平々凡々のようでして、
まあ、僕みたいなものです。そこに漬け込まれてしまったんでしょうかねえ。
豊臣でしたっけ、最近上方のほうで勢力を増している。
そこの軍師が凄く切れ者の人っぽくて、北条と密約を結んだんですよね。
もっと正確に言えば結ばされてた、と言ったほうが正しいのですが。
ほら、上杉。そこと同盟結んでいたのですけれど、破ってしまったんですよ。よりによって上杉ですよ。
上杉といえば軍神と名高い上杉謙信が当主じゃないですか。兵士が優秀なら忍びも大層優秀だって話で。
僕はあまりそういうの分からないんですが。お体を揉んでいた時にそういう話があったんですよ。
その時は特に何とも思わなかったんですが。
で、宣戦布告をするために戦に備えてあれやこれややってたんですけど、物資が動くと感づかれるんですよね。
上杉の忍者が入ってきまして。名前? 知りませんよ。美人のくのいちという話は聞きましたが見てませんし。
ほら僕、刀なんてほとんど抜いたことの無い後方支援の看護兵ですから。哨戒の任には付いていないんです。
まあ、僕みたいなものです。そこに漬け込まれてしまったんでしょうかねえ。
豊臣でしたっけ、最近上方のほうで勢力を増している。
そこの軍師が凄く切れ者の人っぽくて、北条と密約を結んだんですよね。
もっと正確に言えば結ばされてた、と言ったほうが正しいのですが。
ほら、上杉。そこと同盟結んでいたのですけれど、破ってしまったんですよ。よりによって上杉ですよ。
上杉といえば軍神と名高い上杉謙信が当主じゃないですか。兵士が優秀なら忍びも大層優秀だって話で。
僕はあまりそういうの分からないんですが。お体を揉んでいた時にそういう話があったんですよ。
その時は特に何とも思わなかったんですが。
で、宣戦布告をするために戦に備えてあれやこれややってたんですけど、物資が動くと感づかれるんですよね。
上杉の忍者が入ってきまして。名前? 知りませんよ。美人のくのいちという話は聞きましたが見てませんし。
ほら僕、刀なんてほとんど抜いたことの無い後方支援の看護兵ですから。哨戒の任には付いていないんです。