戦国BASARA/エロパロ保管庫

上田城の虜20

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匿名ユーザー

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ざりざりと小さな音がする。縮れた毛がそり落とされる音だ。
その手つきは覚束なく、緊張しきっていて虎刈りだ。綺麗に剃られるよりひでえ有様だ。
女を傷つけることを躊躇った、うぶな元Rival。
賛美の眼差しで政宗を見、空気一つ読まずに真っ当に過ぎることだけを言う。呆れた坊ちゃん育ちだ。
だが下郎、お前はなかなかイイ覚悟だ。
幸村とのやりとり、いや幸村がこの忍びに向ける空気一つで解る。
絆があるんだろう。信頼しあっているんだろう。
その信頼を裏切る真似に出るほど、幸村にゃさせたかねぇ汚れ仕事させるほど腹が煮えたか。
繰り返してやるよ、下郎に相応しくもない、イイ覚悟だ。
見ろ幸村は怒りを通り越していやがる。
オレを哀れんで止めてしまえば、挑戦を受けたオレへの愚弄だと思って、
それとも下郎に任せれば女の部分を破壊すると思ってるのかい。
その位の覚悟はあるぜ、さっき暴言吐いたからな。
でも幸村、てめぇオレの胸をいいように弄ばれても決して体が跳ねないように抱きしめて、
なんだか泣きそうじゃねえかよ。
幸村、アンタにされる方が、オレだって堪えるさ。そこの下郎と同じようにな。
それでもオレの心が折れないって余計いらだってんのか下郎。
挑戦なら受けてやるよ。
痛みにも屈辱にも恥辱にも、快楽にも耐えてやるよ。
せいぜい喘がせて喉枯れるまで啼かせてイカせてみせろ、糞下郎が。

それでもだ、rivalだった幸村が卑しめられてるオレをあんな目で見やがったから、以前のままの顔をしててやるよ。

下郎テメエ、それが一番堪えるんだろ。大切なご主君だもんなぁ?
だがてめえにゃ解んねぇだろ、矜持ってのがどういうものか。
いい年して素っ裸にされて吊されて、汚れきった体を洗われるこの惨めさ。
湯桶に落ちる呆れるほどの垢と毛。
まさぐられ触れられるおぞましさ。
当てられた剃刀の刃の冷ややかさに心臓が止まりそうになる。
遠慮なく首筋を貪り胸揉まれて肝が冷える。
幸村に腰抱かれて身の毛がよだつ。
ああ、当たり前だ何もかも。
だがそんな事は矜持を傷つけやしない、どうだっていい、伊達が滅びたことに比べて何ほどのことだよ。
怖くないと言えば嘘になる。
だが濡れてきてもいる。
防御反応なのか気持ちと関わりないところで良くなってんのかなんざ、もう解らない。
でも冷静に見えるだろう、屈辱などなく、ただ心地よさげに見えるだろう?
屈辱の最中に感じるよりは、何も屈辱じゃないと高みから見下ろす顔していたいんだよ。
誰よりも下の癖してな。……ガキかオレは。

「なーに、結構淫乱じゃない姫様?」
 尖った胸の先端にくないが押し当てられる。その冷たさと小刻みな動き。何だよ刃物で愛撫かよ、sadistな下郎だ。
「佐助!」
「そっちは結構巧いじゃねえか、見くびってたぜ」
 ぶわっと幸村の顔が赤くなる。てめーじゃねえ、ガキが。
「ああ、大体剃れたねえ、旦那、姫様のそこ、もう丸見え?
んじゃ刃物じゃ剃れないトコは指で引っこ抜こうね、こんな風にさあ」
 またも脇に生えた毛を指でつまみ、数本一気に引き抜かれる。
一瞬眉根を寄せると、ほわんとした目で幸村が見つめてきた。色気でもあるのかよ、この顔に。
男の無骨な指先が、湿った割れ目に添うように滑り込む。
腰が竦む。反応を取り違えて、幸村が目をきらきらさせる。
抜き取られる僅かな痛み。
指が擦れて、喉奥から吐息が漏れる。
上田城の虜21

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