戦国BASARA/エロパロ保管庫

潮の花45

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匿名ユーザー

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(にいさま、私、松寿は、女として生きた方が良かった?)
道が間違っていたとしても、今更どうしようもないのだとわかっているから、だからどうもしないけれども。
だけど、(だから?)麗しい蝶も花も、この身にまつろわせれば凶事の象徴にしかならない。地に落ちる赤。昇る魂の群れ。
数多の死体を糧に繭を紡ぐ女。(…だから…)美しいはずがない。ましてや、愛されるなど。
(だから、)(――見ないで)羽ばたけない。見たくない。この口には、愛ではなく禍言だけが似合う。

(…お互いさま、なのに。)女の声が聞こえた気がした。自分の喘ぎに掻き消された。(それでも『私』はしあわせになれたのに。)
もう、聞こえない。



「――言ったなぁ、さっき。待つのはこれっきりってよ」
暴れる元就を押さえつけている内に、再び彼女の背を床につけ、のしかかる態になった。
涙を浮かべる女の、か細い両手首を掴んで床に押し付けるさまはどう言い訳しても強姦で、元親は僅かな理性で悔いる。
肩と、垣間見た背中に擦れて赤くなった跡があった。痩せた背に張り出る肩甲骨はもがれた羽根を彷彿とさせた。
痛々しいが、それも元親の雄を煽る。「綺麗だ、元就」首筋を下から上へ舐め上げて、耳の裏へ舌を到達させる。
小刻みに震え、びくりと跳ねる白い咽喉が愛しい。噛み千切ってしまおうか。きっと血も甘い。
力の入っていない脚で蹴り上げようとする元就は、やめて、触らないで、と声でも役に立たない抵抗を繰り返している。
受け入れようとしたかと思えばすぐさま拒む女に、元親は焦れるのも限界を感じていた。我慢は嫌いだ。
俺は、お前に触りたい。ゆっくり、染み渡らせるように言う。
「一回イくか。デキあがっちまえば楽になれるぜ」
聞き覚えのない言葉に、え、と元就は疑問の呟きを吐き出すが、元親はかまわず頭を彼女の下肢へ向かわせる。
両脚を持ち上げ、汗ばむ付け根に口付けた。元就が彼の頭を押し返し、脚をばたつかせる。
柔らかい陰核を唾液を多く含ませた舌でくるみ吸い上げると、彼女の咽喉が一際大きな嬌声をあげた。
「いやぁ……っ!」
普段の押し殺したように低い声は演技なんだな、と改めて元親は気付く。そのまま慎ましやかに芯を覆う包皮を剥いて先端を吸った。
一口大の小さな女陰全体を食む。ふっくらとした肉の裂け目を指で割って、色素沈着もひだの緩みもない小陰唇の淵をなぞった。
元就は口を必死で押さえ、せめてはしたない声だけでも止めようと目をつぶって耐える。
先程はただこすれて痛むだけだった不浄の箇所への刺激は、軟らかい舌と湿り気で快感となって元就の脳を焼いた。
へそから陰毛の間の内部に酷く熱い器官がある。そこが絞られる感覚が切なく続いていて、ぞくぞくと皮膚を伝う。
いやだいやだ。こんなの、いや…!

ただ刺し貫かれて痛むだけならば、或いは耐えられたかもしれない。
戦場では何度も刀傷を負っているのだ。それに比べれば、死ぬわけでもあるまい。ましてや、子を成す為に必要な事なのだ。
けれど、このような理性を失わせる感覚は恐ろしい。無意識のうちに奇妙な声が出て、涙が勝手に出る。
早まる鼓動が耳奥で暴れる。行き場のない熱が次から次へと湧いて出て身をよじるしかない。解放されたい。
知らない自分になってしまう。たまらなく、怖い。
男に発見されたせいで、ことさら耳につけた兄の変わり身を意識してしまう。
(こんな、こんな…卑しい姿…)見たくない。男が性器に顔を近づけているという事は、間近で観察されているのと同義だ。
鏡で見て、思い知らされた我が身の拙さ。だらしなく泣いていたのは間違いなく自分だった。
「見ないで…ぇ」
もういない肉親に縋り付く弱い自分も、出会ったばかりの男に翻弄されて自我を失いそうな自分も、何にも見たくないし、見られたくない。
「大丈夫だから、な?」と優しい男の声音には抵抗を許さぬ強さがにじんでいる。「でもなぁ、俺も、ちっと辛い」
つらい?なぜ?
元親の嗄れた声に問い返す前に、右手首を捕えられ、下方へと導かれた。
そして、今まで知っていたどんな感触の物とも似ていない、彼の熱い箇所を触れさせられた。
「ひぅ…っ?!」
元就の小さな手には余るそれを逆手で握らされ、上から元親が大きな手のひらで覆う。
離そうと指をもがかせれば、それが刺激になるのか元親はかすかに引きつる息を吐いた。
「え?え…?な、にを、しているの…だ」
元親はくすりと笑って彼女の問いには答えない。代わりに汗を浮かべる額に口づけた。
同時に、ようやっと愛液を滴らせ始めた性器に再び指を潜り込ませる。
中指の一本だけだが、慣れぬ元就の狭い内部と元親の節だった太い指ではまだきつい。目を見開く彼女に諭す。
潮の花46

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