戦国BASARA/エロパロ保管庫

潮の花46

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匿名ユーザー

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「力、抜け・・・そうだ、お前を苦しませたいわけじゃねぇんだから、もうちっとだけ耐えろ」
男根を握らせた元就の手を上下に動かす。皮膚の弾力に覆われた硬い部位に、浮き出た脈付く血管の感触に元就はおののいた。
色白の男の体のそこだけ痣のような色で腫れ上がっている。これでは確かに痛むのだろう。
見上げた元親の顔には幾粒もの汗が流れる。微笑んでいるのに眉は歪んでいた。
「つら、い…のか…?」呟けば元親が、ああ、とやはり小さく返す。早くお前の中に入りたい。
そして陰裂に入れた指の抜き差しを早めた。粘った音が元就の耳を侵す。己の身からこんな卑猥な音がするなんて。それなのに。
「やっ!やぁあっ!?」
唇がしまりなく開いて、元就の意思とは関係なしに高い声を張り上げる。もつれた舌を伝い唾液が零れる。
「手、動かせ。」
元就の手の平に何やらぬるつく液体が絡み、それを潤滑油代わりに男のいきり立った肉棒を絞る行為をさせられている。
鼻腔をくすぐる雄の匂いも、彼女の思考をどんどん削り取った。薄く薄く、削がれてゆく。
耐えれば、いつか終わりがくるのか。男も辛いと言っている。早く終わらせた方がよいのだろう。
混乱も終わってみれば冷静になって振り返ることが出来るのか。いつもの、智将と呼ばれるにふさわしい態度で。


「く…ぅうん…っ」
襲い来る性感をこらえているのか、鼻にかかる高い声はそれでもひっきりなしに組み敷いた女から漏れ出ていた。
いやいやと繰り返しているものの、今やとくとくと溢れる蜜液は、充血しほころんだ性器を濡らしきっている。
柔らかい肉とぬめる液の感触がなんとも心地良い。こねて楽しんでいると逐一反応を返す元就が可愛くてたまらない。
二本目の指を入れた時には「痛い」と泣いた。今のうちに慣れとかないと後がもっとつらいぞ、と言って押し進めた。
同時に口付けでもって気を逸らしてやってもいいが、体格差がありすぎて難しい。
握らせた男根は、今は彼女だけが包み込んで懸命にも感じられる様子でしごいている。
拙い、ただすりあげるだけの仕草だが、それだけで充分だ。彼女が、自ら動いているという点、それが重要なのだから。
時たま涙目で「まだ、終わらな、い…?」と訊いてくる。ずっと互いの性器をいじり合って快楽を貪っていたいが、高まる熱が出口を求め暴れてもいる。
「んー、そろそろ。お前に合わせてやっから、イこう、な」
「い…?って、・・・?あ、」
乱れた短めの髪の隙間から、濡れた瞳が元親を捕らえた。が、すぐに視線はどこともなく宙を舞う。
男の手で剥かれなくても、今や自身の勃ち上がりだけで表に晒された陰核を親指の腹で押し込んだ。
当てたまま捏ね、膣の入り口は二本の指の先端で円を描くように刺激した。元就の背が強い衝撃に反って、小さな胸が健気にもふるふる揺れる。
「ぁあっ!ぁぅ、いや、い、やぁっ!だ、め…やめてぇ…っ!」
跳ねる肩を押さえつけ、性器へ――探り当てた元就が感じる箇所――を解放するべく、途切れることなく刺激を注ぐ。
「イけよ、…ほら、イけ…」
元就は脳の中で白い火花が弾けてゆくのを感じていた。それに目が眩んで意識がどんどん奪われる。
足に力が入らないのに高みへと持ち上げられてしまう。落ちる恐怖に震える。いや、いっそ落ちてしまったらきっと楽になれる。

悲鳴を、あげた。
元就はそのつもりだった。けれど、実際は反りきった首筋がひくつくばかりで、声は出なかったのかもしれない。
がくんと落下して、衝撃で目の前が真っ白になった。何も見えない。
「あ…っ、ああ…――」
肩から爪先まで、真っ直ぐな槍を貫き通されたかのように強張って、二度三度痙攣した後すぐに全身の筋が緩んだ。
弛緩した四肢を落ちるまま広げ投げ出す。浅く短い呼吸を繰り返して、徐々に戻る視界の中に元親が唇だけで笑んでいた。

(鬼の目が)

見ている。
しかめた右目は涙袋に影が落ちるほどであるのに、もう片方の赤一色の眼球は見開いたまま元就を射抜いている。
鈍く光る赤が恐ろしい。初めて見たときには美しいと思ったのに。いや、美しいから怖い。醜い己を嘲笑されているようだ。
茫然とする元就に、元親が口付けた。力を失って開いた上下の唇を食んで合わせる。
潮の花47

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