■登場(日輪の、厳島への続き)
程なくして元親達は厳島に着く。
既に両軍は集められ、元親の到着を待つのみの状態であった。その中に一際高い壇が用意され、そこに元親は立つ手筈となっている。
既に両軍は集められ、元親の到着を待つのみの状態であった。その中に一際高い壇が用意され、そこに元親は立つ手筈となっている。
舞台袖では...
「おい、準備はいいか?」
「これは....服ではない....。」
「気にすんなって。多分見えやしねえよ。」
「貴様....必ず殺してやる...我にこのような辱め....。」
因みに元就は下着を着ていない。と言うより着けさせてくれなかったのだ。
これは肌の露出に拘った元親の趣味であったが、先ほど好き勝手やった兵士はそれを知らないので、相当容赦のない服となっていた。
「おい、準備はいいか?」
「これは....服ではない....。」
「気にすんなって。多分見えやしねえよ。」
「貴様....必ず殺してやる...我にこのような辱め....。」
因みに元就は下着を着ていない。と言うより着けさせてくれなかったのだ。
これは肌の露出に拘った元親の趣味であったが、先ほど好き勝手やった兵士はそれを知らないので、相当容赦のない服となっていた。
「ようし....じゃあ行くか!」
「待て!人の話を聞け!」
元親は舞台袖から壇上に立つ。
「アニキー!」
まるでアイドルが登場したかの様な歓声につつまれる。
「野郎共!今日は女神様を紹介する!」
単刀直入こそ元親の魅力である。また、若干の言い回しも彼のカリスマ性の原因であろう。
ノリのいい観客は歓声を止めない。
「女神・登・場!日輪の巫女さんだぁっ!」
大ぶりなポーズで舞台袖を指す。
しばし壇上が暗転し....
舞台袖から少女ともつかないような女性が表れた。
これがかつての主である事を知っているのは、毛利軍にはほぼいない。
登場2
「待て!人の話を聞け!」
元親は舞台袖から壇上に立つ。
「アニキー!」
まるでアイドルが登場したかの様な歓声につつまれる。
「野郎共!今日は女神様を紹介する!」
単刀直入こそ元親の魅力である。また、若干の言い回しも彼のカリスマ性の原因であろう。
ノリのいい観客は歓声を止めない。
「女神・登・場!日輪の巫女さんだぁっ!」
大ぶりなポーズで舞台袖を指す。
しばし壇上が暗転し....
舞台袖から少女ともつかないような女性が表れた。
これがかつての主である事を知っているのは、毛利軍にはほぼいない。
登場2




