(あああっ!そこを、やられちまったら…もう…)
一刻も早く果ててしまいたくなる。とにかく楽になってしまいたい。
「(だが、これ以上…はっ…)くっ……いけねえっ…だめだっ…」
忍ごときが主人に何かをせがむなど、出過ぎた振る舞いである。
それに、為されるがままにされるのは仕方ないと観念していたが、
自分から欲しがるようなみっともない真似だけはしたくない。
一刻も早く果ててしまいたくなる。とにかく楽になってしまいたい。
「(だが、これ以上…はっ…)くっ……いけねえっ…だめだっ…」
忍ごときが主人に何かをせがむなど、出過ぎた振る舞いである。
それに、為されるがままにされるのは仕方ないと観念していたが、
自分から欲しがるようなみっともない真似だけはしたくない。
佐助の葛藤に気付いた謙信は、彼の本心を聞き出してみようと思い立つ。
「だいじょうぶですよ……きにすることなど、ないというのに」
「あ、あんたにさせられるわけ…ないでしょっ……うあぁっ…」
本当はもっと尻の穴をいじっていかせて欲しいところなのだが、
そんな恥晒しなことは口が裂けても言えない。言えないはずなのに、気持ちよく
なってしまいたいという欲の方が勝ってしまう。
(早く…楽にしてくれっ……いや、耐えろ…っ!)
「だいじょうぶですよ……きにすることなど、ないというのに」
「あ、あんたにさせられるわけ…ないでしょっ……うあぁっ…」
本当はもっと尻の穴をいじっていかせて欲しいところなのだが、
そんな恥晒しなことは口が裂けても言えない。言えないはずなのに、気持ちよく
なってしまいたいという欲の方が勝ってしまう。
(早く…楽にしてくれっ……いや、耐えろ…っ!)
「おくするな、さすけ…どうされたいのか、いってごらんなさい」
謙信は既に佐助の望んでいることを大方見通しているくせに、
わざわざ佐助に言わせようとする。
「…言えねぇ…だめ…だ…っ!」
佐助が口をつぐむので
「どうしてもいえませんか…それはざんねんですね…」
そう言うが、ちっとも残念そうではない。また悪戯心が湧いてきたのか
「おまえがいやがるのなら、むりじいするのはよしましょうか」
今更ながら佐助の意志を尊重してやる。
「かすが、てをはなして…つかれたでしょう」
「いいえ、謙信さ」
「はなせ」
「は…はい…」
かすがの手淫をやめさせ、しかし自分の指は突っ込んだまま指先を僅かに動かし、
弱い刺激を与え続けて焦らしてみる。
(うわあぁぁ…ここまできていきなり止めるヤツがあるかっ…)
佐助の焦燥感が表情からも態度からもにじみでてくる。こうなってしまっては
謙信の思うつぼである。
謙信は既に佐助の望んでいることを大方見通しているくせに、
わざわざ佐助に言わせようとする。
「…言えねぇ…だめ…だ…っ!」
佐助が口をつぐむので
「どうしてもいえませんか…それはざんねんですね…」
そう言うが、ちっとも残念そうではない。また悪戯心が湧いてきたのか
「おまえがいやがるのなら、むりじいするのはよしましょうか」
今更ながら佐助の意志を尊重してやる。
「かすが、てをはなして…つかれたでしょう」
「いいえ、謙信さ」
「はなせ」
「は…はい…」
かすがの手淫をやめさせ、しかし自分の指は突っ込んだまま指先を僅かに動かし、
弱い刺激を与え続けて焦らしてみる。
(うわあぁぁ…ここまできていきなり止めるヤツがあるかっ…)
佐助の焦燥感が表情からも態度からもにじみでてくる。こうなってしまっては
謙信の思うつぼである。
(…くっ…畜生っ…もっと…んんっ…)
尻の中がむずむずするだけでは焦れったくなり、自分でも気付かなぬうちに腰を
動かしてしまう。
「んっ!いけませんよ…じぶんのことばでいわなくては」
謙信がわざとツボを外して手の力を抜くので、佐助がどれだけ腰を揺らして
頑張っても自分の望む刺激がなかなか得られない。無言を貫く限りは謙信の手で
焦らされ続けるだけだ。
(ああ…もうっ…そんなんじゃ足りねえっ…足りねえんだって!)
佐助の苛立ち具合を見計らって謙信が揺さぶりをかける。
「だまっていては、わかりませんよ……ほら、どうされたいのか…いえっ!」
謙信の言葉に誘導され、一瞬だが佐助の理性が完全に吹き飛んでしまう。
その瞬間に、言うまい、言うまいと抑えていた言葉が口を衝いて出てしまった。
「ぁああ…尻の中をもっと……ああ、そこ…もっと押してっ、強くっ!突きながらっ、
しごいて!激しく!」
尻の中がむずむずするだけでは焦れったくなり、自分でも気付かなぬうちに腰を
動かしてしまう。
「んっ!いけませんよ…じぶんのことばでいわなくては」
謙信がわざとツボを外して手の力を抜くので、佐助がどれだけ腰を揺らして
頑張っても自分の望む刺激がなかなか得られない。無言を貫く限りは謙信の手で
焦らされ続けるだけだ。
(ああ…もうっ…そんなんじゃ足りねえっ…足りねえんだって!)
佐助の苛立ち具合を見計らって謙信が揺さぶりをかける。
「だまっていては、わかりませんよ……ほら、どうされたいのか…いえっ!」
謙信の言葉に誘導され、一瞬だが佐助の理性が完全に吹き飛んでしまう。
その瞬間に、言うまい、言うまいと抑えていた言葉が口を衝いて出てしまった。
「ぁああ…尻の中をもっと……ああ、そこ…もっと押してっ、強くっ!突きながらっ、
しごいて!激しく!」
とんでもなく卑猥な言葉の連続を、感情に任せて吐き出してしまってから我に返る。
「うああぁ!何言ってんの!なんて事言ったの俺!」
違う、今のは決して自分の意志ではないと首を振るが、言ってしまったことを取り消す
ことなどできない。三人の好奇の目に追いつめられ、激しい後悔の念に駆られる。
「…最低な…事……言ってら………はは…」
心が挫けてしまって、涙が出そうになる。
「うああぁ!何言ってんの!なんて事言ったの俺!」
違う、今のは決して自分の意志ではないと首を振るが、言ってしまったことを取り消す
ことなどできない。三人の好奇の目に追いつめられ、激しい後悔の念に駆られる。
「…最低な…事……言ってら………はは…」
心が挫けてしまって、涙が出そうになる。




