戦国BASARA/エロパロ保管庫

脳筋師弟・対決!本願寺2

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匿名ユーザー

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「貴様らぁ、本願寺に参りに来たのならさっさと拝観料出せ」
「こんな所で使う銭など持ってはおらぬわっ」
「その通りでございます、お館様っ」
 民衆から巻き上げた金で作られた怪しげな薬の効果で、微妙におかしな筋肉の
鎧を身に纏った本願寺兵が、本堂へ進もうとする信玄と幸村に次から次へと
襲い掛かってくる。
 その度にビュウ、と豪快な音を立てながら、人の背ほど有りそうな軍配と、
切れ味の鋭い二本の槍が軽やかに宙を舞い、本願寺兵達は遠くの方へと
飛ばされてゆく。
 所詮はドーピングで身に着けた筋肉。長年の鍛錬で作り上げられてきた本物と
比べようという方が無理難題という物だ。
「見よ、これが真の筋肉と言う物よ。それでも己の筋肉の方が素晴らしいと
信じるのであれば、幾らでも掛かってくるがよい」
 腹の底から響く信玄の怒声に、本願寺兵達は震え、後ずさりする。
「うぉぉぁぁぁ、撃破、撃破ぁぁぁぁ!!」
 後ずさりする本願寺兵達を逃すまいと、幸村が軽やかな身のこなしで次々と
襲い掛かる。
 一振り、また一振りと槍を振るうと、その衝撃で本願寺兵の甲冑に貼り付け
られた金箔がぼろぼろと剥がれ、唯でさえ黄金色に染まる視界が更に濃い
物となった。
「ありゃま、もしかして今日の仕事って楽なんじゃないの?」
 一人遅れてやって来る佐助は、黄金色の中で繰り広げられる戦の様子に
目を見張る。
 時折寺院内の一角に閉じ込められるものの、黄金色の仁王車は武田軍の
前ではただのガラクタと為し、相変わらずドーピングの筋肉は全く役立たない。


「ぬぬぬ、拝観料出せ、修理代出せ、こうなったら遊戯代と慰謝料とええい
何でもいいから奴らに金を払わせろ!!!」
 赤い色の物体が二つ、金を継ぎ込んで育てた筋肉を意図も簡単に薙ぎ払う
様子を、本堂の天辺からじっと見ていた顕如が苦々しい表情でじっと眺めている。
 正確には背中に銭が満タンに詰められている大きな壷を乗せながら片手で
腕立て伏せをしながら…だったが。
「うぉ、拙僧の大事な仁王車が!ああ、その鐘を叩くな拙僧の金が散らばるでは
ないか」
 その顔は赤くなったり青くなったりと、目まぐるしく色が変わっている。
「貴様ら、拙僧の筋肉玉を使用してその様とは何たる事だ。罰金払えぇぇぇぇ」
 叫び終わった瞬間、目の前の大きな扉が開いた事に顕如自身が気づいたのは、
「払え」と三回木霊した後の事だった。

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