逆らえるほど目方がないのであっさりと俺は片倉さんの腕の中におさまり、恐怖に目を瞑っていたのだけれども。
「…あ、あれ…?」
いつまでたっても恐怖の制裁が来ない。
その代わりかどうかはわからないが、俺を抱いているのと別な腕が陣羽織の中に入ってきた。
何やら怪しげな動きで、俺の忍び装束の腰紐を…もしかして、解いてる?
「ね、ねえ片倉さん?」
おそるおせる見上げれば、すぐに片倉さんの顔が下りてきて俺のくちびるを塞いだ。
吸ったり舐めたりじゃなくて、何回も触れ合わせるだけのそれはひどく気恥ずかしい。
そうしているうちに慣れた動きで下半身はあっと言う間に裸にされて、脚の間に片倉さんが片脚を入れてきた。
着物ごしにも硬い太腿が、俺の股間に押しつけられる。
「ちょっ…は…ん、ふぅ…」
抗議に口を開けば、そこに片倉さんの肉厚な舌が入ってきて、俺の舌を絡め取る。
怪しげに尻を撫でる手、上着の中に侵入し乳首をこりこりと摘む指。
息継ぎの合間になんどもやめてっ言おうとしたんだけど、口から出るのは甘えたような鳴き声だけだった。
「汚れちまったな。どうしてくれるんだ…?」
不意に囁かれ、よくわからないまま片倉さんが示した場所を見た。
俺の太股の間から抜かれた片倉さんの脚。
その着物についた、濡れたような染み。
「あ、…あんたが勝手にしたんでしょ!?」
「濡らしたのはお前だ」
そんなに良かったのかと意地悪く言われ、否定しようにも着物の染みが証拠だ。
答えあぐねている間にも片倉さんに円を描くように胸を揉まれる。
尻を鷲掴みにされ、また股間に太股を差し込まれ、しかも今度は陰部を押し上げるようにしながら擦り始めた。
濡れ始めたそこに着物と自分の陰毛が擦れる。
ぐい、と押しつけられれば肉芽が刺激され、じゅくりとまた濡れた。
こうなってしまえば俺はもう駄目だ。
「…あ、あれ…?」
いつまでたっても恐怖の制裁が来ない。
その代わりかどうかはわからないが、俺を抱いているのと別な腕が陣羽織の中に入ってきた。
何やら怪しげな動きで、俺の忍び装束の腰紐を…もしかして、解いてる?
「ね、ねえ片倉さん?」
おそるおせる見上げれば、すぐに片倉さんの顔が下りてきて俺のくちびるを塞いだ。
吸ったり舐めたりじゃなくて、何回も触れ合わせるだけのそれはひどく気恥ずかしい。
そうしているうちに慣れた動きで下半身はあっと言う間に裸にされて、脚の間に片倉さんが片脚を入れてきた。
着物ごしにも硬い太腿が、俺の股間に押しつけられる。
「ちょっ…は…ん、ふぅ…」
抗議に口を開けば、そこに片倉さんの肉厚な舌が入ってきて、俺の舌を絡め取る。
怪しげに尻を撫でる手、上着の中に侵入し乳首をこりこりと摘む指。
息継ぎの合間になんどもやめてっ言おうとしたんだけど、口から出るのは甘えたような鳴き声だけだった。
「汚れちまったな。どうしてくれるんだ…?」
不意に囁かれ、よくわからないまま片倉さんが示した場所を見た。
俺の太股の間から抜かれた片倉さんの脚。
その着物についた、濡れたような染み。
「あ、…あんたが勝手にしたんでしょ!?」
「濡らしたのはお前だ」
そんなに良かったのかと意地悪く言われ、否定しようにも着物の染みが証拠だ。
答えあぐねている間にも片倉さんに円を描くように胸を揉まれる。
尻を鷲掴みにされ、また股間に太股を差し込まれ、しかも今度は陰部を押し上げるようにしながら擦り始めた。
濡れ始めたそこに着物と自分の陰毛が擦れる。
ぐい、と押しつけられれば肉芽が刺激され、じゅくりとまた濡れた。
こうなってしまえば俺はもう駄目だ。




