戦国BASARA/エロパロ保管庫

大阪・冬5

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
これまで色々な男にくすぐられた戒めのつもりなのかとことんくすぐられ続けたが、
笑い声は聞こえているはずなのに様子を見に来る者は誰もいなかった。
日頃の行いのせいだが、本人は気付いていない。

そのうちに飽きたのか満足したのか腹からようやく指を離したので、家康は荒い息を整えた。
笑いすぎて涎が出たらどうするんだ、と文句を言ったが、忠勝は少し唸るような音を立てただけで、
表情がほとんど変わらないことを差し引いてもあまり反省の色はなさそうだった。
やれやれ、と肩を竦めると三度目の正直で膝から降りようとしたが、
今度は鎧の中に手を差し入れられ体を強張らせた。

「や、止めろ」

ぴたり、と、大きな手の平はさらしで巻かれた胸のふくらみをすっぽり包んだまま動かなくなった。

小大名の、たった一人の跡取り。
兄弟のいない家を乗っ取られず存続させるために、女ではなく、当主となれる男でなくてはならなかった。
頑張っているうちに体も肉付きが良くなって、すっかり女に見えなくなってしまった。

「忠勝、手を抜け」

もし父が生きて、或いは母が追い出されることがなく世継ぎを産んでいたならば、
姫としてごくごく普通の人生を送ることが出来たかもしれない。
大阪・冬6

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