戦国BASARA/エロパロ保管庫

温泉小ネタ

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nozomi

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女秀吉、女慶次、女半兵衛で半兵衛が少し可哀想です。




白い雪が降り、時折刺すような冷たい風が吹く。
しかしそんな日でも温泉の中は温かい。
「雪見風呂ってのは、これまた風流だねぇ」
「うむ、全くだ」
「ここの湯は傷にも効くらしいね。慶次君には特に良いんじゃないかな。君は所構わず暴れて生傷が絶えないからね」
「おーおー、怖い怖い。まつ姉ちゃんみたいだ。それにしても広い温泉だなぁ。よーし…」
バシャン!
熱い水飛沫があがる。
無駄な肉などない二本のしなやかな足がバシャバシャ水面を叩く。
「やめたまえ!君は子供じゃないだろう!」
温泉を泳ぐ慶次に、半兵衛は頭が痛くなりそうだった。
「ははは。そう怒るな、半兵衛よ。どうせここには我らしかおらぬ」
「でも…」
半兵衛は不満そうに口を尖らせる。
それを見て秀吉は苦笑した。
「我はあいつの子供のような所も好きだ。それに…、我もたまに泳ぐことがあるしな」
そう言うと秀吉はからからと笑った。
半兵衛はいよいよ頭が痛くなってきた。
「ひーでーよーし」
いつの間にやら秀吉の後ろに慶次がいた。
「ちょーっと失礼」
後ろからにゅっと秀吉の胸に手が回される。
「なっ!?」
秀吉は大きな水飛沫をあげて勢いよく立ち上がり、振り返った。
近くにいた半兵衛におもいっきり湯がかかる。
「うおっ!びっくりした!」
「驚いたのは我だ!慶次、何をする!」
秀吉の顔は椿よりも赤い。
「いやぁ、秀吉の胸の大きさが気になって。やっぱり大きいねぇ。羨ましいよ」
「我は適度な大きさのお前の方が羨ましいぞ。あまり大きいと邪魔になる。それに…お前の胸の方が柔らかそうだ」
そこまで言うと、秀吉も慶次の胸に手を伸ばした。
「うわっ!痛い痛い!乳もげる!」
「おお、すまなかった。いや、我もお前の胸の柔らかさが気になったのでな」
秀吉は悪びれた風もなくからからと笑う。
「えいっ!お返しだ!」
「なんのっ!我も!」
二人はきゃぴきゃぴとじゃれ合いだした。
その様子を恨めしそうに眺めているものがいた。
ずぶ濡れの半兵衛だ。
「さっきから何だい、二人とも!それは僕への当て付けか!?どうせ僕には胸がないよ!」
それだけ叫ぶと半兵衛は涙目で温泉から走り去ってしまった。
あとには何が起こったか分からず立ち尽くす二人が残された。
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