戦国BASARA/エロパロ保管庫

今日のおかず

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bsr_e

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すまん、何となく思いついただけなんだ。
ほんの出来心。
こんな三人娘に囲まれた食事というのもどうですか?





「は~い、今日の夕飯出来たよ」
前掛けを外した佐助が器用に両手でいくつものお膳を持ちながら入ってきた。
「今日はちょっと奮発しちゃった」
てへ、と軽く舌を出しながら笑う顔は中々可愛らしい。
これでいて夜はあの色艶だ、堪らない。
「貴様、これは何ぞ」
自分の目の前に置かれた膳に載せられた碗を指して、元就は佐助を睨み付けた。
「お隣の片倉さんから新鮮な野菜もらっちゃったんだ、うちは色々と食う人多いから助かるな」
それにしても片倉さん良い男だよね~、と暢気に言いつつ、佐助は脇から手を伸ばしかけた幸村の手を叩いた。
「おっと、アンタは共食いになっちゃうかな、オクラの味噌汁」
「そいつはどういう意味ぞ」
剣呑な雰囲気でがたりと立ち上がる元就は、どこに隠し持っていたのか采配を取り出して構えた。
佐助もその雰囲気を察して、すすっと間合いを取ってくないを構えた。
「ちょっと待て、佐助!」
真剣な顔をした幸村が二人の間に割って入る。
「なーに、真田の旦那、こっちは取り込み中なんだから!」
いつもの穏やかな彼女ではなく、物凄く剣呑な仕事の顔をしている佐助にくじけそうになるが、
ぷるぷると頭を振って勇気を振り絞る。
「せっかくの料理が冷めてしまうではないか、勿体無い!」
そう言った瞬間、幸村の腹が盛大な音を立てた。
すっかり毒気を抜かれた二人は、素直に得物をおさめて席に着いた。
「では、いっただっきまーっす!」
幸村の明るい声と共に、皆が箸を取る。
嫁と差し向かいに黙々と食べ続ける愛人の神経もどうかと思いつつ、
まったくマイペースな幸村の豪快な食べっぷりに、ただ感心するしかなかった。
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