かすがは、捕らえられていた。
敵陣の真っ直中で多数の男達に乳房を揉みしだかれ、乳首を吸われ、陰核を舐め回され、膣を指で掻き回される。
一通り弄ばれ、膣を掻き回していた男がかすがの前髪をぐいと掴み、生暖かい息を吹き掛け囁いた。
「可愛い面して、女陰はぐちょぐちょだぜ…雌猫よぅ。入れて欲しくて堪らねぇんだろぉ?」
「…………」
かすがは答えない。自分の蜜が絡んだ中指を頬に押し付けられても、ふん、と男からわざとらしく顔を逸すだけ。
「ぶち込んで欲しいんだろぉ!今の状況判ってんのかぁ?!」
敵陣の真っ直中で多数の男達に乳房を揉みしだかれ、乳首を吸われ、陰核を舐め回され、膣を指で掻き回される。
一通り弄ばれ、膣を掻き回していた男がかすがの前髪をぐいと掴み、生暖かい息を吹き掛け囁いた。
「可愛い面して、女陰はぐちょぐちょだぜ…雌猫よぅ。入れて欲しくて堪らねぇんだろぉ?」
「…………」
かすがは答えない。自分の蜜が絡んだ中指を頬に押し付けられても、ふん、と男からわざとらしく顔を逸すだけ。
「ぶち込んで欲しいんだろぉ!今の状況判ってんのかぁ?!」
ばしっ。
手甲をしたままの手で思い切り頬を張られる。白い頬はみるみる腫れ上がり、切れた唇の端から一筋の血が流れて滴った。
―確かに―
こいつ等の行為に身体は反応している。乳首は隆起して女陰から蜜は滴ってはいる。
―だがな―
かすがはぺろりと舌で血を掬い上げると、目を細めて唇を窄めた。彼女を打った男を見つめる。
―私はくのいち―
媚びる様な視線におののいた男達の下卑た笑いを余所に、俯いたかすがは実にふてぶてしく目を爛々と光らせ唇を歪ませる。
―貴様等の精、ごっそり抜き取らせて貰うさ―