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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

花魁17

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
佐助について周り、座敷で客のお相手を務める日が続くこと数日。
遂にその日はやって来た。
「幸村を名代に」
客と佐助に軽く会釈をした後に、見世の若い衆は短く告げた。
どくん、と高鳴る鼓動が聞こえる。
この時が、いつか来るものと分かっていても、いざ現実として迫って来ると、途端緊張が背に走った。
乾いた喉を、固唾を飲み込み潤す。前帯に隠れるその手は、人知れず震えていた。
先の見えぬ不安と、先に待つものへの期待感ゆえ…?
あぁ、越えなければならぬ壁のある時、人はなんと矛盾した気持ちを持つものか。
力の入らぬ足を奮い立たせ、内心を誰にも悟られぬように、すっくと立ち上がる。
「行ってらっしゃい」
廊下に出た俺に、佐助が声を掛けてきた。
佐助だけが、俺の心を読んだ様な、やや複雑な面持ちをしていた。

若い衆に先導されたのは座敷の入り口まで。
道中一言も口をきく事はなかった。
若い衆が、「失礼します」と声を掛け、障子戸を開く。
座敷中央に座すのは隻眼の御仁。初めてお目に掛かる客であった。
片目を覆うあれは、刀の鍔であろうか。変わった眼帯をしておられる。
上座には空いた席が一つ。本来花魁が初回の客と祝言を交わす為に設けられた席だ。
御仁は、並々注がれた杯を片手に、ちらり、とだけこちらを見やり、そしてまた、すぐに視線を杯へと落とした。
往生していると、若い衆は、俺を中へと押し込め、深く一礼した後、そのまま戸を閉めて行ってしまった。
「花魁の名代を務めさせていただきまする」
進み出で、畳に両手をついて型通りの挨拶を、声が震えぬよう静かに絞り出す。
御仁は、興味もないと言う様に、一息で杯を飲み干し、手酌にて次の杯を満たした。
その落ち着いた物腰ゆえか、一寸見た時は壮年の齢にも見えたが、こうやって並んで見れば、意外と若い、自分とさして変わらぬ歳にも見える。
その周りには、空いて転がる銚子が二本、三本。
手元の危うさからは、これより以前に茶屋で宴を催して来たのだろうと言う事が窺えた。
「相当飲んでおられるようですな」
やはり俺の言葉など耳にも入らぬと言った程に、またくいっと酒を飲み干す。
「程々にしなされ」
無駄だと知りながら、身体に差し障りまするぞと進言する。
御仁は、酒を飲む手を一瞬止め、眼光鋭くこちらを睨んできた。
「うるせぇな、小娘に指図される程落ちぶれちゃいねぇんだよ」
その呂律もおよそ危うく、据わった眼で、値踏みするように俺を見てくる。
「名代だぁ?ふざけんな、わざわざ一番人気を一目拝もうと指名したってのに」
一番人気だからこそ、一目拝むのも難しいのだと言うのに。
佐助を軽々しく捉えた言葉に聞こえて、俺は内心ほんの少し苛立った。
「HA!それが見られねーんじゃー醜女でも選べば良かったぜ!」
言いながら、再び銚子を傾ける。中が空になったと知れば、また苛立たしげに銚子を放り投げ、幾本目かの銚子に手を伸ばした。
その手をやんわりと遮って、自分が銚子を手に取り、御仁の杯へと傾ける。
「今宵は、某がお相手仕りますゆえ」
それでは駄目ですか、と注ぐ手を止め御仁を見やる。
御仁は、その隻眼で、ぞくりとするような光を放っていた。
瞳が合っただけで、首筋が粟立つ様な鋭い視線。
しかしその光も一瞬にして消えていく。
「アホか、酒飲みの相手なんかいらねーんだよ」
と、また茶化したような、酔っ払い独特の口調へと戻った。
「いらぬと申されましても…」
なにせ初めて一人で相手にするお客。このように邪険に扱われて、黙って引き下がる訳にはまいらぬ。
なんとかして、自分で納得して頂けるよう説得を試みよう、と思ったその時。
天地が揺らいで、視界に天井が映った。

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