戦国BASARA/エロパロ保管庫

闇の蝶6

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「分からねえな、死んじまったらどうにもならねえだろうが」
長曾我部は眉を顰めて苦々しく嗤う。
「う……」
小さく呻く声が聞こえると、はっと顔を上げて元就の顔を覗きこんだ。
「気が付いたか、ここは俺の船の中だから安心しろ」
まだ意識がはっきりしないのか、ぼんやりとした表情のまま琥珀の瞳が長曾我部の姿を捉えた。
「元就」
うっすらと血の気の戻ってきた頬を掌で包むように触れると、小さな体がぴくりと震えた。
「っ……あ、あぁ、やめっ」
一際高い声を上げて背を仰け反らせると、乱れた呼吸を整えるように瞼を閉じた。
「おい、元就」
「触れる、な、何でもない……」
体を丸めて背を向けた彼女の声に、再び伸ばした手を止める。
「……いつまで強情張ってんだ、いい加減にしろよ」
荒く呼吸を繰り返す肩を押して仰向けに転がし、長曾我部は強引に元就の体を抱き起こした。
「ひぅ、んあぁっ!」
痩躯を大きく震わせ、艶めいた声を上げるとがくりと体が落ちる。
額に浮いた玉のような汗と淡く染まった頬に、切なげに喘ぐ呼吸を交え、虚ろに視線を空に彷徨わせているその様に、性的絶頂に達したのだと思い至る。
「どうした」
「ふ、触れるなと、我は言うた筈よ」
弱々しく長曾我部の襟を掴み、潤んだ瞳で睨みつけてくる元就の声は辛そうである。
それを承知の上で彼は元就の腰を寄せた。
「離せ、何を……あ、あぁっ!」
わざと着物の上から体の曲線をなぞるように手を這わせ、長曾我部は暴れる肢体を押し倒すと唇を塞ぐ。
「んぅ……」
柳眉を寄せて苦しげに呻きながら、元就は再び身を大きく震わせた。
蕩けた表情で余韻に浸る間を与えず、長曾我部は帯を解くと直接肌へと触れてきた。
冷たい闇の手の感触とは異なる温かな彼の手。
それだけで感度の良い元就の体は熱を煽られる。
「いやだ、離せっ、ん、んん……っ」
違う、もっと触れて欲しいのだと思いながら、おぞましい体験が蘇り、体が竦む。
「……んあぁっ」
首筋から鎖骨へと降りた指が胸をなぞりながら、下肢の付け根へと滑らせた。
「ここで放ったら辛いのは元就だろ?」
既に潤みきった秘所へと指を数本差し入れ、ぐちゅりと掻き回すように指を動かす。
甲高い声を上げて喘ぐその顔に、長曾我部も下半身に熱が篭るのを感じた。
「ちょう、そがべ、何をか、考えてっ…あぁ!」
「この方が手っ取り早いだろ」
手早く袴を緩めて下帯を外すと、固く屹立した己の陽根をそこへと当てる。
細く括れた腰をしっかりと抱えると、片足を抱えて深く奥まで一息に貫き、激しく腰を打ちつける。
あまりに強い刺激を与えられ、元就は琥珀の瞳を見開いて背を仰け反らせた。
「ひぃ、あ、あぁっ!」
胡桃色の髪を乱しながら、切羽詰った声を上げてしがみ付いてくる。
「も、と、ちか……われを」
喘ぐ吐息に混じり必死で言葉を紡ごうとするが、元就の意識はそのまま深い闇の中へと落ちた。


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