その後、元就は数日間眠り続けた。
穏やかな寝顔に胸を撫で下ろしながらも、明らかに常と異なる彼女の様子に一抹の不安を抱えながら、
長曾我部は彼女を一旦土佐へと連れ帰ると、密かに都から呼び寄せた医師へと診せた。
「元就は治るのか、曲直瀬先生?」
「ええ、薬が無事に抜ければ問題ありません」
肌蹴た襟を綺麗に正すと、医師曲直瀬道三は一礼して長曾我部へと向き直った。
繰り返し使う事で人を内側から壊していく習慣性の強い薬だと彼は言い、おそらくこの処方では解毒剤を作るにも時間がかかると伝えた。
「後はこの方の体力次第でしょう」
恐ろしいのはこれからだと医師は言った。
「急に薬を断つことで禁断症状が現れます」
元就が幽閉されていた期間とここまで辿り着くまでの日数から考えれば今夜あたりから危険だという。
「俺はどうすれば良い、アンタ知っているんだろ?」
膝をにじり寄せ、長曾我部はぐっと顔を近付けた。
「私が薬を作るまでの間、この方の傍に居て下されば結構、ただし何が起きても離れてはいけません」
そして医師は長曾我部の瑠璃紺の隻眼を見詰めたまま、少し黙り込む。
「……私は似た症状の患者を診た事があります」
それはまだ若い頃の話ですが、と前置きをして話を続けた。
「そいつはどうなった?」
ごくり、と生唾を飲み込み、先を促した。
「あまりの苦しさにその方は数日後に狂い死にしました」
しん、と静まり返った室内。
二人は顔を見合わせて黙り込んだ。
「暴れるようであれば拘束する事も考えたのですが、体に残る痕から考えれば逆効果になるでしょう」
腕や足首に残る擦過傷から、幽閉されていた元就がどのような扱いを受けていたのかは予測出来る。
長曾我部も、それについては思い当たる節はある。
抱こうとして触れた瞬間、身を強張らせた元就の反応に唇を噛む。
「これは貴方にしか頼めない事ですから」
そういい残すと、医師は部屋を出て行った。
穏やかな寝顔に胸を撫で下ろしながらも、明らかに常と異なる彼女の様子に一抹の不安を抱えながら、
長曾我部は彼女を一旦土佐へと連れ帰ると、密かに都から呼び寄せた医師へと診せた。
「元就は治るのか、曲直瀬先生?」
「ええ、薬が無事に抜ければ問題ありません」
肌蹴た襟を綺麗に正すと、医師曲直瀬道三は一礼して長曾我部へと向き直った。
繰り返し使う事で人を内側から壊していく習慣性の強い薬だと彼は言い、おそらくこの処方では解毒剤を作るにも時間がかかると伝えた。
「後はこの方の体力次第でしょう」
恐ろしいのはこれからだと医師は言った。
「急に薬を断つことで禁断症状が現れます」
元就が幽閉されていた期間とここまで辿り着くまでの日数から考えれば今夜あたりから危険だという。
「俺はどうすれば良い、アンタ知っているんだろ?」
膝をにじり寄せ、長曾我部はぐっと顔を近付けた。
「私が薬を作るまでの間、この方の傍に居て下されば結構、ただし何が起きても離れてはいけません」
そして医師は長曾我部の瑠璃紺の隻眼を見詰めたまま、少し黙り込む。
「……私は似た症状の患者を診た事があります」
それはまだ若い頃の話ですが、と前置きをして話を続けた。
「そいつはどうなった?」
ごくり、と生唾を飲み込み、先を促した。
「あまりの苦しさにその方は数日後に狂い死にしました」
しん、と静まり返った室内。
二人は顔を見合わせて黙り込んだ。
「暴れるようであれば拘束する事も考えたのですが、体に残る痕から考えれば逆効果になるでしょう」
腕や足首に残る擦過傷から、幽閉されていた元就がどのような扱いを受けていたのかは予測出来る。
長曾我部も、それについては思い当たる節はある。
抱こうとして触れた瞬間、身を強張らせた元就の反応に唇を噛む。
「これは貴方にしか頼めない事ですから」
そういい残すと、医師は部屋を出て行った。
―――――――――――――
暗い。
どこまでも続く闇だ。
どこまでも続く闇だ。
元就はぽつんと一人立ち尽くしていた。
周囲を見渡しても何も見えない。
不意に後ろから伸びてきた手が柳腰を捕らえる。
「離せ、我はっ!」
咄嗟に武器を振り回そうとするが、己の手には何も持っていない。
確かに戦場に立っていた筈なのに何故だ。
腕を覆う大きな袖も無く、脛当や手甲も取り払われている。
「消えよ!」
その間にも複数の闇の手が伸び、服を剥いでいく。
無限に増殖する手が小柄な元就の体を埋め尽くした。
ざわり、と項の逆立つような感覚。
あ、と艶めいた声が無意識に漏れる。
いやだ、はなせ。
そう言いたいのに口は塞がれ、体は拘束されていく。
体の奥に生じた疼きは増強され、熱に浮かされた頭ではまともな思考も出来ない。
無防備な胸の頂きを強く摘み上げられ、下肢の間の濡れそぼった秘所へと複数の触手が差し込まれる。
狭い膣口を抉じ開け、解れてきたそこへと捻じ込まれる感触に腰を揺らめかせる。
「……ん、んぅ」
じゅぷじゅぷと元就の胎内を犯すそれの先端が大きく膨れ、中に大量の粘液を放つ。
それを潤滑剤として、更に大きく太いものが入ってくる。
体ごと裂かれるのではないかと思いながら、抵抗する術もなく蹂躙されるに任せるしかない。
とろりと零れる粘液を塗りたくった後孔も容赦なく貫かれる。
口腔を犯す複数の指は、いつしか男根を模した形をとり、精液に似た白濁した粘液を吐き出して顔を汚していた。
おぞましいという感情と、もっと深く抉って欲しいという欲望が渦巻く。
『貴女をあわれむ人は誰も居ないわ……』
耳元で聞こえる女の声。
『だから市があわれんであげる、ふ、ふふ、うふふふ』
濡れた舌先を耳孔へ捻じ込み、ぴちゃりと舐め上げて耳朶を食む。
白く細い女の指が元就の首筋を撫で、唇が眦に浮かぶ涙を舐め取る。
『……お可哀想な毛利様』
ぎゅう、と抱きしめてくる白い腕から逃れようと、元就は大きく腕を振るった。
周囲を見渡しても何も見えない。
不意に後ろから伸びてきた手が柳腰を捕らえる。
「離せ、我はっ!」
咄嗟に武器を振り回そうとするが、己の手には何も持っていない。
確かに戦場に立っていた筈なのに何故だ。
腕を覆う大きな袖も無く、脛当や手甲も取り払われている。
「消えよ!」
その間にも複数の闇の手が伸び、服を剥いでいく。
無限に増殖する手が小柄な元就の体を埋め尽くした。
ざわり、と項の逆立つような感覚。
あ、と艶めいた声が無意識に漏れる。
いやだ、はなせ。
そう言いたいのに口は塞がれ、体は拘束されていく。
体の奥に生じた疼きは増強され、熱に浮かされた頭ではまともな思考も出来ない。
無防備な胸の頂きを強く摘み上げられ、下肢の間の濡れそぼった秘所へと複数の触手が差し込まれる。
狭い膣口を抉じ開け、解れてきたそこへと捻じ込まれる感触に腰を揺らめかせる。
「……ん、んぅ」
じゅぷじゅぷと元就の胎内を犯すそれの先端が大きく膨れ、中に大量の粘液を放つ。
それを潤滑剤として、更に大きく太いものが入ってくる。
体ごと裂かれるのではないかと思いながら、抵抗する術もなく蹂躙されるに任せるしかない。
とろりと零れる粘液を塗りたくった後孔も容赦なく貫かれる。
口腔を犯す複数の指は、いつしか男根を模した形をとり、精液に似た白濁した粘液を吐き出して顔を汚していた。
おぞましいという感情と、もっと深く抉って欲しいという欲望が渦巻く。
『貴女をあわれむ人は誰も居ないわ……』
耳元で聞こえる女の声。
『だから市があわれんであげる、ふ、ふふ、うふふふ』
濡れた舌先を耳孔へ捻じ込み、ぴちゃりと舐め上げて耳朶を食む。
白く細い女の指が元就の首筋を撫で、唇が眦に浮かぶ涙を舐め取る。
『……お可哀想な毛利様』
ぎゅう、と抱きしめてくる白い腕から逃れようと、元就は大きく腕を振るった。
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