戦国BASARA/エロパロ保管庫

筆下ろし4

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bsr_e

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「ん……。飲み込み早いね……。旦那。」
「佐助…。」
離れた唇と唇の間を名残を惜しむように唾液が糸を引いて離れた。
あれ程恥ずかしかったと言うのに、今は何故だか離れがたい。
「あらら、ん、ふふふ。」
頭が熱に浮かされているようで、普段なら出来ないことをしてしまう。
こちらから口を吸うと佐助は笑いながら受け入れてくれた。

佐助
佐助
佐助。
頭の中で何度も呼ぶ。
佐助に促されるまま布団に横たわる。
ぼんやりとしたまま顔を離すと俺の下で佐助が「満足した?」と微笑んだ。

「どんなだったの?」
「何がだ?」
「昼間、旦那が 大 興 奮 してたやつ。」
佐助の膝が態とらしく股間に当たる。
「!佐助…やめ!」
睨みつけても佐助は笑ったまま撫でるように俺の背に手を回した。
「教えてよ……。」
囁くような甘い声にまた股間に血が集中するのが分かる。

「胸を……。」
「胸?」
もうどうにでもなれという気持ちで俺は口早に説明した。
「か、からくり仕掛けの寝床に黒衣の女が捕えられているのだ。
 こう…人の手のような形をしたからくりがそ、その女の……胸を。」
ああ、と佐助が呟く。

「やって見せて。」
「は?ど、どう……!さ、佐助!は、破廉恥であるぞ!」
佐助はなんと俺の手を取ると自分の胸に押し当てたのだ。
「ふふ、そうだよ。今俺達破廉恥なことしてんだもん。」
その柔らかな感触に力の入れ所が分からない。
「っあ。」
思わず握りそうになると佐助が甘い声を上げた。

「う、あ……すまぬ。だが…。」
初めての感触にいたたまれず手を放そうとすると佐助がその上に手を乗せた。
「やっぱがっかり?」
佐助は手を放すとするりと俺の下から抜け出した。
乱れた夜着や髪を整えながら、廊下の方へ向かう。
腕の中から消えた温もりに寂しさを覚えたが、佐助が何をするつもりか分からず成り行きを見守った。

「ちょっと。」
するりと障子を開けると佐助は部下を呼んだようだった。
「あのさあ、あいつ呼んでよ。」
ん?何の話をしているのだ?
「やっぱ、もっと女!!って感じの相手じゃなきゃやる気にならないみたいでさ。」
やる気とは何の?
「さ、佐助。誰かくるのか?」
不安になり問掛ける。
「んー。やっぱ旦那も男の子だしさあ。俺みたいなんじゃなく、もっとこう……。」
佐助が手で胸が大きい事を示す仕草をする。
「かすがまでとはいかなくても、良い体の方が良いでしょ?残念ながら自分で言うの何だけどほら。」
佐助は苦笑しながら自分の胸をぽんと叩いた。
「貧相だから。」

そこで漸く合点が行く。
佐助は今、胸に触れた時に俺ががっかりしたのだと思ったのだ。
「なっなにを言って!俺はそのような事は少しも!」
「はは、無理しなくても。自分が一番良く分ってるから。」
ちょっと待っててね。と、部屋を出て行こうとする佐助を俺は慌てて抱き止めた。



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