振り払うように行為に集中しようと、小十郎の中に埋め込んだ指に意識を戻す。
言われたように指を増やし、中を掻き回すと、小十郎は素直に甘い声を上げた。
それを恥らっている様子はない。そうすることで男が喜ぶと知っているのか。
そんな風に考えてしまう自分にも嫌気がして、指を乱暴に動かした。
「あ、ん、あぁ…っ」
ふと見ると、左足を掴んでいた手がはずれ、その手は自らの胸を弄っている。
それは政宗が見たことのない小十郎だった。
紅潮した頬。潤んだ目。
指は淫らに自らの乳房を弄び、腰をくねらせて政宗を誘う。
「まさむね、さま…、どうか…お情けを…っ」
「小十郎…っ」
指を引き抜き、自らの賜物を小十郎の指に誘われる場所にあてがうと一気に突き入れた。
「ああ…っ」
「く…」
初めて知る女の胎内。
うねる襞に包まれる快感をゆっくり味わいたくて動きを止めると、小十郎から腰を揺らしてねだってきた。
「や、もっと、どうか…っ」
「こじゅ、ろ…っ」
たまらず腰を乱暴に動かす。
繋がった場所から小十郎の蜜があふれ出し、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てる。
「あ、イイ…っ、あ、あぁ…」
頭の中が真っ白になり、ただ夢中で目の前の女を貪った。
言われたように指を増やし、中を掻き回すと、小十郎は素直に甘い声を上げた。
それを恥らっている様子はない。そうすることで男が喜ぶと知っているのか。
そんな風に考えてしまう自分にも嫌気がして、指を乱暴に動かした。
「あ、ん、あぁ…っ」
ふと見ると、左足を掴んでいた手がはずれ、その手は自らの胸を弄っている。
それは政宗が見たことのない小十郎だった。
紅潮した頬。潤んだ目。
指は淫らに自らの乳房を弄び、腰をくねらせて政宗を誘う。
「まさむね、さま…、どうか…お情けを…っ」
「小十郎…っ」
指を引き抜き、自らの賜物を小十郎の指に誘われる場所にあてがうと一気に突き入れた。
「ああ…っ」
「く…」
初めて知る女の胎内。
うねる襞に包まれる快感をゆっくり味わいたくて動きを止めると、小十郎から腰を揺らしてねだってきた。
「や、もっと、どうか…っ」
「こじゅ、ろ…っ」
たまらず腰を乱暴に動かす。
繋がった場所から小十郎の蜜があふれ出し、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てる。
「あ、イイ…っ、あ、あぁ…」
頭の中が真っ白になり、ただ夢中で目の前の女を貪った。
精の全てを吐き出して、はあはあと肩で息をする政宗に小十郎は笑いかけた。
小十郎も荒い息だが、政宗ほどではない。
「そのように、乱暴になさっては他の女子では壊れてしまいますよ」
小十郎も荒い息だが、政宗ほどではない。
「そのように、乱暴になさっては他の女子では壊れてしまいますよ」
いいんだ。
お前以外はいらないから、いいんだ。
そう思ってもまだ呼吸が整わず、上手く言葉が紡げない。
ただ首を横に振る政宗を小十郎はそっと抱きしめた。
その手が睦みあう男女のものではなく、まるで母親のようであったので。
今度こそ政宗は泣いた。
お前以外はいらないから、いいんだ。
そう思ってもまだ呼吸が整わず、上手く言葉が紡げない。
ただ首を横に振る政宗を小十郎はそっと抱きしめた。
その手が睦みあう男女のものではなく、まるで母親のようであったので。
今度こそ政宗は泣いた。
<了>