「どう、かすが。この香り好きだろ?」
かすがは何も応えずに雁首の裏を舌でつついて刺激した。
荒くなった鼻息があたって、彼女がどれほど興奮しているのか分かる。
「でもさ、俺様はこっちの香りのほうが好きなんだよね」
佐助はおもむろにかすがの口から自分のものを引き抜き、かすがの下腹部に触れた。
「あっ……」
息を呑むかすがのその部分は、布越しに触れただけでも濡れた感触がつたわってくる。
むにむにと指先で押して柔らかさを楽しんで、それから豪快に布を破った。
「だめ……んっ、あぁ……」
まだろくに触ってもいないのに、びしょびしょに濡れた秘所はわなないて、かすがは物欲しそうに喘ぐ。
秘所と同様によだれで濡れた口まわりを拭うこともせず、ただ汗ばんだ全身をさわってほしそうにくねらせている。
「へへ、しょうがねぇなァ、かすがは」
熱い自身のそれをにぎった佐助が、かすがの濡れた花弁に触れそうになった。そのとき――
「おんてきたいさん!」
男の背後から、鋭い氷の一撃がお見舞いされた。
目で追うことすら難しいそれを避けることも出来ず、佐助は瞬時に凍りついてしまった。
「ふう……、まにあいましたね」
「謙信様!」
愛刀を手にした白頭巾――謙信が、おだやかな笑みで甲斐の虎といっしょに立っていた。
「ねこをねらうおおかみ……このわたくしがせいばいいたしました」
「うむ。相も変わらず見事な技よの」
感嘆した信玄が、かるがると謙信を片手で抱き上げた。
「では今度はお主にワシの技を見せようか、謙信」
そして謙信に見蕩れているかすがに振り向き、
「猫、お主もじゃ。途中で止められて体が疼くじゃろう。多数で行うのもまた一興じゃ」
そう言ってかすがも抱き上げ、邸の奥へと向かっていく。
後には、一物を出したままの状態で氷づけになっている佐助が日向に残された。
かすがは何も応えずに雁首の裏を舌でつついて刺激した。
荒くなった鼻息があたって、彼女がどれほど興奮しているのか分かる。
「でもさ、俺様はこっちの香りのほうが好きなんだよね」
佐助はおもむろにかすがの口から自分のものを引き抜き、かすがの下腹部に触れた。
「あっ……」
息を呑むかすがのその部分は、布越しに触れただけでも濡れた感触がつたわってくる。
むにむにと指先で押して柔らかさを楽しんで、それから豪快に布を破った。
「だめ……んっ、あぁ……」
まだろくに触ってもいないのに、びしょびしょに濡れた秘所はわなないて、かすがは物欲しそうに喘ぐ。
秘所と同様によだれで濡れた口まわりを拭うこともせず、ただ汗ばんだ全身をさわってほしそうにくねらせている。
「へへ、しょうがねぇなァ、かすがは」
熱い自身のそれをにぎった佐助が、かすがの濡れた花弁に触れそうになった。そのとき――
「おんてきたいさん!」
男の背後から、鋭い氷の一撃がお見舞いされた。
目で追うことすら難しいそれを避けることも出来ず、佐助は瞬時に凍りついてしまった。
「ふう……、まにあいましたね」
「謙信様!」
愛刀を手にした白頭巾――謙信が、おだやかな笑みで甲斐の虎といっしょに立っていた。
「ねこをねらうおおかみ……このわたくしがせいばいいたしました」
「うむ。相も変わらず見事な技よの」
感嘆した信玄が、かるがると謙信を片手で抱き上げた。
「では今度はお主にワシの技を見せようか、謙信」
そして謙信に見蕩れているかすがに振り向き、
「猫、お主もじゃ。途中で止められて体が疼くじゃろう。多数で行うのもまた一興じゃ」
そう言ってかすがも抱き上げ、邸の奥へと向かっていく。
後には、一物を出したままの状態で氷づけになっている佐助が日向に残された。
おしまい