戦国BASARA/エロパロ保管庫

獣耳光秀×濃姫2

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momo

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「黙りなさい!この外道!」
 眼の端に涙をため、黄金色の尻尾を倍に膨らませて濃姫は威嚇する。
 ようよう衣服を直すことを思いついて、おぼつかない手つきで直そうとする
が、視線がそれた一瞬のすきを突いて光秀に拘束されてしまう。
 どれほど尻尾の毛を逆立てようと、やはりもふもふ。光秀と濃姫を引き離すほどの強度はない。
 ぴんととがった三角の耳を光秀が食むと、
「いっ、んやっ」
「可愛い声ですね。魔王の妻とも思えない」
 くつくつと笑いながら光秀は崩れた帯を手慣れた所作でほどいてしまう。
 すでにしっとりぬれて熱をもった体が肌になじむ。こぼれた胸をやわらかく
すくいあげて頂をつまみあげれば見目の良い足がびくりと震えた。
「ぁ、あっそんな、だめっ」
「ふふふ、まさかこれだけでイきそうなんですか?」
 愛撫というには乱暴すぎる、加虐に近い刺激にさえ悦んでしまう体が
濃姫は心から疎ましかった。
(昔はこうではなかったのにっ)
 発情期に劣情を抑えきれないのは、その時期にする性交が普段とは比べ物に
ならないほど気持ちがいいことを体が知っているからだ。
 やり方を知らなければ、自慰行為だってここまで激しくすることは思いつかなかったはずだ。
 外でこうすることが気持ちがいいと教え込んだのも、自慰行為のやり方を
教えたのも、そもそも発情期のたびにいやらしいことをこの体に仕込んだ
「全部全部お前のせいよ光秀っ!!」
 腹の底から叫べば、光秀は嬉しくて仕方がないといった風に笑った。
「ふふふふふふふふふふ……そんな大声を出し手はだれかに気付かれますよ、帰蝶」
「く、ぅっ!」
 首筋をなめまわしながら、後ろからたわわな乳房を弄び光秀はささやく。
 唾液にまみれたうなじがかかる息でひどく冷たく感じられ、方向性の違う
感覚にぞくりと震えた。光秀の長い指がためらいなく秘所に触れると、
白い背中が弓なりにのけぞった。
「いやぁっ、ぁ、うえさまぁっ」
 快楽に流されてしまう。後ろの従兄は弱い場所も感じる場所も何もかも知りつくしている。
 発情期の今、どうあっても耐えきれるはずがない。
すでに秘所はえさをもらえる喜びによだれをダラダラと垂れ流しているのだから。
 邪魔な衣服を取り払い、さあこれからというところで光秀はひどく
不機嫌そうな顔をして手を止めた。くったりと抵抗する気力を失ってしまった
尻尾を弄ぶ。ふかふかとしてとても手触りはいいのだが、いかんせんそれも
濃姫の一部であるため、光秀が握るたびに白い肩がふるふると震えた。
 屈辱と同時に、犯されることを期待した体が中途半端に放り出されて
やるせない熱がこもる。
「みつ、ひで?」
 思わずすがるような声がでてしまう。
 プライドや貞操もむろん大切だが、もうこの発情した体を
何とかしてしまいたいという本音がある。
「こうしましょう、帰蝶」
 しゅるしゅると脱ぎ散らかした服の中から半襟を取り出すと、
濃姫の目を隠してしまう。
「な、なに」



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