血の気の多い武田軍に置いて常に冷静さを失わない姿勢に
信玄や他の重臣達からもその存在は重宝されている。
大熊本人も人好きのする笑みやその人柄でかつては最大の敵である
上杉軍にいた身ながらも武田軍内で徐々に認められつつあった。
だが、佐助は正直この男が苦手だった。
「大熊殿はまだ甲斐に来て日が浅いゆえ
上田の領地を案内する事になったのだ」
「旦那がですか?」
大熊は湯気の立つ茶を一口飲み一息ついた。
「実は佐助殿に頼もうかと思いまして」
「・・・俺にですか?」
「ええ、幸村様からとても旨い団子屋があると聞いたのですが
何せ慣れない土地なので道が解らず・・・
幸村様自信がご案内してくださるとおっしゃるが
幸村様には道案内をさせるなど申し訳なく思い佐助殿に案内を頼みたいのですよ」
確かに信玄の右腕であり右腕である幸村に道案内をさせるなど
回りから立場を弁えろと言われてもおかしくないだろう。
だが
「・・・・・・解りました。ではこの猿飛佐助が上田の城下を隅々までご案内しましょう」
かすが凌辱17
信玄や他の重臣達からもその存在は重宝されている。
大熊本人も人好きのする笑みやその人柄でかつては最大の敵である
上杉軍にいた身ながらも武田軍内で徐々に認められつつあった。
だが、佐助は正直この男が苦手だった。
「大熊殿はまだ甲斐に来て日が浅いゆえ
上田の領地を案内する事になったのだ」
「旦那がですか?」
大熊は湯気の立つ茶を一口飲み一息ついた。
「実は佐助殿に頼もうかと思いまして」
「・・・俺にですか?」
「ええ、幸村様からとても旨い団子屋があると聞いたのですが
何せ慣れない土地なので道が解らず・・・
幸村様自信がご案内してくださるとおっしゃるが
幸村様には道案内をさせるなど申し訳なく思い佐助殿に案内を頼みたいのですよ」
確かに信玄の右腕であり右腕である幸村に道案内をさせるなど
回りから立場を弁えろと言われてもおかしくないだろう。
だが
「・・・・・・解りました。ではこの猿飛佐助が上田の城下を隅々までご案内しましょう」
かすが凌辱17