大熊はみたらし団子を一つ手に取ると一口頬張り
茶で流し込み、ほう・・・と息をつき
茶で流し込み、ほう・・・と息をつき
「佐助殿は猫は好きですか?」
「え?」
何を言い出すかと思えば・・・
「まぁ・・・嫌いじゃないですけど」
「そうですか。私の部下は猫が大好きでして毎日撫でているんですよ。
そういえば中国地方の毛利元就も毛並みの良いのを2匹飼われているとか・・・」
「は・・・はぁ・・・」
話が見えない。
何故突然猫の話題なるのか・・・
・・・だが・・・"猫"?
妙に引っ掛かるその単語を気にかけながらも大熊は話しを続けた。
「私は先日お館様に提案したんですよ。
士気向上の為にも我が軍でも猫を飼わないかと、
お館様は良い猫がいるならと承諾してくださいました」
「え?」
何を言い出すかと思えば・・・
「まぁ・・・嫌いじゃないですけど」
「そうですか。私の部下は猫が大好きでして毎日撫でているんですよ。
そういえば中国地方の毛利元就も毛並みの良いのを2匹飼われているとか・・・」
「は・・・はぁ・・・」
話が見えない。
何故突然猫の話題なるのか・・・
・・・だが・・・"猫"?
妙に引っ掛かるその単語を気にかけながらも大熊は話しを続けた。
「私は先日お館様に提案したんですよ。
士気向上の為にも我が軍でも猫を飼わないかと、
お館様は良い猫がいるならと承諾してくださいました」
・・・"猫"で士気向上・・・?
・・・猫という単語の示す意味とこれから大熊が
何を言わんとしてるのか長年の感で
この話しがろくな話しではない事を察した。
何を言わんとしてるのか長年の感で
この話しがろくな話しではない事を察した。
大熊は湯飲みを置き面と向かって




