戦国BASARA/エロパロ保管庫

利家×まつ8

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「ふぁ……」
唇を離したときには、まつの頭は酸欠と情火のためにぼーっと霞がかっていた。
深呼吸をするたびに胸が上下する。
その動きはふいごで炎に風を送ることに酷似していた。息をするごとに
内部で揺らぐ炎の赤い焔心が勢いを増す。
まつは利家の首筋に唇を当てた。
強く脈動する頚動脈を探りだし、そこを食むように口を動かす。
耳元で利家が呻くように息を吐き出し、片手をまつの着物の裾の中に滑り込ませてきた。
肘を撫で上げ、二の腕を揉まれる。
まつは切ない吐息とくぐもった喘ぎを、利家の首へ吹きかけた。
「んっ……」
利家の手が腋の下に伸び、押し上げるように動いた。
そのまま胸に触れて欲しいと思うが、意に反して利家はまつの背中を撫でる。
肩甲骨や背骨の線をなぞるような手の動きに焦れったさがこみ上げてき、まつは
小さく首を振った。
ほとんど無意識に、彼女は仰向けになっていた。
下敷きになった利家の骨ばった手が、背中と布団の間でもがく。まつは背中を浮かせた。
開放された手をまつの肩に置いて、利家がこちらをじっと見つめてくる。
夫の顔は少し上気していた。
だが、自分はもっと興奮した顔を利家に向けているのだろう。
火照った体をまつは持て余していた。
「犬千代さま」
名を呼んで、まつは所在なげに広がっていた自分の腕を利家の首に巻きつけ、
ごく微弱な力を込めた。
利家の顔がまつの首をめがけて沈む。
舌が首筋を這い回る気配にまつは声を上げた。
首筋からうなじへ、うなじから耳たぶへと利家の口が熱心に動きまわる。
ときどき夫の口から漏れる、
「まつ……」
という低い呼び声が、まつを蕩けさせた。
利家の手がいつ自分の着物の帯を解き脱がせたのか気づかないほど、まつは
乱れていた。
利家と諍いを起こしたせいなのか、それとも幼少の頃を思い出したことが原因なのか、
媚薬を盛られたかのように敏感になっている自分の体に、まつは喘ぐことしかできない。
利家×まつ9

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