涼風のような微笑に、元就は自分の心が温もりで満たされていくのを覚えた。
少しだけ困ったように眉根を下げた元就は、再び元親に近付くと彼女の身体を抱き締める。
「その背負うものの中に…貴様も入っている、と言っても良いのか」
「え…わ、私?重いと思うけど…」
「馬鹿者、ものの喩えだ。だが、いざとなれば背負う自信はある」
「普段、頭脳労働の人が急に無理をすると、足腰痛めるよ…?」
「……もういい、黙れ。後は、貴様の身体と話をする」
少しだけ困ったように眉根を下げた元就は、再び元親に近付くと彼女の身体を抱き締める。
「その背負うものの中に…貴様も入っている、と言っても良いのか」
「え…わ、私?重いと思うけど…」
「馬鹿者、ものの喩えだ。だが、いざとなれば背負う自信はある」
「普段、頭脳労働の人が急に無理をすると、足腰痛めるよ…?」
「……もういい、黙れ。後は、貴様の身体と話をする」
自ら話を振った事はしっかり棚に上げると、元就は元親の唇を塞いだ。
おずおずと舌を絡め返してくる元親を、愛しく思ってしまう自分が滑稽で、それでも満更ではないと感じていた。
ひと筋の銀糸を引きつつ、名残惜しそうに唇を離した元就は、身体をずらすと、既に相当の張りと角度を保っていた己の欲望を、元親の膣にあてがった。
「くうぅっ!」
亀頭が入り込んだ瞬間、元親から悲鳴が上がる。
痛いのだろう、歯を食いしばって必死に耐えているが、それによって元親の身体に不用意な力が篭り、不自然な締め付けを受ける元就も僅かに顔を歪めた。
「力を抜け」
「…っ…ぅ、ぅん……ひぅぅっ!」
元就に促され、懸命に脱力を試みようとする元親だが、一向に身体はいう事を聞いてはくれず、しまいには情けなくて涙が零れて来た。
おずおずと舌を絡め返してくる元親を、愛しく思ってしまう自分が滑稽で、それでも満更ではないと感じていた。
ひと筋の銀糸を引きつつ、名残惜しそうに唇を離した元就は、身体をずらすと、既に相当の張りと角度を保っていた己の欲望を、元親の膣にあてがった。
「くうぅっ!」
亀頭が入り込んだ瞬間、元親から悲鳴が上がる。
痛いのだろう、歯を食いしばって必死に耐えているが、それによって元親の身体に不用意な力が篭り、不自然な締め付けを受ける元就も僅かに顔を歪めた。
「力を抜け」
「…っ…ぅ、ぅん……ひぅぅっ!」
元就に促され、懸命に脱力を試みようとする元親だが、一向に身体はいう事を聞いてはくれず、しまいには情けなくて涙が零れて来た。
(普通の女性でも耐えられる事なのに…ひょっとして私、女として欠陥品なんじゃ…!?)
局部と、それ以上の心の痛みに泣き続けている元親の頭を軽く抱き込むと、元就は優しく囁いた。
「もし貴様が『まち針』なら、我の指すら入ってはおらぬ」
「…っ…でも……」
「良いか。息を吸って、吐く時に数回に分けてみろ」
潤んだ瞳を向けてくる元親に、元就は小さく頷く。
耳元で自分の名を呼び続ける元就の声に合わせるかのように、元親は、言われた通りに深呼吸を繰り返した。
やがて、元親が幾度目かの息を吐き出し、身体の強張りが緩み始めた瞬間。
「もし貴様が『まち針』なら、我の指すら入ってはおらぬ」
「…っ…でも……」
「良いか。息を吸って、吐く時に数回に分けてみろ」
潤んだ瞳を向けてくる元親に、元就は小さく頷く。
耳元で自分の名を呼び続ける元就の声に合わせるかのように、元親は、言われた通りに深呼吸を繰り返した。
やがて、元親が幾度目かの息を吐き出し、身体の強張りが緩み始めた瞬間。
「──あぁーっ……!」
硬く、熱い元就の楔を打ち込まれた元親は、叫びと共に大きく背を仰け反らせた。




