戦国BASARA/エロパロ保管庫

激5

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bsr_e

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だれでも歓迎! 編集
その夜は、秋の気配を色濃く感じる夜だった。
虫の音が庭から聞こえ、見事な満月の月光が城を照らす。
幸村の自室の障子越しに佐助は声をかけた。
それに応え障子が開けられると、
主はそろそろ就寝しようとしていたらしく部屋に布団が敷いてある。
好都合だ。佐助は内心ほくそ笑んだ。
「どうした、佐助。今日は天井裏からではないのだな」
「ま、ね。添い寝してあげるのに天井裏からじゃ汚いでしょ」
「そ、添い寝?!おっ俺はまだ怖い夢は見ていないぞっ」
「ガキか、アンタ」
がくっと首を落として嘆息するが、気を取り直して佐助は言った。
「そういう添い寝じゃないよ、旦那。夜伽だよ」
「久々に寝物語でもしてくれるのか」
おとぎ話でもするのだと思っているようだが、佐助は意味をねじ曲げると妖艶に笑う。
「ま・・・旦那に余裕があればだけど、それは後でね」
廊下から一歩進み、敷居をまたぐと後ろ手に障子を閉める。
月光が障子で和らぎ、仄かに室内を照らした。


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