戦国BASARA/エロパロ保管庫

武田軍×上杉軍3

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匿名ユーザー

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「待て待て、お前達はどこへ行く気じゃ」
「ああ、俺たちは下流の方で待ってますから」

「…おまえたちも、いっしょにつかりませんか」
自分達だけで楽しむのには贅沢すぎる、と忍び達を引き留める。
「ああ、そうじゃな、おヌシらも少しは身体を休めた方がいい」

「…お気遣いは嬉しいですけど、遠慮しときますよ。」
「私達のことはどうか構わずに」
せっかくの誘いですが、と忍び達はつつしんで辞退する。

「ま、そう固いことを言うな」
「…ゆにつかるも、さかずきをかわすも、おおぜいのほうがたのしいものですよ」
謙信は、四人入るにはそう広くない場所を空けて信玄の真横に座り直す。

「いやぁ…その、二人きりでないと、ゆっくりできないでしょ」
頭をポリポリとかきながら、佐助が言いにくそうに答える
「できない?…とは、こういう事か」
信玄が謙信を引き寄せ、二人羽織りのような格好で胸の下に腕を巻きつけて
抱きしめる。
「…ああ、そういうことですか」
困ったような顔でくすくすと謙信が笑う。
「(裸になっちまうと開放的になんのかねぇ)…そこまで言わせないでくださいよ。
まぁとにかく、邪魔者はとっとと退散ってことで」
ふたりの忍びは丁寧に膝を付いて一礼し、くるりと背を向けた。

その瞬間背後からぱしゃあっと湯のしぶきが飛んでくる。とっさに飛び退いたが
間に合わず、服が濡れてしまった。
「もー!何やってんですか、あんたらは!」
おもわぬ子供じみた不意打ちに、佐助らは呆れながら振り向く。
「おまえらという奴は…、余計な気を利かせ過ぎじゃ」
「ふたりともおいでなさい、はやく」
うんと言うまで止めない、とばかりにお湯をぱしゃぱしゃと浴びせる。
「わ、わっ!ちょっと、勘弁してくださいって」
「なんて、大人げのない…!」

(やれやれ、困ったお方達だ)
(はぁ、まったくだな…)
せっかくの計らいなのに、この主たちときたら…、骨折りの割には少々がっかりする。
しかし、彼らが自分達にそこまで気を許してくれているというのは、忍びにとって
この上なく嬉しいことであるのは確かだ。お互いによき主君に恵まれた幸せを密かに
かみしめる。

「(そんじゃ、お言葉に甘えて)…毎度毎度、忍び使いの荒いこってすねぇ!」
「ふふ、そこまでおっしゃるのなら」
わざと、しぶしぶつき合うといったふうを装って返答する。
濡れた装束を脱ぎ、大きく平らな岩の上に干すように置いてから
「失礼しますよ」
主たちの待つ湯の中に加わった。

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