浅井の女城主・長政が織田家の男子を入り婿として迎えたのはほんの一月ほど前の事である。
女だてらに長剣を振り回す男勝りな長政と、武の腕は立つもののどこか柔和ではかな気な婿・市は
周囲の人間からは似合いの夫婦と持てはやされた。賞賛と揶揄、両方の意味で。
お互い長身、同じくらいの背丈で髪質も漆黒・直毛と引き締まった痩躯。
似通った外見と、男女が入れ替わったような雰囲気はあたかも双子か対の人形かといった風情。
その上、妻である長政の方が勝気で発言量も多く、
男の市が「はい、長政様」と後をついて歩く有様なのだから家臣らはどちらが夫なのかわからぬと失笑していた。
女だてらに長剣を振り回す男勝りな長政と、武の腕は立つもののどこか柔和ではかな気な婿・市は
周囲の人間からは似合いの夫婦と持てはやされた。賞賛と揶揄、両方の意味で。
お互い長身、同じくらいの背丈で髪質も漆黒・直毛と引き締まった痩躯。
似通った外見と、男女が入れ替わったような雰囲気はあたかも双子か対の人形かといった風情。
その上、妻である長政の方が勝気で発言量も多く、
男の市が「はい、長政様」と後をついて歩く有様なのだから家臣らはどちらが夫なのかわからぬと失笑していた。
そんな二人であったが、一度閨での姿を見れば「どちらが夫なのか」などという意見は意味の無いものと成るだろう。
褥の上の市は、普段の大人しさはどこへやら、妻の体を貪りつくそうとする獣のように豹変するのだから。
市の性の技巧は激しくけれど繊細で、結婚するまで純潔を保っていた長政の体をあっという間に娼婦のそれに近づけた。
夫に抱かれる長政は、始めの内こそ「度を過ぎた行為は理に反する」などと抵抗するが、それもすぐ終わる。
市の手や口、舌、男根と、信じられぬ事に幽界から呼び寄せたという触手状の死者の手までで苛まれ、
長政の意識は快楽に溶けてしまう。
凛々しさは欠片もなくなり、代わりに長政に残されるのはせいぜい追い詰められる兎の可憐さでもって
夫の雄をそうとは気付かずに煽るばかりのしどけない仕草だ。
褥の上の市は、普段の大人しさはどこへやら、妻の体を貪りつくそうとする獣のように豹変するのだから。
市の性の技巧は激しくけれど繊細で、結婚するまで純潔を保っていた長政の体をあっという間に娼婦のそれに近づけた。
夫に抱かれる長政は、始めの内こそ「度を過ぎた行為は理に反する」などと抵抗するが、それもすぐ終わる。
市の手や口、舌、男根と、信じられぬ事に幽界から呼び寄せたという触手状の死者の手までで苛まれ、
長政の意識は快楽に溶けてしまう。
凛々しさは欠片もなくなり、代わりに長政に残されるのはせいぜい追い詰められる兎の可憐さでもって
夫の雄をそうとは気付かずに煽るばかりのしどけない仕草だ。
今日もそうして市に抱かれ乱れているところに、義兄の信長が入り込んできたのだからたまらない。
幾らなんでも夫が庇ってくれると信じていたが、そんな長政の希望はあっさり破かれる。
「市~ぃ、女とはこのように責めるものよ!よく見ておけぇぇぇえい」
とねばちっこいエコーのきいたアなゴ声で近づき、慌てている間に口内にすっかりいきり起った肉棒をねじ込まれた。
そのまま後頭部を鷲掴みにされ、激しく唇でしごくことを強要される。
目線で市に助けを求めると、夫は楽しそうに笑ってる。
「どう?にいさまの、おっきくて素敵でしょ?」
大きいのは確かに嫌というほどだが、素敵などとそんな訳あるものかと睨む。
だがそれはかえって兄弟の加虐性を刺激するだけだった。
「長政様……可愛いv」
「ハハハ余は気の強い女を調教するのが好きなのだ」
「にいさまそれ蔵ウザーⅡ世」
妙に和やかな雰囲気の市と信長に上下からガンガンと責め立てられ、長政の脳髄はもう理性を保てない。
唇から、己が唾液と混ざって義兄の先走り液がたらたらと溢れ、顎を伝い鎖骨まで汚していく。
その、淫らな液体が流れる感触まで長政の性感を刺激して、更に追い詰められる。
(もう、もう…だめだ…っ!)
長政の愛液でぐちゃぐちゃの性器が、きゅうっと一際強く中の男根を締め付けた。
「あ、長政様、イっちゃいそうだね」
それを合図に男たちの動きが頂上を目指す為に更に小刻みに激しくなる。
粘る水音と肉の打ち合う音に混じって、長政の鼻にかかった甘い喘ぎが漏れ出る。
その声が一瞬止まって、その次の深く腹から吐き出された呼気と共に、三人は同時に絶頂を迎えた。
幾らなんでも夫が庇ってくれると信じていたが、そんな長政の希望はあっさり破かれる。
「市~ぃ、女とはこのように責めるものよ!よく見ておけぇぇぇえい」
とねばちっこいエコーのきいたアなゴ声で近づき、慌てている間に口内にすっかりいきり起った肉棒をねじ込まれた。
そのまま後頭部を鷲掴みにされ、激しく唇でしごくことを強要される。
目線で市に助けを求めると、夫は楽しそうに笑ってる。
「どう?にいさまの、おっきくて素敵でしょ?」
大きいのは確かに嫌というほどだが、素敵などとそんな訳あるものかと睨む。
だがそれはかえって兄弟の加虐性を刺激するだけだった。
「長政様……可愛いv」
「ハハハ余は気の強い女を調教するのが好きなのだ」
「にいさまそれ蔵ウザーⅡ世」
妙に和やかな雰囲気の市と信長に上下からガンガンと責め立てられ、長政の脳髄はもう理性を保てない。
唇から、己が唾液と混ざって義兄の先走り液がたらたらと溢れ、顎を伝い鎖骨まで汚していく。
その、淫らな液体が流れる感触まで長政の性感を刺激して、更に追い詰められる。
(もう、もう…だめだ…っ!)
長政の愛液でぐちゃぐちゃの性器が、きゅうっと一際強く中の男根を締め付けた。
「あ、長政様、イっちゃいそうだね」
それを合図に男たちの動きが頂上を目指す為に更に小刻みに激しくなる。
粘る水音と肉の打ち合う音に混じって、長政の鼻にかかった甘い喘ぎが漏れ出る。
その声が一瞬止まって、その次の深く腹から吐き出された呼気と共に、三人は同時に絶頂を迎えた。




