戦国BASARA/エロパロ保管庫

島津←女顕如3

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けんにょ君の金の力で悪趣味さを増したザビー城。
その奥で鬼島津は酔っていた。
戦国最強の死を悼んでいるのだ。
「ぬぁーにを泣いておるか!あんなもん、金の力でいっくらでも修理できるわ!」
やりきれない怒り。
けんにょ君は思いっきり鬼島津の徳利を蹴り飛ばした。
「お、なにしよっと?」
驚く鬼島津。

そうだ、島津は儂の思いなどこれっぽちも知らんのだ…

けんにょ君は愕然として鬼島津に背を向けた。
恋敵を直したい訳じゃない。
惚れた鬼島津に泣いてほしくない……それだけじゃあ……
だが、鬼島津はけんにょ君が倒れてもヤケ酒はしない。
「愛が……渦巻いておる……」
儂の胸の中で。
やはり儂には金、そして自分の筋肉しかないわい。
慣れておったことじゃあああ!

「待ちんしゃい」

ぱあっと振り向いたけんにょ君を、徳利が襲う。
「げふうぅっ!?」
「島津の押し攻め、食らうがよか!」
チェストチェストまたチェスト。
為すすべもなく倒れる本田の姿を思い出す。
ああ、これが愛しい鬼島津の、攻め…
なんと熱いチェストじゃあ…
吹き出す鼻血。暗くなる視界。
「手抜きか? 弱えど!」
「ぬぁーにおぅっ」
繰り出されるけんにょ君愛のカウンターパンチ。
パンチにあんまり関係ないけど日課の腹筋三千回は伊達じゃない。
「ほーれ、全力でかかってこんかい!」
 鬼島津の髭が踊る。
けんにょ君の腹筋が唸る。
「好きじゃあああああ!」
「せからしかーっ!」

けんにょ君は島津の六進に沈んだ。
「それでこそ…儂の惚れた男よ…」

倒れたけんにょ君を見つめる鬼島津。
やがてその体を姫抱きに持ち上げ、鬼島津はザビー城の奥へと消えていった。



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