携帯から失礼します。
この間小説投下した950です。今度は小十郎×まつを投下させて頂きます。
この間小説投下した950です。今度は小十郎×まつを投下させて頂きます。
・BH利家ストーリーネタバレあり
・どちらかというと小十郎→まつ
・性描写はありますが非常に中途半端です
・小十郎が少しヘタレ
以上の事を踏まえてお願いします。苦手な方はスルーして下さい。
・どちらかというと小十郎→まつ
・性描写はありますが非常に中途半端です
・小十郎が少しヘタレ
以上の事を踏まえてお願いします。苦手な方はスルーして下さい。
「チッ!降って来やがったか」
小十郎は雨が降る空を睨み呟いた。
彼は所用で奥州から離れていた。その用事も一段落着いて今から奥州に戻るというのに…。
急いで馬をとばし帰りを急ぐ。しかし小雨からどしゃ降りに変わってしまった。これ以上移動するのは危険だと判断した小十郎は近くに雨宿りできる場所がないか辺りを探す事にした。
「んっ?あそこに小屋があるな。行ってみるか」
不幸中の幸いだろうか。小さな農小屋を発見する。小十郎は馬を近くの木に繋ぎ小屋の中へと入る。そこには…
小十郎は雨が降る空を睨み呟いた。
彼は所用で奥州から離れていた。その用事も一段落着いて今から奥州に戻るというのに…。
急いで馬をとばし帰りを急ぐ。しかし小雨からどしゃ降りに変わってしまった。これ以上移動するのは危険だと判断した小十郎は近くに雨宿りできる場所がないか辺りを探す事にした。
「んっ?あそこに小屋があるな。行ってみるか」
不幸中の幸いだろうか。小さな農小屋を発見する。小十郎は馬を近くの木に繋ぎ小屋の中へと入る。そこには…
「おや?貴方は確か…」
先客がいた。しかも見たことのある女である。
「あんたは…前田のところの奥方じゃねえか」
「はい。まつにござりまする」
そう言うとまつはお辞儀をした。彼女とは一度面識がある。だいぶ前に小十郎の作った野菜目当てでまつとその夫利家が戦を仕掛けてきたのだ。あの時彼女らの食に対する執念は尋常ではなかった。呆れを通り越して寧ろ感心したのを今でも覚えている。
「まあ。だいぶ濡れておりまする。どうぞ、こちらに火をおこしてますのであったまって下さいまし」
そう言うとまつは小十郎の手を引き、中心につけられた火の近くへと案内した
「なぜあんたがここに?旦那も一緒じゃねえのか?」
「それはかくかくしかじか…」
聞けばまつは最北端にいるいつきに料理を教える為にここまで来たのだという。
いつきは小十郎も知っていたがまつといつきに接点があるのは初耳だった。
「…で、その帰りに俺と同じく雨に降られて雨宿りというわけか」
「はい、その通りでございます」
小屋の隅を見るとそこにはまつがいつきに料理を教えたお礼としていつきからもらった米、酒など食料がどっさり積まれていた。こんなにある食料を今まで一人で持ち運べているのが流石といったところか。
先客がいた。しかも見たことのある女である。
「あんたは…前田のところの奥方じゃねえか」
「はい。まつにござりまする」
そう言うとまつはお辞儀をした。彼女とは一度面識がある。だいぶ前に小十郎の作った野菜目当てでまつとその夫利家が戦を仕掛けてきたのだ。あの時彼女らの食に対する執念は尋常ではなかった。呆れを通り越して寧ろ感心したのを今でも覚えている。
「まあ。だいぶ濡れておりまする。どうぞ、こちらに火をおこしてますのであったまって下さいまし」
そう言うとまつは小十郎の手を引き、中心につけられた火の近くへと案内した
「なぜあんたがここに?旦那も一緒じゃねえのか?」
「それはかくかくしかじか…」
聞けばまつは最北端にいるいつきに料理を教える為にここまで来たのだという。
いつきは小十郎も知っていたがまつといつきに接点があるのは初耳だった。
「…で、その帰りに俺と同じく雨に降られて雨宿りというわけか」
「はい、その通りでございます」
小屋の隅を見るとそこにはまつがいつきに料理を教えたお礼としていつきからもらった米、酒など食料がどっさり積まれていた。こんなにある食料を今まで一人で持ち運べているのが流石といったところか。