2010.8.12 09:12
国際労働機関(ILO)は12日、金融危機の影響で15~24歳の若年層の失業者が2009年末の時点で世界で8070万人に上ったとの推計を発表した。金融危機前の07年から780万人増えた。増加分の半数近くが先進国だった。
就職経験の乏しさなどから他の年齢層に比べ失業率が高くなるとみられる。ILOは犯罪率の増加や親世代の負担増など、経済全体への影響を指摘し、各国政府に若年層向けの雇用対策の強化を訴えている。
若年層の失業率は07年は11・9%、09年は13・0%だった。金融危機が深刻化した08年には、全体の失業率が5・8%だったのに対し、若年層は2倍以上の12・1%となった。今年も13・1%の見通しで、来年は12・7%と小幅に改善するものの、依然として高止まりするという。(共同)