2010.9.28 15:22
民間企業に勤める人が平成21年の1年間に受け取った平均給与は406万円で、前年を23万7000円(5・5%)下回り、下落幅、下落率とも過去最大となったことが28日、国税庁の民間給与実態統計調査で分かった。平均給与額は9年の467万3000円をピークに減少に転じ、今回は元年の402万円に次ぐ低水準となった。
長引く景気低迷を背景に平均賞与が前年比13・2%の大幅減となったほか、勤続年数の長い高所得者層の減少が平均給与額を押し下げたとみられる。
調査結果によると、1年間を通じて勤務した給与所得者は前年比82万人(1・8%)減の4506万人、給与総額は14兆1925億円(7・2%)減の182兆8745億円で、いずれも過去最大の減少幅となった。
平均給与の内訳は、給料・手当が350万円(15万3000円減)、平均賞与は56万円(8万5000円減)。男女別の平均給与は男性が500万円、女性が263万円、平均賞与は男性71万円、女性33万円だった。
業種別の平均給与は電気・ガス・熱供給・水道業が630万円でトップ。最下位は宿泊業・飲食サービス業の241万円だった。