LaSt wAr【光明】編 第四章 第1話 過去ログ

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ヴィクター「(クククと小さく笑う)…分かった。」
ダークネス「それとこれとは話が違います。今回貴方が使用した駒は低級でしたので『あの方』からのお許しを頂きましたが、以後は『あの方』の許可なく使用することを禁じます。」
ヴィクター「そういうお前も、あの者の駒の一つだろう?(ダークネスの方へは振り向かず、フッと軽蔑するように笑みを零す)」
ダークネス「感心しませんね…(奥側から顔を出す)身勝手に『あのお方』の貴重な駒を使われては。」
ヴィクター「大きな被害を与えることなく消えたか…まあいい。手駒はいくらでもあるのだから。」

闇の異次元にて―――

リオ「……(力が抜けて倒れる)……ハハッ腰が抜けちゃったよ…。こんなんじゃまだまだ……だよね…… 」
AS「・・・(こちらもそっと会釈する)・・・これからも人は虐げられるのだろうか。(右ストレートで空間を砕き、そこに入っていった) 」
狗山「(会釈) 」
AS「・・・やはり、こいつは只のルイージではなかったようだ・・・。(ミラージュブレイドを納刀する)・・・(狗山の居る方向へ目を向ける・・・) 」
リオ「ヒュンヒュン……パシッ(虚空を片手で受け止め火を払う)………影は主の背を追う宿命にある、覚えときな 」
ルイージ「 しまっ――――――アガガガガガガガガガガッッッ!!!!!!グワアアァァァアアアーーーーッッ……!!!!!――――――――ナゼ…ダイ… ……ニイサン……サアアァァァァ………(身体が灰色の砂となっていき、やがて何処かへ吹かれ消滅した) 」

狗山「……。(私以外にも超能力を持っている…連中…4人以上もいたのか。素晴らしい発見だが、程度が低くてあきれ返る。今の今更戯言を聞くハメになるとはな…。)スッ(血だらけの財布をふところにしまう)(やっと“友達”ができそうな予感がしたのだがな。)(ASやルイージの周りで発生する超常現象を観察している) 」
AS「(水纏った掌を掴む)・・・せめて、安らかに眠れ・・・。(そしてその水を纏った掌に今までの電流とは比べ物にならない電圧の電撃を流す) 」
シャドーマン(リオ)「ズバンッ!! ブワアァァ…ッ!!(投げ飛ばされた虚空で真っ二つにされると、切断された個所が燃焼し…やがて完全に消滅した) 」
ルイージ「 アガガ…ガァッ…アアアアアァァァァァーーーッッ!!!!(血走った眼になり、両手に再び水が纏われる)おらおらおらおらぁッ!!!!!(水を纏った掌による強烈な突きを繰り出そうとする) 」
リオ「させるか!(いっきにシャドーマンに駆け寄り顔面を蹴り上げ吹っ飛ばす)これで……どうだッ!!(発火した虚空をシャドーマンに向かって回転させて投げる) 」
狗山「“殺し”は『ダメ』 “社会的に復帰不可能になるまで嬲る”のは『ヨシ』 大丈夫か、頭の方は。私が言えたことではないが…(女性ものの血だらけの財布を持っている)(まるで中坊が休み時間に話し合っているような論題だな…大人の世界はもうちょっと難しいのだぜ?) 」
AS「・・・既に、亡者か・・・(特大火球をミラージュブレイドで全て弾き返す) 」
シャドーマン(リオ)「!!??(両足を切断され、地面にうつ伏せに倒れ込む)シュワアァァ…(しかし両足が再生されようとしている)」
リオ「ガッ(とっさに左手の甲で回し蹴りを受け止め、右手の虚空でシャドーマンの足を切り裂く)ゼェ…ゼェ…結構キツイよな…!」
ルイージ「 ぐあ…ッ…!!止めろ……ヤメロ…ォ…ッ!!イタクナイ…クルシクナイ……ボクハ、ナカナカイ…―――――アアアァァァァァアアアアアアアッッッッ!!!!!!(両の掌から闇色の特大火球を生み出し、それを何発も放っていく) 」
シャドーマン(リオ)「ダダンッ!!(DEATHが消滅すると同時に跳躍し、リオに目がけ回し蹴りを繰り出そうとする) 」
AS「・・・こいつ、もしや・・・(ルイージそのものの空間を更に切り裂く) 」
DEATH「ザンッ!! ……!!(居合い斬りをまともに受け、真っ二つに切断されて消滅する) 」
リオ「(うっそ!まさかの三体一!?ええいどうにでもなれ!!)クリムゾン!!(標的をDEATHに変更し黄金に輝く虚空で居合い斬り) 」
ルイージ「 なんだ―――――ぎゃあああぁぁぁあああ~~~~ッ!!!!(切り裂かれた個所から噴出したのは血ではなく、黒い霧であった) 」
狗山「 『命というのはどのような理由があっても奪ってはいけない・・・。』そうかな。私はそうは思わない。(建物の壁に寄りかかり、闘争を見ている) 」
AS「お前はいつ「俺が逃げた」と錯覚した?(ルイージそのものの空間を切り裂き、そこから出てくる、体の一部が欠けるのと同じでとても痛い) 」
シャドーマン(リオ)「ダッ!!(DEATHに続きリオに襲い掛かる) 」
DEATH「(魔法陣から姿を現したのは八本の腕を持つ死神。それぞれの腕は鎌と一体化している)……ブオンッ!!(その8本の鎌を構え、リオに襲い掛かる) 」
ルイージ「 逃げたか…まあいいさ、その内にこっちを殺しとくから。(リオの方に向き、掌を構える) 」
リオ「(火球を虚空で受け止め、刀身に纏った炎の火力を上げる)奇襲には正直驚いたね……この代償は高く付くよ!(鞘こそ無いが抜刀術の構えを取る) 」
AS「・・・愚かな手よ。(自らの空間を切り裂き、少しのダメージを負う代わりに空間の中へ逃げ込む) 」
ルイージ「 ……(ちらっとリオの方を見る)…召喚魔法発動!!『DEATH』!!!(再び魔法陣を出現させる) 」
ルイージ「 クハハハ!!馬鹿めー!そして死ねッ!!!(対象であるASを結界に閉じ込め、超能力で粉砕することで大打撃を与える) 」

AS「頭を・・・冷やせ。(そしてルイージの真上に現れ、真上から雷を落とす) 」

バシュンッ!!!!(ASの雷により巨大な竜巻が相殺された)

シャドーマン(リオ)「ズオッ!(突然建物の屋上から出現し、リオの頭上に目がけ踵落としを繰り出そうとする) 」
ルイージ「 ―――――!!二度も同じ手が通じるかよッ!!(ルイージサイクロンを繰り出すことでASの手を振り払い、電撃から免れる)……吹き飛べ…消し飛べッ!!(ルイージサイクロンで高速回転をかけ、巨大な竜巻を生み出しあらゆるものを吹き飛ばしていく) 」
リオ「ブレイジングセイb……逃げた!?…どーしよ、あの姿で悪さされると困るしな(ASとルイージをチラ見)術者を倒せば消滅するのかな? 」
AS「復讐だけで殺すな・・・命というのはどのような理由があっても奪ってはいけない・・・。(掴みあげた所で、強烈な魔力の電流を流す) 」
ルイージ「 ぐわっ!いでっ!あだだだ…ッ!!(多くの斬撃を喰らい、掴みあげられる) 」
シャドーマン(リオ)「……ダッ(いきなりリオの目の前から逃げ出し、曲がり角の方へと駆け出す) 」
AS「(ルイージに斬りかかる瞬間、ルイージの真上と左右から更にASが現れ斬りつけた瞬間に消滅して背後からASが現れて掴みあげる) 」
リオ「やろ……始末が悪い奴だなぁ(虚空の刀身に手を翳し沿うように水平に動かし火を灯す) 」
ルイージ「 ――――!(歪んだASを見て) 」
AS「(建物に瞬間的に受身を取って衝撃を押さえ込む)・・・普通ではないな、何かが影響しているか・・・。(建物の壁を蹴り、ルイージに飛び掛る・・・ASの体が歪んだ) 」
シャドーマン(リオ)「ザンッ!! !!?(首を切断され、頭が吹き飛ぶ)……グニュン…(切断された個所から頭が生え治り、再び身構える) 」
リオ「うりゃッ!!(虚空を円を描くように振り回し電流を弾く)僕を模したつもりなら、派手な花火を用意してくるんだな!(シャドーマンの首筋に斬りかかる) 」
AS「(電撃波をミラージュブレイドでなぎ払い防ぐ)俺はもうお兄さんという年ではないぞ・・・。 」
ルイージ「 ぐ…ッ…!?(地面に叩きつけられるが…)…っさいなぁ!!(ASの首を掴み、凄まじい腕力を利用し建物に叩きつける。力量は通常のルイージと比較できない)お前をズタズタに壊してやる。一生生きる夢も追わせないようにね!! 」
シャドーマン(リオ)「バリバリバリバリ…ッ!!(両の掌から電撃が迸り、リオに向けて電撃波を解き放つ) 」
AS「お前は少し・・・頭を冷やせ。(吹き飛んだ先に現れ、ルイージを掴んで地面に叩きつける) 」
リオ「(うっわ……僕の分身?…のっぺらぼうなのが残念だな…)どなたかは存じませんが、ありがたく使わせて貰いますよ!(太刀を両手で握り構える) 」

太刀は、スラリと抜けた・・・「虚空」と鞘に刻まれていた。

手紙「力無き者に力を、強きを挫き弱きを救え・・・善の道を行くものに太陽の導きを、俊。(と刻まれていた・・・。)
シャドーマン「ズ、ズズズ…(魔法陣から姿を現したのは…リオの姿を模した影の生き物であった) 」
リオ「ゲッ……なんかけしかけてきたな?ここはアレだ…素直に避ける!(太刀を引き抜き魔方陣からステップを踏んで離れる) 」
ルイージ「 君に僕は殺せない、僕が君たちを殺すから。ぐふッ!(ダメージこそはないもののASに吹き飛ばされる) 」
リオ「やるなあのオニーサン!!(AS)……えーっと、なにこれこわい(恐る恐る手紙を読んでみる) 」
ルイージ「 こんなしみったれた世界はもう嫌だ!全部ぶち壊してやる!みんな殺してやる!!召喚魔法発動!!『シャドーマン』!!(リオに掌を向け、そこから魔法陣を出現させる) 」
AS「(左腕でルイージの拳を押さえ込む)お前にはもっとやるべき事がある筈だ・・・(押さえ込んだ所を素早くクロスカウンターパンチ) 」

太刀には一つの手紙が結ばれていた・・・

ルイージ「 うわっ!(投げられるが建物の壁に足をつけ、反動を和らげる)ダンッ!!(壁を蹴ってASを殴り飛ばす) 」
リオ「あらら…一筋縄で行かないね、どーも!って危なッ!?……た、太刀…かな? 」
AS「遅い・・・(ルイージの背後に現れる)復讐に駆られるな・・・(ルイージを掴み上げ、ぶん投げる) 」
ルイージ「 ゴインッ!!(鉄の棘がルイージに直撃した途端鈍い音が響く)皆殺しだよ。ボクはみんなを許さない、絶対にね…ッ!!(先程展開されたシールドが持続されている) 」

ブォンブォンブォンッ・・・ザクッ!!(リオの隣に一本の太刀が飛んできて地面に突き刺さる)

ルイージ「 グニュン…(両手に水が纏われる)ハハハッ!無駄さ。(水滴を飛ばし念力を相殺)」
AS「・・・お前に俺は殺せない、殺させはしない・・・!(ルイージに根元に丸い穴がついた一本の鉄の棘を見えない速度で投げる) 」
リオ「アンデッド系か…?だったらこいつでどうだッ!!(ルイージに高熱を帯びた念力を飛ばす) 」

ヴィクター「ククク……ならば抗ってみせよ。お前たちの偽善の思いが、我の思いを越えるかどうか…ッ!!バッ!!(マントを広げ、展開した異次元の穴へと消え失せる) 」

ビシャァッ・・・。(塩水がルイージの周囲に弾かれる)

ルイージ「 グググ……(両手をクロスさせる)んはぁッ!!(超強力なシールドを展開し塩水を弾く)まずはお前から血祭りに上げてやんよ。(ASを指す) 」
AS「(ルイージの真上に塩水の幻影を出し実体化させ塩水を浴びせる)」
リオ「確かに、人間はそんな輩が多い……けれど、そんな輩のために真っ直ぐに生きる人達まで滅ぼされなけれはならないっていうのは納得いかない。こいつのやってる事は、ただの破壊だ……(万一に備え掌に火球を構える) 」
ルイージ「 …ムク……(先程電撃を浴びて死亡したルイージが起き上がり、それからヴィクターに向けて撃たれたワイヤーガンを手刀で弾き落とす)……お前も酷い奴だ。殺す、コロシテヤル… 」

AS「・・・同じ過ちは何者にもさせない。(ミラージュブレイドを構え、突進する・・・と見せかけてヴィクターにワイヤーガンを打ち込む) 」
ヴィクター「ならばその常識、我が手により覆してやろう。――――さあ、立ち上がれ、狂気の復讐者。 」
AS「・・・滅びても良い存在など、この世には存在しない・・・滅ぼしても許される存在などこの世には存在しない。(ミラージュブレイドを取り出す) 」
仮面の男→ヴィクター「だからこそ、生ける人間は滅ばねばならない。釣り合いが生じぬは人間が存在するが故に。……我が名はヴィクター。世界を浄化する者だ。(手を降ろす) 」

AS「命は天秤に掛けて、釣り合う物ではない・・・それが幾ら非情なる人間共でも同じだ・・・。 」
仮面の男「そうだ、私がこいつを呼び寄せた。(ルイージの死体を一瞥)…人は獣に非ず。人は神に非ず。強大な力、知能を手にした人間は…あらゆる物を創造し、そして破壊する。その行為はまるで神であるかのように。隣の者を見下し、蹴落とそうとし、殺戮を生み出す。そしてまた隣に人が現れれば殺戮を繰りえす。まるで獣であるかのように。人間は哀れな生き物、故に滅ばなければならない。ケイオスの為に…。(ルイージの死体に手を翳し、そのまましばらく留まる) 」
リオ「……(物陰から仮面の男を見る)良い人……ではなさそう…かな 」
AS「・・・お前か。(仮面の男を見る) 」
仮面の男「―――こうもあっさりとは、拍子抜けだ。(異次元の穴からルイージの傍に出現する) 」
リオ「ヒョイッ(物陰から顔を出す)あーれま。影の人気者さんによる凶行でしたか 」
ルイージ「 あばばばばば……!ドサァ…!(うつ伏せに倒れ込む)」
AS「・・・少し眠ってろ。(ワイヤーガンのワイヤーに手を当て、魔力により構成された強烈な電流を流す) 」
ルイージ「 ぐあ…ッ!?(ワイヤーに突き刺さる)…ヘッ…ヘヘッ…これ、だよ…!"また"、出てきやがった…。(俯いた顔からASを見る) 」
AS「・・・止まれ(ルイージにワイヤーガンを打ち込む) 」

ルイージ「 どうしていつも僕だけなんだ…ッ!!ドゴオオォォーーーンッ!!!!(淡々とした足取りで道を歩いていると次々と辺りで爆炎が巻き上がる)酷い、惨い、痛い、辛い…ッ!!みんなみんな、死に陥れてやる…!!ボッカアアアアアァァァァアアアーーーンッ!!!!!!! 」
AS「・・・GO。(流星剣を街の方向に寸分の狂いも無く向け、ブースターで一瞬だけ加速しその推力で一瞬にして爆発音の源に到着する) 」
リオ「(テントを畳み、みかんを片手に町へ駆け出す)なーんかヤバそうだよねこれ…」

ズゴオオオオォォォーーーーン……ッ…!!!!!(突然街の方角から爆発音が轟いた)

AS「・・・(マントが風に靡く)・・・また、多くの命が堕ちようとしている・・・。(流星剣を取り出し、方角を確かめる) 」
ルイージ「 ――――ヌ……(棺桶の中から姿を現し、街並みを見渡す)…みんな酷いや…。僕だけを置いて、みんな酷いや…。ズォォォ……(禍々しい邪気を僅かに放ち、歩み始める) 」

立華奏「…………(街中を歩き彷徨っている) 」
リオ「……なんだ?………この歪んだ気配は……?(草原から町を眺める) 」
仮面の男「獣よ、街々破壊しつくせ。世界を浄化せんが為に。フッ(消える) 」
AS「・・・せめて、これ以上この空気が汚されぬ事を・・・。(大木の上で思い出のロケットを胸に祈る) 」

カオス街の中心地にて)――――メキメキメキメキィ…ッ!!ボゴォンッ!!!!!!!(突如、地面から漆黒色に光る棺桶が出現し、それがゆっくりと開いていく)

仮面の男「母なる星、ケイオスに対する愚の行為。哀れな人間どもを浄化しなければならない、この星の為に。………。(怪しげな呪文らしきものを小声で唱え始める)――――――― パキィーン…ッ!!!(両手を合わせる) 」
リオ「(テントの側で木の実などの食事を並べる)今日も大自然の恵みに感謝し、いただきます… 」
AS「空気が・・・澄んでいるな。(大木の上で、深呼吸を繰り返す)・・・。 」

仮面の男「…かつてあそこは大森林地帯だった。人々は自らの住みかと繁栄を求め、緑を切り落とし街を建てた。人間は愚かしい……。」
AS「(森の一本の大木の上の空間を引き裂き、そこから出てくる)・・・(空気を吸っている)」
仮面の男「……。(夜の中で輝く街並みを高台から見据えている)」

カオス街の外れの草原にて…


その後、彼ら(視察団)の行方を知る者は 誰もいなかった………(語り:鳥海浩輔)

ガチャッ (玄関のドアが閉まる)

シング「…………無事に帰れると良いね、政府の虫さんよ。(玄関のドアを閉め」
政府視察団×2「よし…(屋敷の中へ入っていく)」
シング「あっそ………好きにすれば?どうなっても知らんけど。」
政府視察団「無論、抵抗する者は"容赦なく斬り捨てよ"とのお達しも受けている。だがこちらとて穏便に事を済ませたい。」
シング「ふーん……やめといたほうが良いと思うんだけどなぁ、親父の目に留まったら……。」
謎の集団→政府視察団「これより直ちに、この屋敷一帯を視察することと相成った」
シング「………政府? ………一体何の用でしょうか?(謎の集団に」
謎の集団「我々は"政府"の、視察団の者だ。(シングに)」
シング「はーい。(リビングを出る)どちらさまでしょーかー?(玄関を開け)」
ロング「これで大体の手駒は揃った……後は計画を実行に移すのみ………ん、誰だ、おいクソガキ、代わりに出ろ。」

コンコンッ(お屋敷の玄関でノック音が鳴る)

シング「へへへ、親愛なる親父殿の為ですもの、当たり前じゃないですかー。(満面の笑みで」
ロング「………ククク………良いねぇ、そう来なくっちゃなぁ………よくやったぜクソガキ、今回は褒めてやってもいいかもな。(シングに」
リディア「………はい、全ては闇族繁栄の為に………私は命をも捨てる覚悟です…………。」
ロング「………その計画に賛同する意思が、てめぇにあるか?」
リディア「………私達の目的は、混沌世界を我らの物にする事……そのために、まずは障害となるものを1人残らず排除する事……。」
ロング「……おいガキ、俺達の目的は何か、分かるか?(リディアに」
リディア「………こんにちは……。(ロングに深々とお辞儀をする、目からは光が消えており、まるで死人の様である」
シング「ほら、俺達のボスだぜ、挨拶しな。(リディアに」
ロング「………パタッ(いかがわしい本を閉じ、リディアを見る)」
リディア「…………ガチャッ キィィ……(シングの合図と共にゆっくりとドアを開け、リビングに入る)」
シング「(いちいち腹立つぜ、このクソジジイめ……#)俺を舐めてもらっちゃ困りますぜ……おーい、入んなー。」
ロング「………ふーん、マジで?出任せじゃねえだろうな、あのガキ落ちこぼれの分際で結構強情だと聞いたが…俺様ならともかく、てめぇごときが説得できたのかねぇ。」
シング「……この度、その弱虫メス豚ちゃんが俺達の力になる事を承諾してくれましたのさ。」
ロング「あいつ……あぁ、あの落ちこぼれの弱虫メス豚の事か、あれがどうかしたんかい。」
シング「はいそれはどーもすいませんでした。(青筋を立て)…前に親父が戦力に欲しいって言ってた、あいつの事なんだけど…。」
ロング「失礼するなら入んなクソガキ。(そばに置いてあったいかがわしい本を開き」
シング「失礼しまーす、親父殿。(リビングのドアを開け)」

コンコン (リビングのドアを叩く音がする

ロング「(屋敷のリビングで新聞を読んでいる)………いつの間にか邪魔な勢力が結構増えたもんだなぁ、おい……でも俺様は引き下がりません、引き下がる理由もありませんしー………(新聞を閉じ)誰が来ようと関係ねぇ、どの道俺様の敵ではないんだからよぉ………。(コーヒーをすすり」




ダァァァァァァン……(一発の銃声が、辺りに響き渡った)

シング「優しい…? 仲間思い…? …………馬鹿じゃねぇのかお前。(リディアを睨み付け)……俺はなぁ、仲間思いでもねぇし、優しくもねぇんだよ!!!勝手な妄想しやがって……俺にとっちゃ、仲間なんぞただの道具なんだよ!!前のダチだって、全員まとめて兵器に変えてやったしな……俺は世界に君臨するためだったら、何人だって利用してやる!お前もな!!!!(リディアに銃を突き付け、引き金を引く)」
リディア「……どうして………信じてたのに……あなたなら、いつか自分の間違いに気づいてくれるって………やっと気づいてくれたと思ったのに………やること成すことめちゃくちゃだけど、本当は優しくて………誰よりも仲間思いで………そんなシング君が………私………。(大粒の涙をこぼしながら」
シング「……心を入れ替えるなんぞ、やっぱ俺には無理さ……今回は親父や母ちゃんもいるし、強力な助っ人もついてるんだ、今度こそ世界に君臨できるチャンスなんだよ……みすみす逃してたまるもんか……地獄の番人共ぶっ殺して、冥界を見張ってるチビ助も眠らせて出てきたんだ、今更後戻りなんぞ出来ねえんだよ。」
リディア「……!(表情が曇り)…………この前ギースにも言ったけど、お断りするわ………シング君、まだそんな事を……心を入れ替えてくれたんじゃないの?」
シング「あぁ、その……ギースから多分聞いてるとは思うけど……ケイオスでの大暴れ計画に、お前も是非参加して欲しいって親父が言っててさ……俺としても、お前がいればかなり心強いと思ってんだけど………どう?」
リディア「ふぅ……最近、ちょっと疲れがたまってるみたいで……ここの所忙しいから……で、話って…?」
シング「おせーぞ、ったく……山登りなんぞ慣れっこじゃねーのかよ。」
リディア「(少し疲れた様子で歩いてくる)はぁ…はぁ…ごめん、待たせちゃって……。」
シング「(屋敷の前で誰かを待っている様子)……そろそろか。」

新世界・闇の世界(ダークワールド)……の、とある山頂のとある屋敷~

ミドビィ「久しぶりだね。…ちょっと君たちの力を借りたいと思っていたところでね。……うん ……うん ……そ、お願いね。じゃあ。  ヴツン…ッ…!」

ヴヴン…ッ ザザァー……ッ…!!! ………こちら、未来軍予備隊。お久しぶりです、ミドビィ様。

レイヴン「はっ。」
ミドビィ「…さて、惑星ティントにいる彼らに連絡しないとね。レイヴン、向こうの軍に回線を繋いでくれるかい。」
×××××→ザンキブル「合点。(ウィズの後を追い部屋を出る)」
ミドビィ「ザンキブルはウィズと一緒に行動してくれ。」
ウィズ「アンダースタンド、了解いたしました。(シルクハットを深く被り、一礼して部屋を出ていく)」
ミドビィ「フフ…ご機嫌がいい娘だ。…ウィズ、君には例のディステルⅫの様子を探ってきてほしい。新たに顔を出した組織の事は充分に知っておかないといけないからね。」
メガイター「なるほど!りょーかい、いたしましたぁー♪じゃ、早速殺ってきま~す☆(颯爽と部屋を出ていく)」
ミドビィ「ここは工場地帯が広く多く点在している。ここを潰し、新たな未来軍の支部を建てたいのさ。【OVERKILL】の為に、人数分の支部を用意しておかないといけないからね。」
メガイター「邪魔者が来ないってことだね!でも、どーしてそこを潰すの…?(傾げる)」
ミドビィ「メガイター、君に最初の仕事を与えよう。…この国を軽く落としてきてほしいんだが…。(テーブルの上に混沌世界の地図を広げ、ある大きな面積を誇る国を指し示す)この国はとても大きいが…世界政府加盟国に属していない。つまり、被害を与えたところで政府が駆け出す確立も少ない訳だ。」
メガイター「わーい♪(嬉しさのあまり小躍りしている)」
ミドビィ「案ずるな、ちゃんと用意してある。もっとも、今度はメガイターに出向いてもらうんだけどね。(彼女の方へ振り返る)」
ウィズ「…な、なるほど…そのようなお言葉をいただき光栄に思います。ですが、我々幹部の仕事は――――――」
ミドビィ「あくまで警戒態勢を整えるだけだよ。それに、君たちは君たち自身が思う以上によく働いてくれている。君たちとて貴重な人材だ、失ってほしくはない。だから彼らを呼んで、君たちの負担を和らげてもらうんだ。それに…ちょうど人手が足りなかったもんでね。」
×××→ウィズ「…ミドビィ様…なにも、彼らの手を煩わす必要など無いのでは…!?我々幹部だけでも、この事態に迎え撃つ事は出来ます…!」
ミドビィ「おや、ウィズは知っているみたいだね。(くすっと笑みを零す)そうだよ、彼らをここへ呼んでくるのさ。我が未来軍の誇る究極の精鋭部隊―――――――【OVERKILL】をね。」
×××「……!!…ま、まさか…ミドビィ様、彼らを…この地へお呼びするのですか…ッ!?(仰天)」
メガイター「せいえーぶたい…?(きょとん)」
レイヴン「…………。」
ミドビィ「待て、まだ話は終わっていない。…つい先日も我が未来軍の第56-N支部が七神衆によって落とされ、同様に第44-E支部もマイテイ人によるテロで半壊した。貴重な兵力と兵器はおろか、我々がこれまで長年費やしてきた労働を損失する訳にはいかない。そこでだ、今回この事態を回避する為にも…『惑星ティント』から26名の精鋭部隊を派遣するのだが、いかがだろうか?」
メガイター「じゃー、そいつ等を潰して来いっていうんだね!」
ミドビィ「止したまえ、所詮ただの推測だよ。…おっとすまない、そろそろ本題に入ろう。先程も言った通り今混沌世界では政府に対して喧嘩を申し出る組織まで名乗り出てきた。政府は僕等にとっても障壁となる存在だから潰してくれれば事は弾むが、恐らく"彼ら"はその他の組織のように、他の組織を敵対視するだろう。聞けば"彼ら"は「復讐」を野望に掲げるようだが、僕等もそのとばっちりを受けかねない。」

メガイター「リーダーの推測はバッチリ的中するもんね、いつも♪」
×××××「…身どもは、それ聞いて"奴ら"は侮れないと思いました。」
ミドビィ「そ、あくまで推測だけどね。そしてその人物は恐らく一人に限った事じゃないだろうね。例えばー…―――― 一般市民、とか。」
×××「つまり"彼ら"は政府にとって重要な人物を人質に取った、と考えるのですか?」
ミドビィ「なに、単純な事だ。子供向けのテレビ番組なんかでよく見られる光景さ。悪人が人質を取り、正義のヒーローが苦い顔を浮かべそれを吟味して痛めつけて反撃する。…みたいなね。」
メガイター「(こくこくと頷く)」
ミドビィ「…「正義」を掲げる巨大組織、その敵は「悪」しかいない。以前にも話しただろ?」
レイヴン「…弱点、とは…?」
ミドビィ「いや、恐らくそういう事じゃない。僕が思うに、"彼ら"は政府の弱点を掌握しているのだと思うね。」
×××××「我々以外にも、政府に関する極秘情報網を持っているとは…解せん。」
ミドビィ「そうだね、でなければ政府にあんな堂々とした宣戦布告はしないだろう。何も考えず、ただ復讐に目が眩んだ組織なら死亡フラグ確定だよ。だが彼らは政府の尻尾を掴んでいるんだろうね、何らかの形で。」
レイヴン「何か裏を突いているようにも思われます。」
×××「ディステルⅫ…という名でしたっけ?ラジオ放送を通じ世界政府に真っ向から勝負を挑むとは、何とも勇ましい。」
ミドビィ「…まあね。(苦笑)ところで諸君はつい先週のラジオ放送を耳にしたかい?…いや、知らない人はいない筈だ。あれだけ広範囲に渡る電波ジャックで放送されていたんだからね。」
メガイター「えっ♪それってもしかして…やっと私の出番!?うれしぃー☆」
ミドビィ「まあまあ、レイヴンもそう言わずにね。…悪いねメガイター、次の議題で終わる予定だから。勿論、君自身にとっての大事な話なんだけれどもー…。」
レイヴン「不慎(つつしまず)、重大な会議の中だ。次は気をつけろ。」
メガイター「あーぁー…会議なんて退屈ぅ。(回転椅子で遊んでいる)」

~新世界・未来軍本部~

立華奏「……『────』……。……彼は…………(独り言)いたんだ………ずっと………頭の、中に………」
カズネ「たった今 ハロウィン 神無月 終わった もう 11月 またね シャル
立華奏「…!待っ─── ………(涙を拭いながらシャルを見送り)」
シャル「ポン…(奏の背を軽く手を置く)大丈夫…"絶対に戻ってくるから"。(奏に)……。(先程のASの反応を伺い、フッと笑みが零れた)それじゃあ僕も行くよ、もうハロウィンは過ぎたからね。バイバイ、カズネ、奏。(ナップサックを背負って夜道へと帰っていく)」
シャロック「楽しそうなことしてるねぇ…私もお邪魔するわよ……?」
カズネ「わぁ またくれるの ありがとう(にこやかな表情で受け取る)」
AS「・・・(奴は・・・誰かに似ている・・・?)(悩みながら、木々を飛び移って去って行く)」
立華奏「………!………っ… ………そう…ね……(やがて、涙が流れ… シャルに)」
シャル「……。(ヒデノリの背を見つめ、そっと手を振って見送る)」
シャル「良い娘だ。おまけのお菓子あげちゃおうかな。(ペロペロキャンディーを差し出し、立ち上がる)」
ヒデノリ「 (シリアスムードだなぁ…俺が居てもアレだし。そっとしておこう)(お菓子箱はおいてその場から離れる)」
シャル「……僕も長らく『彼女』に会っていない。―――――いつかまた、みんな会えるといいね。(最後は小声になった) 」
カズネ「不思議な 夢 かな うん 私 頑張って 生き抜く」
立華奏「………!…………そう。………(何故だか、今にも涙の流れそうな表情をしている)」
シャル「うん、カズネならできる。(カズネの前にしゃがんで微笑む)…それはきっと、夢なんかじゃないよね。…たぶん僕も、君と同じ温かみを感じたことが、あると思う…。(何かを懐かしむように奏に)」
立華奏「……!………ありがとう…(ポッキーの箱を受け取り)………いつだったか……あたしの頭の中に、とても……不思議な光景が流れてきた。男の人と女の子が、2人か、3人ぐらいいて……その中に、あたしもいて。それは、とても………温かかった……」
カズネ「そなに 成長 した…かな う うん 何が起こっても めげない様に・・・頑張る」
シャル「…そっか。…ハッピー・ハロウィン。(奏を見てほくそ笑み、彼女にはポッキーの箱を差し出す)うん、そうなんだ。…♪♪(さり気なく自分も食している)…見た感じだけど、君は大きく成長した…だからもう前の様に「気をつけて」とは言わないよ。けどカズネ、これから起こり得るであろう大きな出来事に、翻弄されないでくれ。もっとも君は真面目な娘だから、そんな事は絶対にないと思うけどね。」
AS「・・・(やはり誰だこいつは・・・)(シャルを見詰めて)・・・そろそろ石造りの家でも、試してみてはどうだ?(カズネに)」
カズネ「うん 思ったより かなり早かった ふぇ・・・?」
ヒデノリ「 やすっこいマイブームだな…経費が掛からなさそうでよろしい…(汗)」
立華奏「…………もしかしたら……でも……。……ぁ……ううん…なんでもない(シャルに) ………」
シャル「マイブームなんだ♪ありとあらゆるコンビニストアから買い占めてやった。(フヒヒ」
シャル「……?(奏に傾げる)」
ヒデノリ「 五円チョコ飼い過ぎだろ!寧ろこんな売ってんのか!?」
シャル「…僕がここへ戻ってきた時、たまたま今日がハロウィンだったのは奇遇だったね。それにこんなにも早くカズネ達に再開できるとは思わなかったよ。………カズネ、今から言うこと、落ち着いて聞くんだよ。」
立華奏「……?でも……」
AS「・・・この前異質な雰囲気を醸し出すダンボールを見たからだ。(渋い顔で)」
シャル「何言っているんだい、久しぶりの挨拶って…先ずは「元気だった?」から始まるだろ?はは…もしかして、覚えてないの?」
カズネ「ぇ な 何で 知ってるの? またね ユウ カオル 世界の裏側 また 闇の世界 かな」
AS「・・・。(こいつ・・・馬鹿なのか、それとも・・・)(ただ見詰めている)」
シャル「え?し、しょーがないなぁ…。(苦笑(後頭部を掻きながらナップサックからコンビニの袋を取り出し、それをヒデノリに差し出す)それ、全部5円チョコだからww」
立華奏「………!…えっ……?………ぇ、えぇ……。でも……どうして……(シャルに)」
ヒデノリ「 あ、あぁ……気にしないとしようかなー。とりあえずトリックオアトリートー」
シャル「…元気にしてたかい?(突然奏に問いかけ)……♪(見つめられて尚呑気な雰囲気を漂わせている)」
ユウ(ドラキュラの格好)「うん( 。_。)(カオルに連れてかれる ▼」
シャル「あー…や、何でもないよ。気にしないでおくれ。(苦笑(手をぶんぶん振る)んー…そうだねぇ。まだ政府には目をつけられていないから今まで通り気ままに旅するのは悪くないんだけど…生憎今の現状じゃそんな悠長なこと言ってられないよね。……何もあれから、ずっと旅をして来た訳じゃあない。世界の裏側で…とんでもない物を見て来てね。」
カオル(ドラキュラの格好)「どいてまして♪ さぁ帰るよ~?(ユウを連れて行った ▼」
AS「・・・。(シャルを見詰める)・・・どうせお前、まだダンボール暮らしなのだろう?(カズネに)」
立華奏「…………。……… ……!………(さらなる心情の変化があったようだが、まだ秘めている)」
カズネ「ありがとう カオル(チョコを貰ってお辞儀) ぁぅっ… それで これから…どうするの」
ヒデノリ「 ど、どうも…(握手)(えー、なに?運命感じてるって感じ?怖いななんか…)(あくまでも一般人視点)懐かしいっすか… 」
シャル「あらら。(汗(ASの反応にがくってなる)」
シャル「そうだね…結構会ってないもんね。(苦笑)カズネも元気そうでなによりだよ。(カズネの頭を軽く撫でて微笑む)」
AS「覚えていないな。(即答)」
カオル(ドラキュラの格好)「あっ!カズネさん~? 僕からも受け取ってください~♪ 先の詫びの印として……!(チョコレートを渡す ▼」
シャル「やあ…ついこの間会った、ASだね。覚えてるかな…? 君は初めて見た…けど、何処となく懐かしい雰囲気だ。まあ、よろしくね。(名乗りもせずヒデノリに握手を求める)……♪(そんな奏を見てローブを深く覆う) 」
カズネ「わぁ ありがとう その また 会えて 良かった 少しでも 安心できた(お菓子を受け取り)」
ユウ(ドラキュラの格好)「ふぇ…(いきなり怒られてカズネの後ろに回り込む ▼」
立華奏「………(………!)………(シャルの笑みの表情を見て、心情の様子が)」
カオル(ドラキュラの格好)「にぃ~にぃ~じゃないでしょう!?それに人に指差さない!! もぅ~!いきなり女の子にキスするなんてお行儀 悪いにも程があるよ~!?(怒) 」
ヒデノリ「 (苦笑しつつ手をあげて挨拶)」
AS「・・・。(誰だ・・・こいつは・・・。)(シャルを見て) 」
シャル「うん、元気にしてたかい?…これ、少ないけど。(背負ったナップサックからクッキーの入った缶をカズネに差し出す) 」
シャル「(ローブで素顔は覆われているが、奏の覗き込んだ表情には笑みが映っていた)ん~?僕は君と何度も会ってるよ?随分前の事だから忘れちゃったかな…?(微笑)……♪(ヒデノリに軽く手を上げて挨拶) 」
カズネ「ぁぅっ ユウ やっぱり 積極的// ふぇ シャル…なの 戻ってきたの 」
カオル(ドラキュラの格好)「あの~?どちら様です…!?(シャルに ▼ 」
ヒデノリ「 (やべぇ久しぶりでもなんでもない。初めてみる人だけど俺以外知ってる雰囲気だぁぁぁ!どうしようこれ、軽く気まずいよ!?) 」
立華奏「………? ………(××××の様子を窺い、顔を、覗き込むように見る) 」
ユウ(ドラキュラの格好)「あっ!にぃ~にぃ~だ!?(カオルに指差す)ありがとう~♪じゃ、カズネちゃんは可愛いねぇ~♪(キスする ▼ 」
××××→シャル「(一歩前に出て姿をあらわにする)……しばらくぶりだね、カズネ。そしてみんな。」

AS「・・・見え透いた嘘をつくでない、本音で言うがいい・・・。」
カオル(ドラキュラの格好)「すいませんです…カズネさん…!? いつもいつもユウのおいたに付き合わせてもらって…失礼!皆さん、こんばんは♪ご久しぶりです!(お辞儀する ▼」
カズネ「カオルも おしゃれ かっこいい ふぇ 誰なの」
××××「……。(みんな変わらないなぁ…。昔のまんまだ。)(全員を見渡して微かにほくそ笑んだ)」
立華奏「…………。………?(黙祷(?)みたいなのを終え、××××をふと見て)」
カズネ「きゃっ ゆ ユウ… とっても お洒落な格好 してる 格好良い  うん 平気…(平気じゃないけど 平気・・・・) 」
××××「ハロウィーン…そう、か。今日は歓喜に震えた声があちらこちらで聞こえたのは、そうだったんだね。(夜道から現れる)」
カズネ「きゃっ ゆ ユウ… とっても お洒落な格好 してる 格好良い  うん 平気…(平気じゃないけど 平気・・・・)」
カオル(ドラキュラの格好)「あっ ダメだよ~!? ユウったら…(汗)」
AS「良かったではないか・・・さて、お前は住処に困っては・・・いないか?(カズネに)(無反応) 」
ユウ(ドラキュラの格好)「カズネちゃ~ん~♪ハロウインだね♪(いきなり後ろから抱きつく ▼ 」
カズネ「うn ありがとう 飴 3個も 貰った(受け取る)」
立華奏「………。…………(いつの間にか、ASの側で目を瞑って合掌していた)」
AS「・・・いるか?(剣・・・と思ったら剣の形をした鼈甲飴を見せる)」
カズネ「そう なの 子供…少子化(以前にも 貴方を 想う 子供 居たんだ」
AS「お前以外の子供を見ていない・・・。(思い出のロケットを見つめる)お前がいたなら・・・真っ先にお前にやっていただろう、霞・・・。」

槭「(知り合いだって言ったら余計面倒な事になりそうだなぁ…)あぁ、お大事になー(ひらひらと手を振ってアオを見送る)んじゃ、そろそろ俺も帰らないとだな」
アオ「独自の調査って十分危ないじゃないか、まずい情報でも掴んだらどうするの?……まぁいいけど。…ああダメだダメだ、せっかく普通の人が居るのに普通の話が出来ないなんて…今日は大怪我もしてるし疲れてるのかな……もう行こっかな。じゃあ、またね!…ええっと、ラーヴァさんにコンソメのポテチか…(コンビニへ向かっていく)」
槭「冗談言うなよ、俺にも守るべき家庭って奴があるんだ。おいそれと危ない真似はしないよ」
アオ「そ、そう。そんな感じ!自分探し!!(汗) 独自の調査…ね。槭さんが何をしようと勝手だけど、危ない真似はしないでよ?全てを救わないと正義とは言えないから…(ぇ」
槭「まー、アレだ。独自の調査って奴さ(ニッと笑って)」
アオ「あれ…何か知ってるの?(少々怪訝そうに)」
槭「………ま、たぶんしばらくはその2つに集中した方が良いな。あくまでたぶん、だけど…その3つ目はしばらく行動を起こさないからな」
アオ「そういうこと…それに、えーと……今は3つくらい脅威があって、今回の件はその2つの勢力に因縁があってさ……もちろん、3つめも放っておく気はないけど(女神、ロバートクレア)」
槭「んー、まぁ、知ってるよ(つーか知り合いに居るしな…)」
アオ「かぞk…(家族…浅花ちゃんは家族か…?ん…きっと家族だ。うん…)家族の為に普通じゃ居られないの。君も知ってるでしょ?色んなヤツのせいで世界がヤバいんだよ(汗) 」
槭「ふつうに もどるんだな おまえにも かぞくが いるだろう」
アオ「あ、あはは……長い間普通でなくなると、普通が恋しくなるんだ。資格はあってもいつまで普通でいられるか(苦笑し)」
槭「グレート!それが分かる奴ってのはそうそう居ない。お前は分かる奴だ、普通の資格ありだな(けらけらと笑う」
アオ「お、俺はまだ精神を病んでないよ!?(汗笑)」
アオ「安定剤……ええっと、どこに作用して安定するの?(ケースを眺めて) まぁ……そうだね。普通であれるのは喜ぶべきことだ」
槭「いや上等、普通ってのは素晴らしいことだ。普通と言われるのなら、それは喜ぶべきことだな」
アオ「あはは……よく言われるよ、「こんなヤツが」って(苦笑)俺が自慢できるのは頑丈さだけだよ、この通りね。まぁ普通のヤツと思ってくれていた方が気が楽、かな。あ、ああ……これ、何の薬?(ケースを受け取る)」
槭「そういうお前も、普通のヤツと比べても大して変わった印象を受けないけどな。さぞかし強いんだろうが…なんつーんだろうな、オーラが足りないっつーかなんつーか」
アオ「槭さんか。一応改めまして…アオです。よろしく(微笑したまま言葉を続ける)まー槭さんは普通の学生さんだもんなぁ…(何故か帯刀してるけど…)無茶かもしれなけど我慢してよ、どうしても無理なら帰るからさ(微笑から苦笑になる) …恐るべし、真正の天然……!(汗)」
槭「人の話を聞かないなコイツ!? 槭だ、慣れてるからって傷だらけのままでも話しづらいんだがな(後頭部を掻きながら困ったような表情で)」
アオ「ハハ、冗談だよ(苦笑する)でも本当に大丈夫なんだ、慣れてるから…ありがとう、えーっと…(この人の名前は…) ぬ゛ぉぉぉぉぉ!!(大汗 傷をなぞられて激痛が走る)ほ、本当にするなんて思わなかったよ!?(泣)」
槭「雑菌が入るだろうが、間違っても唾なんてつけんなよ。…こういう時にメイプルが居てくれると助かるんだけどなぁ……」
アオ「ご親切にどうも。…でもまぁ、唾でもつけときゃ治るんじゃないかな?(ぇ」
槭「まぁまぁ、とりあえず俺の読心術については置いといて…とりあえず治療でもしとけよ、アオ」
アオ「(体は裂傷やら穴が開いていて血まみれ。歩く行動が限界) ふつうそう(投げやり)」
槭「それは俺が普通だからだ(強情) 菅野米穂(意味不明)」
アオ「どうして普通なのに人の思考が読めるんですかねぇ…(困惑)」
槭「それは俺が普通だからだ(意味不明」
アオ「うわっビックリしたぁ!脅かさないでよ体が痛むから!ていうか何で俺がエスパーって思ったの分かったん!?(大汗 ビクッとして槭に) 」
槭「エスパーじゃない普通だ!!(思わず声を荒らげる」
アオ「(そんなバカな、したり顔のような呆れ顔のような…エスパーか…!? 汗)(表情が引きつる)……うん。……エッグマン本拠地…そこにヤツ――いや、俺が…(消えたASが居た辺りをぼうっと眺め)」

AS「・・・早く「もう一つのお前」を倒せ、それはお前の為にもなる・・・。(ASに罅が入り、砕けるとそこにASの姿はなくなっていた)」
槭「(お前の考えてる事なんて分かるわけないだろ……)(直感)」
アオ「あ、ありがたく貰っておくね……(汗笑 傷薬を片手でキャッチ) (わっ、あの人の表情ちょっと変わった。まさか俺が思ってる事はわからないよね… 汗)」
AS「・・・使っておけ。(アオに傷薬を投げる、とても染みそうだ・・・)」
アオ「(それにしてもこの傷…歩く分には問題ないけど走ったりは出来ないな……うわっ、絶対あの人グロいとか思ってるよ… 汗) あっ…騎士さん行っちゃったな…(消えた騎士を見て) ……(無言でにっと笑って見せ、ASに返事をする)」
AS「またお前を・・・対決(知る)事が出来たな、・・・最後まで貫いてみせろ。(ASが、少し笑った気がした)」
槭「(うわぁなんか見ない間にグロくなってる)」
アオ「ASさん……(表情が明るくなる) …ああ、俺は絶対にこの世界を守る。『正義』を…貫いてみせるよ。“君たち”と一緒にね(2本のククリを納刀。体中に裂傷やら穴が開いて血まみれだが普通に立っている)」
AS「お前の貫く「正義」を貫いてみせろ、・・・それで十分だ。(ミラージュブレイドを収刀する)」
アオ「……!(か、彼はいつかの…)(漆黒の騎士を見て) !!(ミラージュワールドが砕け散り、ゆっくりだが立ち上がる)」

グググググ・・・ギッ・・・ガシャァァァァァン!!!(ミラージュワールドがASの拳だけで割れた鏡のように砕け散る)

アオ「あがっ…(放り投げられ、着地するも片膝をついている)信じてくれるんだね…!……け、潔白を…?(ククリを握る)(ミラージュワールドの中から外の様子は見えない)」
AS「・・・(アオを放り投げる)お前が正しい真意を持っている事を認めよう、・・・身の潔白を示して見せよ。(ミラージュワールドを「殴る」)」
アオ「(ダメだ、やられる――ッ!!)(目をきつく閉じ、呼吸を止める)………こ、れは…(喉元で止まるミラージュブレイドを見て)」

ジャキィィン!!!(ミラージュワールドの各所から、巨大化したミラージュブレイドの刃がアオの「喉元」で止まる、これが何の意味を指すか・・・)

アオ「かっ…あ゛ッ…(喉を締め上げられ、呼吸が薄くなる)(「目に映る方が疑われる」……くそっ、ダメだ…打開策がもう何も…)…目に映るもので疑われるなら…目に映るもので、誤解を解く…!(デカい賭けだ…ASさんを信じるしかない…)…目だ…俺の、目を見ろ…!これが、女神に仕える者の目か……!(強い眼差しでASを見返す)」
AS「・・・同じ姿をした者がいたらな、「目に映る方が疑われる」・・・(アオに急接近、喉元を掴みギリギリと締め上げる)」
アオ「違う…それは、俺であっても俺じゃあない…“偽物”なんだ…信じてくれ……!(全身に走る激痛に表情を歪めてASに)」
AS「ああ、奴には女神・・・そう思わせる物があったな、だが・・・例え奴の仕業でも奴は元はお前なのだ・・・。(ミラージュブレイドをミラージュワールドに放り込む)」
アオ「ぐッ…お……おォ……!(間一髪ミラージュブレイドの切っ先を掌で受け止める)」
アオ「……――こんなバカな話があるもんか(降り注ぐ剣槍を見て、脂汗が頬を伝い引きつった笑みをして2本のククリを握り直す) ……スゥー…うぉおぉおおぉおぉぉおお!!(振り注ぐ数多の剣槍を二刀流のククリで斬り払っていく。もちろん全て上手くいく訳でもなく足や胴体を数本貫かれる) …ハッ…ハッ……違う…俺じゃあ無い…それはきっと……“女神”の仕業なんだ…(力無くククリを握り、立っているのが精一杯と言わんばかりに前のめりに項垂れている)」

突き刺されたミラージュブレイドは、ミラージュワールドは受け入れるが如くの見込み切っ先はアオの真下から現れる

AS「可笑しいとは思う・・・頭でも狂ったのかとな、だがお前はしてしまった・・・やってしまったようにしか見えぬ、感じれぬ。(ミラージュブレイドをミラージュワールドに突き刺す)」

グォボボッ・・・ゴッ!!(切り裂かれた空から、大量の剣やら槍やらがアオに向かって降り注ぐ)

アオ「(空が……今度は何が来る…!)(身構える)」
アオ「ってぇ…(地面に仰向けに倒れ、剣が降りかかってくる)ウソだろッどうなってるんだ!!(倒れたまま横に転がり振りかかる剣を回避しつつ立ち上がる) あれは確かに俺…俺の姿をしていたかも知れない!聞かせてくれ、俺がッ、清辿アオが!本当に一国を滅ぼすと思えるかい!?俺は……目で見た言葉じゃなく、君の心で見た言葉で聞きたい…!(各所から出血し、息切れしている)」
AS「・・・攻撃しろ、・・・ 。(ミラージュブレイドを構え、空を切り裂くように何度か振ると空が切り裂かれる)」
古代の戦士「防戦一方か・・・、小僧め・・・何故攻撃をしない・・・・。(観戦しながら」
アオ「(衝撃波、今度は3撃…ちゃんと踏ん張れば何とか――)あ゛ぐッ――(速い……!!)うぁあ゛ぁぁッ!!(背中に斬撃を受け、防御の態勢が崩されたので衝撃波までまともに受けて後方へ吹き飛ぶ)」

グオオオオオッ!!グォッ!!グォボッ・・・(ミラージュワールドの一部から、剣が出てきてアオに降りかかる)

AS「あれが「お前以外の誰だと言える」?(衝撃波を一振りで三発放ち、それよりも早く動きアオの後ろに回りこみ三重斬り)」
アオ「そんな――ッ!!?(咄嗟に回避に出るも、槍が腹部を掠り少量の血飛沫が宙を舞う) あの時(ロバート戦)だって…俺たちは仲間だったじゃないか…どうして、どうして俺がやったって言い切れるッ!!(脂汗が頬を伝う。ASを傷付けたくないのかこちらから攻撃に出る様子は無い)」
古代の戦士「幻影物質を実体化・・・か。奴もまた俺と同じ古代の人間『だった』者か・・。(ASを見て)」
AS「お前以外に・・・誰がやろうか。(指をクイっと上げる、するとアオの真下から幻影の槍が出て、実体化して突き刺す)」
アオ「外の様子は見えない…くそっ、閉じ込められるのも慣れちゃあいるけど…(何か妙だ…この空気感…)」

ガラスのようで鏡のような、そんな空間・・・外部からは内部が見えて内部からはそのまま鏡である

アオ「(一国を!?そんなバカな話があるか!彼(メタルアオ)は一体どんな無茶をしでかしたんだ……!) 違うッ、それをやったのは俺じゃない!…なんだ、これ…!?(ガラスのようなものにASと閉じ込められ)」
古代の戦士「ほう・・・フィールドを作ったか!・・・あの小僧はどうでる?(アオとASを見て)」
AS「お前は一国を滅ぼした、民すらも皆殺しにして・・・な。(右目が紅く光る、するとアオとASを閉じ込めるかのようにガラスのようなものが囲う、程よく広い)」
アオ「ぅおおッ!!?(斬撃は防ぐも、衝撃波によって数メートル吹き飛ぶ) 君は…どうして俺を襲うんだい…!?(何とか空中で態勢を立て直して着地。ククリをもう一本抜き、二刀流で構える)」
古代の戦士「あの機械の男・・・どこかで見たことが・・・わからん・・・・くそ!・・あの小僧もなかなかやるな(アオを見て)」
AS「よく・・・言うものだ。(衝撃波が受け止められると同時にアオの目の前に現れ、ミラージュブレイドで衝撃波を放つと同時に二重斬り)」
アオ「……戦友(ともだち)の首なんているもんかッ!(2撃の衝撃波をククリで受け止め、踏ん張る足が地面を削る)(重ッ…2撃……!?)」

衝撃波の一波は遅く、二波は早くアオに襲い掛かる

AS「・・・構わん、お前が誤解と証明すれば・・・その時は首でもくれてやる。(ミラージュブレイドを横にして、斜めに振り衝撃波を二回放つ、一度振ったように思えて二回振っている)」
アオ「……制限時間は俺が死ぬまで。それまでに君の誤解を解いてみせる(ミラージュブレイドを携えるASをじっと見据える)」
AS「約束を違えるな・・・猶予は十分にやった、・・・力にて示せ。(ミラージュブレイドをアオの視線に合わせる)」
アオ「……どうしても、どうしてもー…話し合いはダメかな(背中のククリを一本抜く)」
古代の戦士「・・・・・・(あの男(AS)・・・どこかで会った・・・・・・・か?くそ、思い出せん。)」
AS「・・・(古代の戦士に目もくれず)約束だ・・・猶予はやった。(アオを見て、ミラージュブレイドの剣先を向ける)」
アオ「……ウソでしょ(非常に困ったような引きつり笑いをしてASを見る)」
古代の戦士「む!?(ASを見て)」
AS「(一部の空間に罅が入り砕ける、するとそこからASが出てくる)・・・(そして出てきて早々に、ミラージュブレイドを取り出す)」

ラーヴァ「フッ、そうか……どうする、私はもう行くが。少年はもう少しふらつきたいか?(くわえたタバコに火を点ける)」
アオ「(あの白い髪…もしかして奏ちゃんか…?それより、ラーヴァさんという人は……こんな人混みの中で転移魔法を… 汗)ええ、もう休暇のような状態なんだから、わざわざ休暇の許可を貰いに来なくとも良いと言われました(苦笑してラーヴァに)」
ラーヴァ「そう言うな。依頼主へはちゃんと伝えたか?一時休みたいと(胸ポケットから箱を出し、タバコをくわえる)」
アオ「(魔法陣が放つ光の中から現れ、首に片手を添えて首をひねる)これは……何度やっても慣れませんね(少し不機嫌そうにラーヴァへ)」
ラーヴァ「(魔法陣を書き終えてチョークを放る)(よし…来い)(魔法陣が光を帯び、光を円柱状に空へ放つ)」
ラーヴァ「(…そろそろ、頃合いだろ…)(チョークで魔法陣のようなものを地面に書いている」

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最終更新:2013年01月26日 15:30