Chapter.3 【fairy dance】
シャンクス「……再確認しよう。少数が用意したクルーザーに乗り込み、それ以外はこのネェル・アーガマにて待機する。クルーザーでイサキオス・アーバンへ上陸しロウクレストに侵入…… 」
ハサウェイ・ノア「侵入の際には迅速性が求められる……隠密性はそこまで重視されないけれど、それゆえの少数…… 」
ペニーワイズ「頑張れよー(顔面ボコボコにされて椅子の脇にくくりつけられたけん坊の横の艦長席に座りながら) 」
泉けん「くそー、顔がいかりやみたいになるまで殴りやがって(くくりつけられている) 」
首領パッチ「オラァ!かかってこいヤァ!(クルーザーに乗り込もうとする) 」
シャンクス「そういうことだ。侵入後は迅速にかぼちゃの身柄を確保、そのまま目標の頭を吹っ飛ばしに行く。ちなみにかぼちゃはもうどうしようもないようなら見捨てるか始末して帰ってきていいよ 」
エドガー「(カボチャって旅客機に乗ってたあいつか……。なんか……なんだろうなぁこのあつかい、気に掛けておこう)スタンドプレーやらかしたからしっかり清算してきまーす(クルーザーへ足を運びながら) 」
夜神ムーン「(かぼちゃかわいそ…多分僕みたいな扱いを受けている人なんだろうな…)……僕もクルーザー組に参加する。いいかな? 」
シャンクス「ああ、おれに許可は取らなくていいぞ?おれはもうこの船を降りるからな……(と、クルーザーとはまた別のボートに足をかけて) 」
夜神ムーン「え゛ 」
シャンクス「ああ。おれはもうこの船を降りる。別にやる事があってな……現場の指揮権はパラガスと機関長に完全に譲渡する。それと……
首領パッチ君!! 」
夜神ムーン「え…え……指揮権をあのクソピエロに譲渡するだって!?この船大丈夫かよ……と、とにかく僕もクルーザーに乗るか……(どさくさに紛れて脱走できるかもしれないしな……) 」
ドロシー・ヘイズ「……別動隊とか、そんな感じ?(このタイミングだと丸投げにしか見えないけど……)あっ、南瓜の彼駄目だったんだ… 」
メジロマックイーン「本当に指揮権があの辺の人達に渡ってしまいましたわ…… 」
クラウド「……おはよう、今どういう状況?(催眠ガスの辺りからずっと寝ていたクラウド君、ようやく目を覚ます) 」
松田ァ!「僕もクルーザーに乗るぞ脱走したら**!(ムーンに) 」
シャンクス「クラウド君はこっちや(と、無理矢理自らの乗るボートに引きずり込んで)……
首領パッチ君、ちょっといいかね?(と、取っ手のついた細長い箱を投げ渡す)お前への贈り物だ。困った時に開けるといい……お前に必要なものが入っている 」
夜神ムーン「松田分かってるって!!そんなこと考えないって!!!伏字になるくらいの殺意出してこなくていいから!!!(クッソ絶対目を盗んで脱走してやる…) 」
リューク「人間おもしれ……(デスノートの持ち主が松田になっているので松田に憑いている) 」
メジロマックイーン「普通に脱出するために揉め始めましたわ!!おしまいですわ!!きっとこのままクルー全員が狂って殺し合う未来がやってきますわ!!!! 」
ライスシャワー「(さっそく自爆スイッチを探し始める) 」
首領パッチ「ああ、ありがたく受け取るぜ(シャンクスから受け取り) 」
シャンクス「……では、健闘を祈る。クラウド君、君はこっちだ(と、クラウドをボートに引きずり込んで去っていく) 」
クラウド「待って説明して待ってねえあああああああ 」
ドロシー・ヘイズ「……あの人持って行かれたらまともに会話が成立する人一気に少なくなるじゃん!! 」
ハサウェイ・ノア「(可哀想に……にしてもなんでシャンクスはアイツを拉致したんだ?)……考えてても仕方がないか 」
量産型ガーさん「爆破を企てれば、地下労働所送りとします。(メジロとライス目掛け砲撃) 」
???「………… 」
── file.11 Gundam Astray Red Frame
出典:機動戦士ガンダムSEED ASTRAY
下水道内に作られた秘密基地にて建造されていたMSの一機。
アスランのジャスティスの中に存在したデータから復元された。
高い機動性と拡張性を持つシンプルな『素体』。
機体名のアストレイ(Astray)は
英語で『正道ではない』という意味を持つ。
ペニーワイズ主導のネェル・アーガマ製造基地にて、
ネェル・アーガマと同時についでのノリで製造された。
アスランの所持していたデータから復元した品の為、
武装などは不完全な物も多い。
武装は基本のビームライフル、ビームサーベル、
そして追加武装としてM1アストレイ用の対艦刀を二振り腰に下げる。
ジャスティスに内蔵されたデータから復元する対象にこれを選んだのは、
勧誘対象として見ていた『ある一人』に高い適正があった為。
─ 高速クルーザー 船内 ─
ハサウェイ・ノア「……これで陸地に接近して迅速に……にしても大雑把な作戦だ(と、クルーザー内に備え付けられた黒いガラスに遮られた、人間大の縦長の箱の取っ手に手をかける) 」
夜神ムーン「……このクルーザー結構デカいな……しかもギリギリ一個ならMSを運べる……(作戦が成功するにしても失敗するにしても覚えておいた方がいいな……取り敢えずはこいつらと行動を共にする……パッチはああだけど強いし松田も戦闘力だけ見れば優秀だ、下手に離れるより安全だろう……それに今は竜崎が近くに居ない、松田だけなら出し抜いてノートを奪い返した後このクルーザーに縛り付けられてるMSを盗んで逃げる……充分可能だな) 」
松田ァ!「…………(ムーンを見てにやける) 」
エドガー「赤髪も赤髪で独自に動いてそうだが、今回の作戦に至ってはどうなんだろうな(晩飯、煮魚と味噌汁と付け合せのなんか野菜にしよう) 」
首領パッチ「下手なことするとクルーザーから落とすからなぁ?(ガンダム・ハンマーを振り回しながらムーンに) 」
ドロシー・ヘイズ「実際さあ、この艦武装も装甲も十分そうには見えるけど……まともに本拠地に突っ込んでも流石に長くは保たないよね、逃げ方どうするんだろう……MSだって、向こうにペーネロペーがいる以上絶対に優位に立てるわけじゃないし 」
松田ァ!「そしてノートに書いて溺死させてやろうぜ(ニコニコしながらパッチに) 」
夜神ムーン「助けてください 突入前にこいつらに殺されそうです 」
泉けん「安心しなさい、こっちにはスカイロッドがある!(ドロシーに) 」
ハサウェイ・ノア「……ま、そのためのコイツか……(と、ロッカーのような箱を開く。黒い板の奥に隠されていたのは、人間大、いや、人を包み込む、着ぐるみや全身鎧ほどの大きさをした『ヘリオス』) 」
パラガス『えー聞こえるかね諸君?(と、クルーザーに通信が入る)もうすぐクルーザーをネェル・アーガマから切り離す。乗り降りできるのはこれが最後のチャンスだ。突入班に編入されてよいというのならそのまま乗るがいい。今からクルーザーに乗りたい、という者も同様だ。これが最後のチャンスとなる』
ペニーワイズ「あのハゲはとりあえずクルーザーでもなく海に落としとけ(アスランを探そうとする) 」
首領パッチ「俺たちゃ降りないぜ!なぁ?(ムーンの眼前でガンダム・ハンマーを振り回しながら)…あっ(ガンダム・ハンマーがムーンの顔面に直撃) 」
夜神ムーン「ぐぁ(勢いよくハンマーが激突しすごい顔になる)いや降りないけど……うん……痛い…… 」
ドロシー・ヘイズ「空挺降下って感じになりそうだよね……そのスーツなら大丈夫……?なのかな……? ……あれ?此処乗ってたら全員突入?そりゃそうだわ!ヤバい!! 」
エドガー「(ハンドサインで『俺は潜入班です』と伝える) 」
L「……私も乗ります。松田さんが行くというので。彼は熱くなる癖があるので、ストッパーとして(と言いながらも、視線はムーンの方に向けられている) 」
夜神ムーン「(アッッッ竜崎ッッッコイツ僕を逃がさないつもりだクソッッッ) 」
ドロシー・ヘイズ「(あっちはあっちで普通に危なさそうだし、あの赤髪は正直ちょっと信用し辛いんだよね……私も赤髪だった!)うわーん!!この人たちに捕まってたんですよー!!……よし、いざって時はこれで乗り切ろう 」
泉けん「大丈夫、このスーツは無敵さ!そしてスカイロッドはいくらでも呼び寄せることができる!(グッ (僕もお姉さんと一緒にそれで乗り切るか…)(ドロシーの言葉を聞き) 」
パラガス『よいな?では……出撃ィ!!(その声と共にクルーザーが揺れ、海へと降ろされる。そのままエンジンの音が響き海上を走っていく)』
ドロシー・ヘイズ「スーツの性能は問題無いと思うんだけど……あっ!この船が撃墜される可能性とか考えてなかった!!!しかも元凶が最悪の形で乗っかって来てるよ~~~!!(エンジン音を聞きながら) 」
─ イサキオス・アーバン/Isaac Urban 郊外、海岸付近 ─
ハサウェイ・ノア「ここから上陸か……結構険しいな……(と、目の前に迫った陸を見て)……ま、そうじゃないと見つかるか……ここから近くの地下道を通ってロウクレストの本社へ近付ける。イサキオスは隅々までロウクレストの散歩道が繋がっているから、そこを利用する……(と、モバイルスーツのヘリオスを着込みクルーザーの端に足をかける) 」
松田ァ!「竜崎キター!僕が手を下すまでもないかもな(ムーンを見て) 」
ペニーワイズ「(イ●オ●ンからウーバー●イー●ツで頼んだラーメンを食べている)さて、特攻は…うまくいくかなぁ? 」
L「…………(ロウクレストの散歩道…確か列車も通っているはず…彼女も気の毒だな。巻き込まれた一般人ですし逃がしてまずいということも……松田も何するか分かりませんし一応マークしておかなければ……まあ夜神君にノートが渡るよりかは幾ばくか安全だから持たせておけばいい……) 」
ドロシー・ヘイズ「……はあ、電子制御のコンソールとか、レーダーとかちょっと見せてもらえる?もしかしたら多少は手伝えるかも。失敗したら多分私もスクラップだし… 頑張ってね、えーと……マじゃない方がいいか、ハサウェイくん 」
ハサウェイ・ノア「ん。今はマフティーでいいよ。こうやって顔を隠しているならその方がいいし、脱出時のあの状況からして僕がそうなのはきっと割れてる……(と、場所を譲るように) 」
泉けん→伝説の超チャージマン「君をスクラップにするわけにはいかない!僕も頑張るぞおおおおお!!!!(覚醒し、髪が黄色く光る) 」
夜神ムーン「落ち着け!!落ち着けけん坊!!(と、研を抑えて)な?ここからは見つからないように動くことも大事なんだ、あんまり騒がないように…… 」
伝説の超チャージマン「わかったYO(ムーンに軽く腹パン…………のつもりだがダメージは臓器まで来る) 」
夜神ムーン「(こいつ……!!) 」
ドロシー・ヘイズ「それじゃあ、どうも……(コンソールの前に立ち)……まあ、ちょっとしたオペレーターの真似事なら多分出来るかも (泉けんと夜神ムーンを見ながら)……突撃した方が安全かもね 」
松田ァ!「あ、見つかったらノートに君の名前書いて誘導させるからよろしくね(ニッコリとムーンに) 」
エドガー「(敵にやられるよりも先に内ゲバで全滅しそうだなという顔で面々を見ながらカロリーメイトを食す)ダンボール持ってくればよかったな 」
ハサウェイ・ノア「……よし、行こう(と、クルーザーから飛び立ち上陸、もう一度飛び上がり先に見えるフェンスを飛び越えていく) 」
ドロシー・ヘイズ「段ボールはねえ、危険地帯で必携!って風に聞いたから私も後で用意したいよね~~ (何処からともなく取り出したプラグをコンソールに接続し)そうれじゃあ頑張ってね、マフティー。多分そのまま進んで大丈夫だと思う 」
─ 地下通路 進行中… ─
L「(……おかしい、ここまで順調に進みすぎている……ということは……誘導されているのか……私たちは……) 」
ハサウェイ・ノア「…………(地に足を付けないように浮きながら進む)…………静かだな……ん(ガタンゴトンと近くを通り過ぎる列車に視線を向けて)……聞こえるのは列車の音くらいか……もうすぐ地上に…… 」
夜神ムーン→………「……なあ、竜崎…… 」
L「はい、多分君の言いたいことと同じことを考えてると思います(と、返し)私たちはなるべく彼らの眼に入らないように動いていますが、スニーキングと言うにはあまりに御粗末な潜入を行っています。ここまで何も起きないのは流石に…… 」
ドロシー・ヘイズ「この感から取れる情報がどれだけのレベルなのか全然分かんないけど、特に反応はなし……何の反応も無いのが逆に、って奴?マフティー君はどう? 」
ハサウェイ・ノア「強行突破を想定した作戦でこの静かさ……流石に不気味だ。本当に気付いていないだけならばいいけどね…… 」
ペニーワイズ「今の所トントン拍子だな…このままうまくいくのか…?(すき焼きを食べながら) 」
夜神月「……(松田を出し抜いてデスノートを取り返すとか考えてる場合じゃないなこれ……余計なことは考えずどうやってこの状況を脱するかの方に思考を割いた方が良さそうだ……)……かといってたぶん引き返すことも多分できない…… 」
ハサウェイ・ノア「……このドアを通ればロウクレストの懐……此処までとんとん拍子で来れた……来てしまった……(と、地下道の端にある黒いドアの前に立ち) 」
ドロシー・ヘイズ「……流石にここまで全く何もなし、っていうのは…流石に? 」
エドガー「厄介ごとの順序が全部後回しになるぐらい……で済めばいいんだけどな。ヘイズさん、退路はどうにかできそうか 」
ドロシー・ヘイズ「え?そんなん来た道戻るしかないんじゃない? 」
ザキン ズ ズズズン …(頭上から剣戟の音が響く。次の瞬間、天井がブロック状に何個も切り分けられ落下、退路を塞ぐ)
セフィロス「退路を探しているのか?(鈍い金属の光をチラリと覗かせて、飛び散る黒い羽根と共に落下した天井の上から降り立つ)……それならば今塞いだ。 」
ハサウェイ・ノア「神羅の……何かあると思ったが、ロウクレストだけの仕掛けじゃなかったのか……!?(と、現れたセフィロスに向けてビームライフルを構え、ドアを開けるように手を添える) 」
ドロシー・ヘイズ「流石に即死トラップすぎない?……(どうする?もう泣いて捕虜ムーヴするか?これ普通にアウトな気がする……袋小路だし…) 」
夜神ムーン「松田ァ!!ノートを!!!それで無理なら撃ち殺せ!!!!(即刻状況を把握し号令を飛ばす) 」
L「(困りましたね……夜神君は初手先制でどうにかするつもりのようですがどうにも成功するとは……いざとなれば私の物理攻撃で殴り殺して……いや無理ですね、私のカポエイラで神羅のソルジャーを蹴り殺せるとは流石に思いません) 」
エドガー「来た道が罠っていうなら別口のルートを確保できないかって話なんだけど……根元から潰されちゃ元も子もな(開手、手を直線上に立て指先を顎の高さまで上げて構える。シラットの構え)戻れなくしてくれるってのもまぁ気が利いたお出迎えだよ 」
セフィロス「ここで戦うつもりなら推奨せんがね……(そう言いながら、いつも通り刀を上に構える) 」
ドロシー・ヘイズ「普通に前に進むしかないじゃん、物理的に!戦える人頑張って!! 」
ハサウェイ・ノア「……(ここでやり合ってもまずこの男に勝てる可能性は少ない、それにこの状況ではいずれ磨り潰されるだけだ……なら)その仕掛けに乗ってやる……!!(ビームライフルをドアに向けて射撃、一撃で吹き飛ばしそちらへと飛び立つ)元々強行突破がプランだ!! 」
松田ァ!「わかったよ!(「セフィロス」って書いたらイメージは…! 」
セフィロス「そう、そうするしかないだろう……?だが、逃がさんぞ(刀を振り壁を崩し、それに紛れて床を蹴るように一回、二回と加速しハサウェイを追う) 」
リューク「クククククククク…… 」
夜神ムーン「リューク……クが多いぞ……?まさか……松田ァ!!日本語じゃダメだ!!デスノートはその人間の母国語で名前を書かないと……コイツの母国って何処だァーーーー!? 」
リューク「奴がなんて書けば死ぬか知りたけりゃ死神の目の契約でもするんだな……ククク……(と、松田の近くでニヤニヤ笑っている) 」
エドガー「 進むのは任せた、リーダーがいてくれるなら俺は"殴る"事に専念できる(ハサウェイへ背合わせにそう言うと"震脚"によって床石を踏み砕き、浮遊した瓦礫を複数殴り飛ばし、セフィロスの発生させた瓦礫と相殺) ゴンッッッ (左"肘"を正宗の峰に当て軌道を無理やり反らさせ、右手の貫手を彼の喉笛向かって穿つ) 」
夜神ムーン「チッ!!じゃあ逃げるか!!!(と、ハサウェイの後に続き吹き飛んだドアの向こうへ) 」
セフィロス「ほう(左手で貫手の手首を掴み取り止め、捻り上げる)……素手か……クラウドの仲間にも格闘の心得のある者はいたが……お前も中々のようだな?(と、正宗を構え直し、その柄で腹に一撃叩き込む) 」
ドロシー・ヘイズ「神羅の人の表記ってバラバラだから何にも分かんないよ!自分の名前でも書いときなよ!!!11 とにかく先行、先行!!走るしか…(ハサウェイ達に続き、ドアの向こうへダイブ) 」
アルバート・ウェスカー「来たぞ……見えたら撃て(と、ハサウェイたちが駆けてくる廊下にて一つの牢屋を解いて) 」
リオレウス「竜使いが荒ェなァ!!(喉を鳴らし、口に炎を溜めて駆け込んでくるハサウェイ一行に対しブレスを吐きかける) 」
エドガー「(咄嗟に体軸をズラし柄による打撃の衝撃を素通りさせるように受け流しつつ、膝をセフィロスの左手に当て拘束から離脱、バックステップで距離を取る)おー痛ぇ、あんま褒められてる気がしねえな(余力を残せる相手じゃない、長引かせるのは得策じゃないな) 」
ハサウェイ・ノア「火炎放射!?(咄嗟にリオレウスの方に向きシールドを投げつけブレスを防ぎ、ブレーキをかけずに走り抜ける)ワイバーン?アンブレラの生物兵器にしてはストレートすぎる…!! 」
リオレウス「逃がすかよァ!!!(バサァと大きな音を立て、廊下へと飛び出し一行を追い立てる) 」
ドロシー・ヘイズ「うわーん!私本当に何も知らなくて連れて来られただけなんですー!!(ムーン達を盾にしながら泣き叫ぶ) 」
L「(まずいですね……デスノートという手札は腐った……ですがそれはそれとして松田を腐らせるわけにも……)松田さん、これを(と、廊下を走りながら松田に拳銃を投げ渡す)射撃だけは得意なんですから、生かしてください 」
ハサウェイ・ノア「……開けたところに、しまったな……(追い立てられバタンとドアを開ける。その先は廊下ではなく、開けた大きな部屋) 」
三島一八「ようやく来たか。早速だが消えてもらおう…(見上げるとその部屋の二階の手すりに足をかけるタキシードに身を包んだ男が。次の瞬間、額からビームを放ち一行を撃ち下ろす) 」
ハサウェイ・ノア「G社のカズヤ・ミシマ……!!思惑無しに何処かに手を貸すような男には思えないが……!!(飛び上がりそれを躱すと掌部のパルマフィオキーナを放ち反撃、そのまま階段へと滑り込む) 」
セフィロス「さて……私だけを抑えてどうするつもりかな?(と、刀を突き立てて瓦礫を飛び散らせ、次の瞬間に強く踏み込んで飛び上がる) 」
ドロシー・ヘイズ「(多分不意討ちの弾が有効に働いてくれるのは最初の一発だけ……あとその一発でなんとか仕留めたい……)って!ビーム!何それぇ!?(爆発で吹っ飛び、更に飛来した瓦礫がぶつかりその場に倒れる) 」
エドガー「反論の余地がねえな、未熟を恥じるばかりだ(五指を立て流水が如く曲線の奇跡を描き瓦礫を流し)(相手も団体様、多数に無勢もいいとこだがここは……)よし、味方を増やそう(廻し蹴りで瓦礫や鉄筋といった蹴り飛ばせる物を次々とセフィロスへ蹴り飛ばしつつ後退、ハサウェイ本隊の元へ突っ走る) 」
L「……(咄嗟に前に出て飛び上がり、一八へと蹴り入れる)夜神君、松田さん、泉君。彼女を連れて先へ。大丈夫です、私結構強いので 」
夜神ムーン「竜崎!?いや無理だろお前のビデオ見て覚えた程度のカポエラじゃ……(いや待てよ、ここで竜崎に消えてもらえれば僕としては万々歳なのでは?)よし任せた!!!! 」
セフィロス「君が合流を図ろうとすれば俺がフリーになるのも忘れるなよ?(と、蹴り飛ばされる障害物を切断しながらそれを追う) 」
エドガー「………。(口を噤み返答はせず)李書文先生、感謝を(そう言うなり足を止め息を深く吸い) ┣¨ ゴォッ (再度震脚、強く、床を踏み砕き、衝撃が天井の集約。
エドガーとセフィロスの間に"壁"に匹敵する密度の瓦礫が降り注ぎ……) トンッッ (バックステップ→超低空飛行さながらの速度で移動し、ハサウェイ一行が一八と遭遇したポイントまで移動する) 」
三島一八「面白い……その自信確かめてやろう(と、Lに向かって構える) 」
ハサウェイ・ノア「上へ、上へ!!(階段をブーストで加速したジャンプで駆け上がりながら)目標は上の収容室と社長室、それだけ……!! 」
レーン・エイム「ここで終わりだッ!!マフティー・エリンッ!!(と、瞬間壁が崩れ去りオデュッセウスガンダムを纏ったレーンが飛び出し、ハサウェイへとサーベルを振るう) 」
ハサウェイ・ノア「邪魔だッ!!(飛び出してきたそれに速度を殺さず、パルマを顔面に押し付けて接射。頭部を破壊しそのまま止まりもせず通過する) 」
レーン・エイム「ぐあああああああッ!!?(頭部を砕かれ、素顔が垣間見えながらそのまま落下) 」
夜神ムーン「よし丁度いいところに来た!今竜崎が超がんばってあのデビルマンを止めている!!僕たちは尊い犠牲を弔いながら先に進むぞ!!!(と、階段に向かって駆けだす) 」
ドロシー・ヘイズ「(頭部に凹みを作りながらも、割と普通に立ち上がり)これまたメンテ要る奴じゃん!!(上層へとダッシュ) 」
ハサウェイ・ノア「社長室ッ!!(パルマをドアに押し付けて破壊、そのまま勢い良く踏み込む) 」
BGM♪:-
アリシア「……ようこそおいでくださいました。歓迎はお楽しみになられましたか?(と、踏み込んできたハサウェイに対し振り向き、薄ら笑いを浮かべ) 」
ハサウェイ・ノア「……(パルマの銃口を向け、無言で見据える) 」
夜神ムーン「ハァ…ハァ…早すぎるぞ全く……(と、ハサウェイに追いつくように登ってきて) 」
エドガー「(カズヤ・ミシマと殴り合う気満々だったけどバリツじゃなくてカポエイラ使う探偵に予定埋められて駄目だったんだ代わりになんとかしろァ!!)………。(—————と、いうあれやこれやをぶつけてやりたいが口を噤んでいつでも殴れるようポケットに突っ込んだ拳に力を入れる) 」
アリシア「……あらあら、お話をする気はないようで。残念なものです 」
ドロシー・ヘイズ「ここまで来ちゃったよ……辿り着いちゃったよ……(飛び込んだ勢いでぶっ倒れ、そのまま動けないフリ) 」
L「あ、どうも(と、平然と現れて)ちゃんと抑えた上で巻いて来ましたよ 」
夜神ムーン「うわっ竜崎!?……すごいなお前……(と、平静を取り戻し
アリシアを見て)……随分と余裕なようだが…… 」
ハサウェイ・ノア「…………(無言のまま、掌を突き出し彼女に向かい光線を放つ) 」
アリシア「……『兄さん』。(その光線に目すら向けず、指を鳴らす) 」
ズ ズ ズ(その指が鳴らされた瞬間、天井の一部が崩れ落ち、ある人影をそこへ落下させると同時に光線を弾く)
???「(落ちてきたそれは砂煙を払い姿を現す。くっきりと映ったそれは、機械的で、人間大の…間違いなく人間ではない、バイザーのようなカメラ・アイを頭部に光らせた、四肢を持つ『人型』)……妹に、触れるな(その全身のスピーカーから、ハサウェイたちへの警告、そして確かに
アリシアを『妹』と呼ぶ旨の言葉を発する) 」
ハサウェイ・ノア「……ッ!! 」
── file.12 LCC SECURITY
出典:カオスドラマオリジナル
正式名称、Law Crest Corporation Security。
ロウクレスト内に存在する警備部隊……
というより、実質的にロウクレストの軍事力。
基本的な業務はロウクレスト関連施設や、都市の警備。
民間、公的問わず、
外部の組織や個人に依頼されて動くこともある。
多くの部隊に分かれており、物理的な戦闘から、
その支援や専門的な知識を必要とする、
情報系や技術系の部隊も存在する。
全部隊の指揮権を有する総括隊長は『
オラクル』。
外部にはほぼ顔を出さず、外部でその詳細を知る者は少ないが、
セキュリティ組織内では気軽に顔を出すらしく、慕われている。
ハサウェイ・ノア「……ッ(構えたまま後退り、そのままライフルを取り構える) 」
ペニーワイズ『ついに敵と接触したか…(パラガスと共にイオンから取り寄せた特大パンケーキを食べている) 』
パラガス『あれが大佐の言っていた『真の目標』……兄さんだの妹だのと言っているが、とても見た目からは血がつながってるようには見えんな……(フォークとナイフを使い巧みにパンケーキを切り分けながら口に運ぶ) 』
松田ァ!「触れるな?………(
アリシアに向けて早撃ちを披露)触れてないぞ!() 」
アリシア「……兄さん、煙を立てすぎです。それにまた建物を崩して……直すのは誰だと思っているんです?(松田の放った銃撃を首をかしげて回避、細目で『兄さん』と呼んだそれを睨み付ける) 」
ペニーワイズ『出生に何か関係あるかなんかじゃね?よくあるじゃん強化人間にお兄ちゃんって呼ばせたりするそういうやつ(フォークとかナイフとか使わずに素手で行儀悪くパンケーキを食べる) 』
L「(猶予が一秒以下の状態で夜神君のペンだけを正確に弾き飛ばすほどの精度を誇る松田の早撃ちを躱した……まるで銃撃が予測できていたかのようだ……) 」
パラガス『うむ、彼女らは機械だ……兄妹機のお互いの認識が本当に兄妹でもおかしくはない。……君はもう少し行儀を覚えたまえ(と、呆れながらバターナイフでバターをすくいとりパンケーキに塗り食べる) 』
泉けん「あ、お姉さん大丈夫~?(動けないフリをしているドロシーを見て本当に動けないのかと思いチャンs…心配して抱き上げる) 」
???「貴様……!!(右腕に保持していたライフルを振りガキンと音を立て砲身を伸ばし、それを松田へと向ける)私ではなく
アリシアを狙うか、卑劣漢め! 」
ハサウェイ・ノア「(感情的だな、中に人間が入っているのか?それとも……)おっと(ビームライフルを三連射、それを牽制する)それで、お前は何者だ? 」
松田ァ!「そんなライフルがなんだ!僕は早撃ちの達人なんだぁ!(ムーンの後ろに回り、???に対しても早撃ちを披露) 」
ドロシー・ヘイズ「兄妹機って概念は皆もわかるはずでしょー!!ごめんなさい~~私本当に脅されてただけで…!あなた達リリ……人造人間の事だってわかるんです~~(泉けんに抱き上げられた事を利用して大泣き) 」
アリシア「兄さん、冷静に。会話の必要はありません……(兄の動向を目で追いながらそう口に出す) 」
店員おじさん『YO!!!ステーキ2枚お待ち!!!(ブリッジのドアを蹴破り、鉄板ステーキの乗ったワゴンを押してくる) 』
ペニーワイズ『サンクス、お代は
夜神月名義で頼む。注文通りミディアムだ(ステーキを食べ始める)…機械に植え付けられた設定か…こいつは引き剥がして確保するには困難ってわけかい。…行儀?そんなもの側溝に捨ててきたさ(ナイフをカチャカチャ鳴らしながらステーキを切る) 』
パラガス『私はヴェルダンだ。お代は大佐にツケといてくれ……『暗殺』指定はこの為か。下手に身柄を安全に確保しようとすると兄の方が引きずり出せないかもしれないと……(と言いながらスッスッとステーキに刃を入れる) 』
???→オラクル「『オラクル』!LCCS総括部隊隊長、ロウクレスト代表取締役!オラクルだ、覚えておけ!!(ハサウェイのライフル三連射を後ろに跳び躱し、次に飛来する松田の放った弾丸を左腕から放った光刃により切り払う)ライフルか……分かりやすい言い方だがこの銃にライフリングは無くてな……呼ぶならそう……『コイルガン』、『ガウスキャノン』……(と、松田に銃口を向け引き金を引く。火薬の炸裂した音も衝撃もないまま銃口から勢いよく投射物が吐き出される) 」
松田ァ!「そんなもの!(ムーンを投射物の方に突き飛ばし、転がって逃げる) 」
夜神ムーン「待て松田ァ僕を盾にしたな!?(と言いながらも横へローリングを決め発射された弾丸を回避) 」
オラクル「……いや面倒だ。『リニアライフル』でいい(と、言い直して再び銃口を向け、構え直す) 」
アリシア「……兄さん?余計なお喋りはやめてくださいと念を押しましたよ?何気軽に名乗っているんですか?(と、呆れたような目を兄……『
オラクル』へと向けて) 」
ドロシー・ヘイズ「あの出力だったら人間なんて盾にしてもぶち抜かれるよ! っていうか機械だから感情がないとかそういうのやめない!?今地域によっては吊し上げ食らうやつだよ!!きゃー!!助けてー!!!! 」
L「ロウクレスト代表取締役……なるほど、対外的に一切明かされていないポストの正体は『
アリシア』の兄妹機でしたか……まさか一番上のポストに至るまでヒトではないとは驚きましたが……では製作者は…… 」
オラクル「ん……ああ、すまない……隠し事は苦手でな(そう妹の方を一瞥する彼の肩には白く『ORACLE』と、はっきりその名が刻まれている) 」
ウェルド「……しかしまあ、本当に秘書を直接狙いに来るとは……あの着用型MSが切り札とはいえ、流石に無謀がすぎる。他になにか持っていると考えるべきでしょうね… しかし、国際警察というのも大変な仕事です。なんせ、このロウクレストとも付き合わなければならないんですから(遠方の高層ビル。屋上からモバイルスーツ用の大型スナイパーライフルで壁越しにハサウェイを狙っている)…早速見せてもらいましょうか、ロウクレストの技術力、そして……モバイルスーツの装甲…! 」
ハサウェイ・ノア「(盾を捨てて来たのはまずかったか……どうする?逃げてカボチャを回収するだけして……逃げるってできるか?)(大型ビームソードを左手で引き抜き、右手でライフルを構え
オラクルに対し絶妙な間合いを取る)そうか、アンタが社長か。まさか人間どころか人間に似せた見た目でもないとは…… 」
オラクル「驚いたか?今の時代そう驚くほどの事でもあるまい……それとも出自が気になるか?答えは機会があれば答えてやる(そう言うとブースターを吹かし急接近しながらリニアライフルを連射、そのままハサウェイに向かいレーザーブレードを振るう) 」
L「松田さん、隙を見てこれを(と、弾丸を数個松田へ投げ渡す)あらゆる装甲を融解させ貫通する貫通弾です。数発しかありませんが隙を見て撃ち込んでください。貴方ならやれます 」
松田ァ!「わかった…まずはムーン君で試し撃ちするか…() 」
ハサウェイ・ノア「ッ!(リニアを躱しながらレーザーブレードに対しビームソードを振るい弾き合うように相殺)機会か、本当にあるのかな?(グルリとビームソードを一回転させ逆手持ちにし、ライフルを放ち牽制しながら距離を詰める)……(敵意……目の前のコイツ以外にも誰か狙っている……) 」
ウェルド「その人……人?に何かあると色々困るので、”試し撃ち”の的に…なってもらいますよ、テロリスト!(弾速とハサウェイの移動速度に合わせた偏差射撃……スナイパーライフルの銃爪(ひきがね)を引き、ハサウェイ目掛けて大口径の弾丸を建物の壁越しに撃ち込む!) 」
オラクル「私の自分語りとは訳が違ってな。あまり話すものでも無い故…………味方か(狙撃に感づき急激に後退する) 」
ハサウェイ・ノア「……来たッ!(狙撃に反応し咄嗟に腕を構える。逸らすように装甲の表面で弾丸を滑らせ、受け流す)……反応できたのも凄いが、これを流せる装甲も凄い……ヘリオス……(狙撃ポイントを見極めるように壁の向こうへと視線をやり)この軌道で飛ぶのに必要な狙撃ポイントは…… 」
松田ァ!「今だ死ね!(後退した隙に
オラクルに先ほどの貫通弾を打ち、ついでにムーンにも撃つ) 」
オラクル「余所見をするな、嫉妬するぞ……(と、レーザーブレードを発振させハサウェイへ飛び掛かろうとして)何……(松田の銃撃を左腕をその弾道に添えて防ごうとするも、その腕、その先にあった肩含めて貫通する)……ッ!?貫通弾だと……!?先の奴か、射撃の腕は良い……!! 」
夜神ムーン「松田ァ!?誰を撃ってる!?(間一髪貫通弾を回避、床に転がり込む)うわマジかよあの装甲を貫通したぞそれも腕と肩を一気に……あんなの人間が受けたらひとたまりもないぞオイ 」
ウェルド「外し……いや、違う……避けたのか…!? 凄いな、既存の対物ライフルとは弾速も威力もまるで違うのに、それも壁越しで……(弾丸に見合う大型のボルトを、人間離れした腕力で難なく引き…再び構え)……向こうも火力を確保してる、場所もバレたし逃げたいところですが…撃つしかなさそうだ 」
エドガー「(狙撃の援護攻撃、未来予知に近しい演算能力。弱点らしい弱点は…… )ないこともない、やれるだけやってみる……かッ!(キャップ帽を深くかぶり直してからジャケットの内ポケットよりコンバットナイフを引き抜き、中空へ放る。魔力の蒼炎を纏わせた拳でそれを殴り、光線の如く "
アリシア"へ射出。 同時に
オラクルへ駆け出し)———勁ッ!!(震脚からの発勁の予備動作→フェイントからの本命、右膝による飛び膝蹴りを
オラクルの顎に該当する部位へ放つ) 」
ハサウェイ・ノア「状況からしてやってやれないこともない……(高出力ビーム砲バラエーナを壁に向けて放ち、そこから外へ飛び出る)……サテライト、ガイドレーザー、来る!(空が開けた場所に出たことを確認すると、その上空から光の線がヘリオスに向けて降り注ぐ) 」
オラクル「ッ!!?(射出されたナイフを確かにカメラアイに捉え、次の瞬間飛び出してきた
エドガーの方に向き直り)妹に……何をッ!!(膝蹴りを受けガクンと顎を上げる、がそれ以上の反応を起こさず、首の向きをガキンと音を鳴らしながら戻すと同時に相手の首に右腕をガッチリと添えて拘束、腹にブレードの発振口を押し付ける) 」
ウェルド「ーー!そう来たか、やはり難敵ですね、マフティー・ナビーユ・エリン…!(飛び出したハサウェイに向け、再度スナイパーライフルを発射) 」
アリシア「ッ……(目を瞑った次の瞬間その頬を刃が掠める。最小限の動きで回避した故の傷)兄さん、私の事は気にせず……というのもまずいですが、冷静さを欠いています。落ち着いて 」
L「……(この状況、むしろ固まるのはまずいか……)マフティー君、
エドガー君。任せられますか?行きますよ、夜神君松田さんヘイズさん、ついでに泉君も。暴れるのは彼らが適任です 」
エドガー「 (拘束される寸前ジャケットのボタンを開け、内ポケットに忍ばせた大量の『得体の知れない爆弾らしきもの』を忍ばせたそれを見せ) ガッ (拘束され一瞬苦痛に顔を歪めるも、両手を挙げ、
アリシアへ視線誘導するように目配せ。『撃ってみ』と言うように小首を傾げる) 」
ドロシー・ヘイズ「(室内で繰り広げられる暴の嵐に割とガチで怯えながら)ひいー!!助けて下さーい!!(泣きながらまるで連れ去られるかの様にLに同行) 」
ハサウェイ・ノア「『ヘリオスセステットキャノン』……(グルリと回転しながらその弾丸を急激に加速、停止を繰り返し回避、狙撃ポイントと思われるビルに向けて全砲門を向ける)……結構な人数巻き込むことにはなるが……!! 」
ウェルド「やれやれ、全く……(無線機のスイッチを入れ、オラクル達と通話を繋ぎ)えー、こちら
ウェルド……御社から供与された試作兵器で援護を試みたんですが、いやはや……威力、弾速、精度……どれを取っても一級品です。ですが……まあ、自分の腕のせいかも知れませんが、ちょっと"マフティー"と彼のスーツの出来は別格ですね……あっ、失敬。自分はこれ以上の援護は出来ませんので…失礼します(此方に迫り来るハサウェイを視認し、即座にスナイパーライフルを捨て……躊躇いなくビルから飛び降りる!) 」
アリシア「……(目を閉じたまま首を傾げ、ニヤリと口角を上げて、『どうぞ』というように掌を水平にして出す) 」
オラクル「……だそうだ(と、引き金に指をかけ、入る通信を同時に処理しながら)こちらも時間はないようだ(躊躇いなくリニアライフルを接射、引き金を引いた瞬間には既に視線は建物外のハサウェイの方へ向き) 」
エドガー「(やっぱり過保護になってるだけで爆弾なんざ痛くもねえってことか) ボディがお留守だ(
アリシアへ目配せする一瞬の隙に足を振り上げ、自身を拘束する
オラクルの腕の関節へつま先をめり込まれ、上体を強引に捻り拘束を離脱、射撃の軌道も蹴りの衝撃で僅かに逸らし間一髪で回避する) 本命は離脱したか。まあしんがりは程度の働きはできたってことかね 」
オラクル「躱したか……!!(拘束を解かれた勢いで距離を取り、そのままハサウェイの開けた穴から飛び立つ)
アリシア飛び降りろ。私が拾ってやる。……マフティー、そこで止まれ!!(と、空中に静止し砲撃の構えを行うヘリオスにリニアライフルを向けて) 」
アリシア「飛び降りろとは、無茶を言う兄を持ったもので……では、御機嫌よう?(と、片手で持ち上げた椅子を社長室のガラスへ投げつけ、割れたそれから飛び降りる) 」
ハサウェイ・ノア「……正気か!?(二人合わせて空中に躍り出て来た『兄妹』に対し咄嗟に振り向く) 」
L「(……どうやら空が騒がしくなったようですね、その分社長室は静かになったようで……
エドガー君の合流が期待できそうです。こちらの戦力は松田と泉君……ついでに夜神君。充分ですね) 」
L「……私たちは季節外れのランタン探しと行きますか 」
── file.13 Gundam Virsago
出典:機動新世紀ガンダムX
チェストブレイクしてない方。
神羅カンパニーが不明なルートから入手したデータを元に、
自社の技術を使い製造したガンダムタイプのMS。
元設計の優秀さも相まって格段に高い性能を得ている。
赤と黒のコントラストで彩られており、
そのシルエットはまるで悪魔のような印象を受ける。
腕部のストライククローはなんと伸びる。
腕ごと伸び、鋭く相手に突き刺さる。
他武装としてはストライククロー内部にビーム砲、
腰部にビームサーベルを持ち、
腹部には超強力なビーム砲台、メガソニック砲を備える。
パイロットは神羅のソルジャー部門に復隊したセフィロス。
パイロットがパイロットな為、ビームサーベルを好んで多用する。
本機の悪魔のようなデザインは、
神羅上層部のセフィロスに対する当てつけとも言われている。
夜神ムーン「竜崎!!僕たちは何処に行くんだ!? 」
L「あの状況ですよ。私たちはいるだけジャマです。ミッションはもう一つ、捕虜の救出もあるんです。私たちはそっちに行くべきです。戦力的には松田さんがいるので全く問題ありません(と、廊下を走りながらそう冷静に言葉を紡ぎ続ける) 」
泉けん「クックックッ…々 」
ドロシー・ヘイズ「本当に大丈夫なの……?色んな意味で…… そう言えば居たよね、捕虜。確かにそっちの方が無難かも 」
夜神ムーン「ところで竜崎、何処に牢屋があるかとか分かるのか? 」
L「大丈夫です、私の勘は当たります(走りながらだが案内板やマップを視界の端に収めることができた……案内板の収容ブロック、書かれた内容からしてあそこに人間用の牢屋もある……問題は恐らく『人間用以外』もあることか……) 」
ドロシー・ヘイズ「勘……勘かぁ……図面のデータとかがあればある程度割り出せなくも無いんだけど、今はそっちに頼るしかないかもね… 」
夜神ムーン「……勘か……(こいつは口ではこう言ってるが……目をぎょろぎょろと動かすような素振りからして確信をもって足を運んでいる……信頼して良さそうだ) 」
松田ァ!「まぁ、いざという時はムーン君が見つけるための犠牲になってくれ…(ノートを取り出し) 」
L「……この先です、多分牢屋はこの先にあります(と、壁に収容ブロックと案内書きのある厳重な扉に手をかける) 」
夜神ムーン「そうか……(よかった、松田に生贄にされずに済んだ) 」
ドロシー・ヘイズ「……大丈夫?またねちっこそうなイケメンが空から降ってきたりしない? 」
L「そんなトンチキな状況そう何度も起こってたまりますか(と、ドアを開けようとするも)……松田さん。代わってくれますか?対策なしに開けるとまずそうです。貴方が一番身体能力が高い。それ以外は念のためドアの直線上から離れて伏せてください 」
夜神ムーン「……罠か?(竜崎が松田を利用するってことは、松田なら回避できるレベルの罠ってコトか……僕なら回避できないトラップに松田を突っ込ませてハメるが竜崎はそうはしないだろう……) 」
松田ァ!「竜崎が一番身体能力が高い気が…まぁいっか(最悪ムーンを犠牲にしよう…)(先ほどの貫通弾を扉に発砲してから扉を開ける) 」
キンッ ガ コンッ ドシュウウウウッ(ワイヤーのようなものが弾けた音と共に扉を開けた松田の目の前にロケットランチャーが天井から勢いよく吊るされそのまま発射される)
松田ァ!「エルローライトおおおおお!!!!!!(咄嗟に転がって避けつつデスノートに「夜神ムーン ロケットランチャーの弾丸を喰らい死亡」と書く) 」
ドロシー・ヘイズ「今までありがとう!さよなら!!(即座にその場に伏せ) 」
L「ワイヤートラップ……予想通りだ……施設の利便性を捨ててまで『マフティー』を仕留めるつもりか……(伏せてその光景を見上げながら思考を巡らせる) 」
夜神ムーン「っぶね!!(伏せたまま頭上を通り過ぎるロケット弾を回避する)松田ァお前今何書いた!! 」
L「松田、デスノートは本名でないと効果を発揮しません。ついでに言うと間違えた名前を四回書くと効力を発揮しなくなります。盾にする時は迅速に『
夜神月』と(と、冷静に立ち上がりドアの先を見ながら松田へとアドバイス) 」
松田ァ!「チッ殺し損ねたか(いやぁわざと書き間違えたんだよ!そんなすぐに君を殺すわけないじゃないか!竜崎からも強く言われたし…) 」
夜神ムーン「(余計な知恵を入れやがって竜崎め……)(と、ドアを通って収容ブロック内部へ)ロケットランチャーのワイヤートラップ……工作が得意なのが敵に居るな……ん(と、不自然にロケットランチャーに貼られたステッカーを見つけて)……気にしても仕方ないか 」
ドロシー・ヘイズ「でも、次はちゃんと残機としての役目を果たしてくれないと…… 器用ではあるけど、ある意味初歩的で面倒なブービートラップだよね、なんか狙いがありそうだけどなあ… 」
L「(ブービートラップに……『収容室』か……結構面倒そうだ)……行きましょう。恐らく人間用の檻です。しかし進行時には気を付けて。お相手は恐らく施設の破壊に躊躇いがありません 」
ハサウェイ・ノア「二人揃って飛び出してくるのか!?(狙撃された方角のビルへと砲撃しようとホバリングしていた中、銃口を向けられたことを察知して振り向く) 」
オラクル「のがさんぞ!!(重力を身に受けながら、必死に高度を上げるようにブースターを吹かし、リニアライフルをヘリオスに向けて射撃) 」
アリシア「……さっさと拾ってくださいませ(と、落下しながら視線を兄へと送り) 」
ハサウェイ・ノア「なるほど、飛行は出来ないのか……それでよく空中に飛び出す判断が……(と、冷静に躱しながら反撃、ライフルで
オラクルを牽制しながら落下する
アリシアにバラエーナを向けて砲撃する) 」
ウェルド「(ビルから平然と飛び降り……街路樹で強引に勢いを殺し、綺麗な五点着地を決める)……流石にこの高さから墜ちたのは初めてですが……エリート刑事ならこれ位は、ね(上空を見上げ)……しかし、機動力も大したものだ… 」
L「トラップは主に爆薬が含まれたものが多数……センサー式の爆弾から天井から落下してくる無数の手榴弾まで、大盤振る舞いですね……(と、進行しながら冷静に)仕込み銃もありましたね。職員が通過することを考えていません……それほどまでに仕留めたいのか……あ、この先っぽいです(と、頑丈な鉄格子のドアを指差して) 」
アイアンマン「おっと残念だったな、ここはお前の領空じゃないぞマフティー(ビルの窓を突き破りハサウェイと
アリシアの間に割って入り、ナノマシンのワイヤーフレームを広域に展開。電磁パルスによる防壁を展開し砲撃を妨害する) 」
オラクル「分かっているッ……アリシアァ!!(ブーストを小刻みに吹かしながら高度を保つ。アリシアに砲撃が向けられたのを見て声を張り上げそちらへと急速に加速)……感謝する(妹を左腕に抱きかかえ、右腕でリニアライフルの狙いをハサウェイへとつける) 」
ドロシー・ヘイズ「相手を選ばないタイプのばっかりだし……仕留めたいというか、本当に完全閉鎖して一歩も出す気ないというか……(ドアが目に入り)……大丈夫?中で骨になってたりしない? 」
アリシア「あら、大胆ですね兄さん。……ですが今の、スターク社長がいなかったらどうするつもりだったので……?(
オラクルの首に細い腕を絡ませ、微笑みを見せてから、叱るように訝しむ目を向けて) 」
L「その時はその時です(と、ドアを開けようとして)……ふむ、まあ開きませんよね。ピッキングツールもない、破るしか……ふむ。そうだ、
首領パッチ君はいますか?ついてきていますよね? 」
アイアンマン「多分だが愛と奇跡の力で加速して秘書殿の救出は間に合ったが、代わりに重大な損傷は負ったかもしれない。まあタフガイを責めないでやってくれ(軽口紛れにそう言い、マフティーを中心に縁を描くように飛行。先程の防壁を貼ったナノマシンのアンカーを中空に固定していく。 それらがマフティーを囲んだ場合、電磁バルスの防壁で生け捕りにされることが想定される) 」
ハサウェイ・ノア「チッ!!(アンカーをバラエーナ、ライフルでそれぞれ狙いをつけて撃ち落としながらその範囲内から急速に脱出、再びバラエーナを空中機動のおぼつかない
オラクルに向けて)荷物もある、飛行能力もない。頭数を減らすなら先にこっちの方が確実……!! 」
オラクル「私を侮って……!!(壁に脚を擦り付けて落下速度を減速しようと図りながら銃口を向け迎撃しようとする) 」
アリシア「兄さん、冷静に……(抱きかかえられ振動を受けながらも感情的な行動を咎めるように) 」
ヌマクロー「 デ デ ド ン (
首領パッチ……ではなく野生のヌマクローが飛び出して…いないがそこにいた) 」
首領パッチ「呼ばれて飛び出てオラァ!(意味もなくムーンを殴る)呼んだか! 」
L「はい。赤髪に渡された箱があるでしょう?開けてみてください。恐らくですが便利なものが入っています 」
夜神ムーン「ねえ意味もなく僕が殴られた事には触れないの? 」
ドロシー・ヘイズ「うーん……(ヌマクローに向かって振り返るが)……カンヌキはこの辺りかな、ここをぶち抜く感じで……あっ、来た 」
アイアンマン「なんだその射撃技術、ゲーセンで鍛えたなガキの頃から!(舌打ちし追加のアンカーを射出しようとするも残弾不足に気付きハッチを閉じる)捕獲を最優先にしたかったが……くそ、中身もタフガイであってくれよ……! キュィィィ(発光する掌を向けユニビームを繰り替えし掃射。ハサウェイの脚部を狙う) 」
ヌマクロー「(悲しみに満ちたBGM) 」
ハサウェイ・ノア「やらせちゃくれないか!!(ブーストをボッ、ボッと小刻みに吹かし連射される光線を回避、適当な狙いで
オラクルに向けて一撃放ってからアイアンマンへと目を向け、ライフルを放つ) 」
リオレウス「空はオレのもんだぞ鉄屑がぁ!!(と、
オラクルに向けて放たれた光線を火炎放射で相殺してからハサウェイの背中へと飛びつき、爪で掴む) 」
アルバート・ウェスカー「あまり傷をつけるなトカゲ。油断もするな(と、リオレウスの背に乗り撫でながらそう言う) 」
リオレウス「うるせー化け猿!!仕留めりゃいいんだろ仕留めりゃ!!! 」
首領パッチ「どれどれ(箱を開けて蓋をムーンの顔面に投げる) 」
夜神ムーン「いで 」
ドロシー・ヘイズ「(大丈夫かな…毎度のことながら…) 」
首領パッチの開けた箱の中には丁重に収められた白い大剣のようなもの……『カレトヴルッフ』が、説明書と共に入っていた 」
首領パッチ「なんだそのでっかい剣!(剣を取り出し、入っていた箱をムーンの顔面に蹴っ飛ばす) 」
L「カレトヴルッフ……武器じゃないようです。工具のようですね(と、説明書を読みながら)今の状況には最適です。檻を破ってください 」
夜神ムーン「もうやだ 」
┣¨ ギュ オ (リオレウスへ『電属性魔力』を付与された対戦車に匹敵する大型口径の鉛玉が遠方から飛来する) 」
ハサウェイ・ノア「くっ!?(リオレウスを咄嗟に振り払い、再び急上昇)……どうする……この人数を相手にするにはパワーが足りない…… 」
リオレウス「チッ!!払いやがっ……んだぁ!?(振り払われた直後、飛来する弾丸を受けよろめく) 」
首領パッチ「任せとけ!!!酒を勢いよく飲み干し、ムーンに瓶を投げる)オラァ!!!(檻に剣を振るう) 」
ドロシー・ヘイズ「誰でもいいからパパっとぶち破っちゃいなよ! 」
L「いい切れ味です。作業用のカッターに良い切れ味と言うのもおかしいですが(と、破られた檻の中に侵入する) 」
偽マフティー「チーン(牢屋の中、全身ボロボロで見るに堪えない姿で転がされている) 」
黒いAC「(狙撃地点には黒い塗装のAC……と思しきせいぜい『巨漢の大男程度』といったスケールの機体が、錆びついた『レールガン』を構えていた。全体的な造形はレイレナードの看板機"シュープリス"と酷似しているように見える)『あーあー……マイクテス、マイクテス。 ハサウェイ・ノア!! こちら友軍機、匿名希望のセレブからお前を護衛するよう依頼された。よってこちらへの誤射は勘弁願いたい!その際は前金を突っ返してでも反撃しスクラップにしする!!』("女性"、しかも若いそれが音質の悪いスピーカーから発せられ……) ┣¨ ギュオ !! ("魔力"を動力にしたレールガンが第二射を射出。ウェスカーを狙う) 」
ドロシー・ヘイズ「うわっ、ボロボロじゃん……流石にこんなになってる人は初めて見たな……生きてる?かぼちゃ君? 」
アイアンマン「—————!? おいおいおいおい待て待て待て"そうじゃないだろ"!!(丁度射程にいたためかレールガンが肩を掠め、全身に帯電時関節部がショート。火花を撒き散らしながら落下する)【規制音】!!やったなッ!! 」
ハサウェイ・ノア「友軍機……!?アレはセトのと同じ……(と、未確認の黒い機体を見て) 」
偽マフティー「シンケイガイラダツ(喋ったので生きていると考えられるが…) 」
ウェルド「……あれは、新型のAC……?此処まで動かせるのがもう一機、完成して配備されていたのか……? しかも向こう側か、不味いな、色々と…!(猛ダッシュで建物の階段を再び駆け上がり) 」
アルバート・ウェスカー「もう一機……敵か(と、リオレウスから飛び降りてそれを回避、そのまま落ちていく) 」
ドロシー・ヘイズ「なんか様子がおかしいような……気付けに(自主規制)とか(自主規制)とかしてみる? 」
ヌマクロー「ペチペチペチペチペチペチペチペチペチ(ペンギン歩きで偽マフティーの近くへ移動)おえっ(ハイドロカノン(ぬるま湯)を顔にぶちまける) 」
L「まあ生きてるっぽいんで取り敢えず連れていきましょう(と、ぬるま湯をぶっかけられた偽マフティーを背負って)……ところで私たちはこれからどう脱出するんですかね…… 」
黒いAC「『完成したんじゃない、改良したのよさ私天才だから!現代科学に通じる天才ハイカラ大魔女だから!あやべなんかコンソール吹っ飛んだッ!あーーーー!!』(やや音割れした甲高い悲鳴を合図にレールガンが魔力と弾丸を三層"多重装填"。 三発動時に照準も合わせずだいたい
ウェルドやリオレウスがいるかもしれないあたりにぶっ放してしまう)『あーーーーーーっ!!スプリンクラー!!いやなかったこれ等身大スーツだった!!あーーーー!!!!!』 」
偽マフティー「う゛ぅ…神経が…う゛ぅ…… 」
ドロシー・ヘイズ「少なくとも治療が必要な状態ではあるみたいだね……神経は…まあこっちの技術力なら治るんじゃないかな、多分…… 」
エドガー「 ドォーン ドォーン ┣¨ ォ ー ン (遠くからくぐもった爆音、ややクリアな爆音、鮮明で大きい爆音と順に響き) メゴォッッ (罠のロケットランチャーをフルで作動させたと思われる爆発と共に壁を蹴破ってくる)プスプス… (当たってないので)よし(手で肩の埃を取る動作を真顔で行い、何もなかったと言いたげに)あれ、それが捕虜のカボチャ? ていうことはここが合流ポイントで間違い無いのか。よく無事だったな 」
ウェルド「ははあ、少なくともそれが出来るレベルの人間がそういう動きをしてくれてる訳ですか、全く度し難い話だ…!(社長室まで駆け上がり、小型のグレネードランチャーを構えるが)……全く、ツイてない…(レールガンを撃ち込まれ、崩壊する部屋に飲み込まれ) 」
L「おや、
エドガー君。丁度いいところに来ました。……逃げる方法を考えていたのですが……あのクルーザーに戻らないといけませんよね?(と、クルーザーを置いてきた方向を指差し) 」
エドガー「急患もいるみたいだしな(ノールックで偽マフティーを指差し頷く)柱に全員乗っけてクルーザーへ向けて蹴り飛ばすか (吹き出しにデフォルメされた面々が、桃白白よろしく吹っ飛ぶ柱に乗った図を思い描きながら) 」
リオレウス「あんの……売られた喧嘩は買ってやろうじゃないの……!!(と、黒いACの元へ大きく羽ばたいて、口に火を溜めながら接近する) 」
L「……まさか同じことを考えているとは思いませんでした。こんなことを思いつくのは私くらいかと……ですが安全とスペースを考慮して飛ばすのは柱ではなくめくりあげた床板にするべきです 」
ドロシー・ヘイズ「…確かに来た道は戻れないしさ、時間もないけども………大丈夫?着地できるやつ? 」
黒いAC「『よーし顔の造形がいい色男リタイア!いやよくないわ整形外科予約しといてねーっ! ってうわ近くで見るとマジモンの怪獣だパジフィックリムじゃんこれ!』(脚部の関節からブーストを噴射し後方へスライド移動。しかし前進してくるリオレウスには速度に劣り……)『よーしわかった!改良と呼ばれる所以を見せてやりましょう震えて眠れ私を招待しなかったロウクレストのファッキンあんちくしょー共』(ACにおける『コア』が真っ二つに開閉される。中から全身をボディスーツで覆い、フルフェイスメットで素顔を隠した女性が機体の外へ出る) 」
夜神ムーン「竜崎……そんなこと考えてたのかお前……まあ僕はアイツらのせいで無駄に頑丈になったから平気だけど 」
黒いAC「 >> Ride on << (電子アナウンスを合図に膝が"タイヤ"へ変形。コアの前へ脚部が移動し、両腕はコアの背にスライド、掌からは魔領を動力としたバーナーが噴射。 真っ二つに開閉されたコアは頭部を収納し、代わりに”シート”を上部に設置。 その変形、まさにトランスフォーム。 超大型にも程があある『二輪車』に変形し、シートへパイロットだった女性を乗せ……) 『 GO!!!!!! 』 (バックライトが流星の如く赤い軌跡を描き疾走、 リオレウスを素通りしハサウェイへ急接近する) 」
エドガー「アラジンの魔法の絨毯じゃないんだから……そんな都合よく床板を用意できるわけねーだろっと ┣¨ンッッ (物は試しと言わんばかりに床を思い切り踏みつける。 すると衝撃で床石がめくり上がり、継ぎ目こそはあるが全員乗れそうな平たいプレートが出来上がった)……。(Lに無言で横目をやる)俺は桃白白みたいに乗れるかわかんないんだけどタクシーの費用は降りる? 」
リオレウス「変形したァ!?(と、驚愕しながら振り返り)なんじゃありゃ!!ジンオウガの奴のヘビィボウガンか!? 」
L「大丈夫です。夜神君がなんとかします(丸投げ) 」
ハサウェイ・ノア「こっちに来る……!?(二輪に変形したそれに目を向けて) 」
ドロシー・ヘイズ「大丈夫……リリムの、この型ならよっぽどのことが…よっぽどのこと…(床板を見ながら)…乗るしかないか…(しれっと床板の中心に座り) 」
黒いAC「『あーもしもし?ああそうおっけーじゃあ回収するわねー!は?スーツの修理費?クリーニングぐらい自分で行きなさいよドケチ!!金持ちでしょうがバーカ!!』(ヘルメット備え付けの無線に怒鳴りながらも、状態を傾け右手を差し出しそのままハサウェイへ急接近する)『 カムヒアー!ハサウェイ・ノアッ! "荷物" は無事回収したってさ!!』 」
ハサウェイ・ノア「……わかった!!(と、瞬時にその手を取る) 」
エドガー「 ポンッ (同族を見つけたと言わんかばりの親しみを込めた眼差しを向け、ムーンの肩を叩き頷く)まあなんとかしなくても恨んだりはしないよ。今度温泉の割引券やるよ(サムズアップし、床石の前に立つ)口開けるなよ、多分舌噛むぞ ┣¨ ムン (軽めの震脚で床石を浮かし、発勁で前方へ飛ばす) ……。やっぱり乗れねーじゃねえかくそッ!!(そしてランナーさながらのフォームで飛んでく床石を追いかける) 」
L「いけ、夜神君。人間ロープだ(とムーンを押し出して
エドガーを確保するように促す) 」
黒いAC「『ナイスキャッチ、握力鍛えてるね!今度草野球する?』(普通の二輪のようにハサウェイを後部のシートへ載せると、ご機嫌な弾んだ声で背越しに笑いかけ……) ┣¨ ル ン ッ (ご丁寧にスピーカーで爆上げにしけたたましいエンジン音をかき鳴らし、フレアをばら撒きながら突っ走る)『偉い額かけられてるよー君。"トニー・スターク"との関係とか色々聞きたいけどどうすんの? カボチャは回収したけど暗殺は続行する?』 」
夜神ムーン「殺そうとしてるだろお前!!!!殺そうとしてるだろお前!!!!!!!(と言いながらも全力で
エドガーを回収し床板へと放り投げ、自らは床板から降りてしまったところを全力でジャンプし帰還する)っっっしゃああああっ!!!! 」
ドロシー・ヘイズ「飛ん……飛んで…浮いてるゥ!?今私世界で一番不安定で危険な飛び方してるよ~~!!”トブ”方が万倍マシだよぉ~~”!!(床にしがみつきながら) 」
エドガー「ナイススローイング!(床石に着地し、飛んでくるムーンの手を掴んで着地を補助)はー、全然生きてるって感じしねーわーははははは 」
アリシア「……兄さん、追撃しますか?(と、抱えられたまま首を傾げ、
オラクルの頬を撫でるように手を添えて) 」
オラクル「……ここで追撃する、と言えばまた小言を言ってくるのだろう?……マフティー……『次』は敵でなければいいがな(と、お姫様抱っこのように抱えていた妹を降ろし) 」
ハサウェイ・ノア「はは……トニー・スタークと?(と、頭を掻きながら)……彼女の暗殺は……もういいだろう。多分目的は達成した……(と、対外的には一切の秘匿が為されていたはずのロウクレストの『社長』……
オラクルが多くの目に晒されていることを、
アリシアを抱える彼を横目で見やることで確認し) 」
黒いAC→
ヴェスパー「『面識はないってことは……彼もキミのことをただの"マフティー・ナビーユエリン"としてしか認識してないってことね。ていうかあっづ!』(フルフェイスのメットを荒々しく脱ぎSてハサウェイへパス。陶器のような肌、雪のような銀髪、そして碧眼の少女が素顔を晒した)————ナビして。私あなたの今のおうち知らないから(そう言うなりアクセルを踏み、トランスフォームしたACはハイウェイを駆ける) 」
ハサウェイ・ノア「……OK。まずはあの海岸に…(ヘルメットを受け取り、それを聞いて平然と道なき道を指差す) 」
ガ コ ォ ン!!(巨大な脚がハイウェイに陣取るスイーパーを蹴り飛ばす)
ガチャン ズダダダダダダン!!!!(巨体が持つ巨大な機関銃が、まるで榴弾のような弾丸を乱射し、迎撃を図るグロスパンツァーを蹴散らす)
神羅兵「敵、ハイウェイを進行中!!スラスターを吹かし、低空を滑るように移動している模様!!……映像出ます!!赤い……一つ目? 」
グポォン!!(ハイウェイに踏み込むように着地、勢いよく減速したそれは、そのひとつ目を鋭く光らせ)
「……見せてもらおうか、ケイオス新体制の神羅、その対応とやらを」
ガ キン!!(マシンガンを構えたそれには、ツノと目が頭には一つずつ。腰に携えた日本刀のようなものが目立つ、『赤い』機体)
── file.14 MS-06
ケイオスにMSが伝来した際、大小問わずほぼ全ての勢力に、
いつの間にかそのデータが送られていた謎のMS。
データの大部分は強固なプロテクトがかかっており、
その全容を知る勢力は現状存在しない。
が、そのデータの一部を解析、利用するのは容易であり、
MSの基本理論、構造などを知るのに最適な『教本』じみたデータから、
ケイオス独自でのMS開発に着手する勢力の数少ないノウハウとなる。
ほぼ全ての勢力が本機のデータを保有しているが、
その全てが全容にアクセスできた勢力は存在せず、
『MS-06』というMSを復元、製造した勢力は存在しない。
が、本機『MS-06』のデータの内、
各陣営がプロテクトを解除、閲覧権限を得た部分は、
そのプロテクトを解除できた陣営のMS技術の数少ない知識として、
大きく利用されている。
パラガス「最後の通信からもう三分は経つ……そろそろ帰ってくるのではないかね?(
ペニーワイズとババ抜きをしながらそう話を振る) 」
ライスシャワー「(自身の背に固定された釣竿に吊るされている自爆スイッチ(の模型)を追いかけて永遠に走り回っている) 」
兄者「OK、弟者。最後の通信からこっち、やはり音沙汰が無い 」
弟者「不安だな兄者……だがここは彼らを信じるしかないだろう 」
ペニーワイズ「………何やら、嫌な予感がするが…ま、気のせいか(ぇ(パラガスとババ抜きをしている) 」
ザザザ…(と、そんな中外にネェル・アーガマへ接近するクルーザーが見えてくる)
パラガス「む、帰ってきたようだ。クルーザーに縛り付けておいたレッドフレームは結局使わなかったのか?あ、私はこれであがりだ(それに気づき、最後の二枚を場に出して) 」
兄者「流石だな、マフティー……着艦体制へ移行しよう。タタタタッ……ターン 」
弟者「手早だな兄者。クルーザー諸君、聞こえるか?そのまま此方で収容する。通常のプロセスで体制に移行してくれ 」
L「了解しました。着艦します(と、手際よくクルーザーを操作し着艦する) 」
ペニーワイズ「くっそぉ!(ババのカードを地面に叩きつける)あ、クルーザー帰ってきた!なら俺が使うか(レッドフレームと聞いて) 」
夜神ムーン「竜崎……竜崎マジでお前……次あんな使い方しやがったら顔面殴るからな…… 」
ハサウェイ・ノア「……ふう(纏っていたヘリオスを頭から脱いで素顔をあらわにする)作戦中ずっと装着してたからな……にしては圧迫感もなくて快適だったけど 」
ドロシー・ヘイズ「……安全圏に着いた事が奇跡な気がする………それも五体満足で……あっ、そうだ!死にそうになってる南瓜君はまだ息してる? 」
兄者「暗殺には失敗した様だが……少なくとも最低限の目的は達したということだな、ヘリオスの性能はやはり一級品だな 」
小悪魔「へいらっしゃい!お帰りなさませ!(屋台とそれに連結したタンカを引っ張ってくる)なあに重症人なんて気付にドリンクいっぱい飲めばすぐに元気はつらつよ(その場でありとあらゆる刺激物をミキサーに放り込んで液体状にし始める) 」
首領パッチ「おらおらムーン様の酒が飲まれへんのか!!(カボチャの頭にブランデーをぶっかけている) 」
偽マフティー「うぅ……神経…… 」
エドガー「暗殺するぐらいの勢いで行け……てニュアンスだったからな。最低限のノルマは達成したし犠牲は0、捕虜も救出できたしで上々だろ。まるで生きた心地がしないが(ハイライトの消えた虚ろな目で魂が抜けるような煙を口から吐きながら) 」
泉けん「やったね!無事に着いたよ!(歓喜のあまりドロシーにルパンダイブ) 」
ヴェスパー「わぁ!噂には聞いていたけどこれ本当に非営利団体が作ったブツなの?志の力ってアメージングね!(ちゃっかり攻略組でしたが?という顔でクルーザーから降り、髪を翻して両腕を広げぐるぐる回りネエルアーガマを見渡す) 」
パラガス「見たまえ諸君、世界はロウクレストの話題で持ちきりだ。新興企業ロウクレスト、その秘書を抱きかかえる謎の機影。未公開の新兵器か、と……最も社内では『彼』の存在は前から公言されていたようだが……(と、モニターを映し出し) 」
弟者「緊急だな、兄者……医務室に彼を回すんだ、それと……なんか増えてるがもはや気にしなくていいだろう 」
ドロシー・ヘイズ「仕方ないとはいえ、ああやって悪しきように言われてるのはちょっとしんどいなあ…… かぼちゃ君大丈夫?死なないでね 」
パラガス「ん、確かに増えているな……まさか大佐の手回しか?創設者が一番組織と連携取る気ないのおかしいだろ…… 」
小悪魔「おい待てYO!このドリンクを試してくださいYO!先っちょだけ!先っちょだけでいいから!!(やべーものがINしたドリンクのジョッキをさりげなく偽マフティーに握らせながら) 謎の機影、まああれを社長っていう方がむしろ信じがたいお話ですからね……。 あれ?なんかこの人シンパシー、髪色といい仕草といい服装といい……ヒト? 」
松田ァ!「ハイハイハイケンカハヨシテー!(ムーンの肩に発砲) 」
ヴェスパー「ああ私?トニー・スタークに雇われた二重スパイよ。情勢がマフティーとロウクレスト、どっちに転んでも優位に立ちたいから両方の立場に目を置いておきたいってわけ。ああちなみにロウクレスト=ジャスティスってなっても私が切り捨てられるだけだから気にしないでねー(にっこりと笑いかけ手をヒラヒラと振る)あああと、ハサウェイ・ノアだっけ? 顔がいい(直球)から手を貸すだけー あ、どうぞ続けて 」
L「彼を引きずり出すことが作戦の目標だったわけですね。そしてその通りになったと…… 」
エドガー「接触した所感だが、兄妹機という関係上珍しくないやや過保護な兄……人間の尺度で測るとそんな感じでしかなかったが。 あれを衆目へ引っ張り出すことにそこまで重要な意味があるのか 」
パラガス「うむ。大佐は何らかの手段で彼らの中に潜り込み、彼……『
オラクル』について情報を得ていた。彼の存在はロウクレスト内部では公然の事実であったが、それとは裏腹に外部には一切の情報開示が為されていなかった。それを今回公衆の面前に晒したというわけだ……この状況、ロウクレストは何かしら動かざるを得ない 」
夜神ムーン「松田お前ェ!!……何かするって、この状況なら取り敢えずロウクレストの新兵器かボディガードとでも発表するんじゃないか?どっかの社長の最初の方みたいに…… 」
その頃のスターク社長「へっくし!!!! 」
パラガス「そぉれぇはぁ不可能だ。その誤魔化し方では限界が出る。その原因は彼の存在が外部には一切公表されていないが、内部では知らぬ者がいないという、特異的な情報の隠蔽の仕方をしているからだ。末端まで存在が知られているとなると、必ずどこかで真実が漏れ出る。今までは対外的に『存在しなかった』故、漏れたところで与太話で済んでいたのだろうが…… 」
兄者「OK、まあここの面子で整合性とかは気にし過ぎても仕方ない……創立者がそもそもアレだし。ロウクレストには政府の人間もいる訳だしな…… ロウクレストは確実に企業として動くことになるだろう、いくらテロリストの襲撃で露になったとはいえ……ああ、これは軍事面の顧客イメージも下がる事柄だろうな 」
パラガス「企業にとって『秘密』とはどんなものであっても爆弾になりうる。それも今回は公開されていなかった社長の素性についてだ。それもその正体は秘書の製作者ですらなくその兄妹機。追及は続くぞ。真実を公表せざるを得ない以上、ロウクレストは開き直り『
オラクル』を戦力として積極的に動員するようになるだろうが…… 」
弟者「漏洩だな、兄者。結果的に連中は未公表の機密を大々的に晒した事になる……社内では公然の秘密であったなら、機密レベルとしては高く無いだろうが……世間の突っ込みは面倒だろうな。実際開き直って新技術、新製品として、今回の騒ぎを”宣伝”に使い始めるかもしれん。欲しがる連中は幾らでも居るだろうな… 」
L「しかし……社会的な破滅を狙えるほどのネタとは思えません。弱体化は狙えるでしょうが、彼をフリーにする理由を与えるのに見合う価値があるとは思えません 」
兄者「同感だな。そもそも連中は兵器産業も込みの世界有数の大企業……先ず致命傷にはなり辛い……そうだ、忘れる前に競合企業の株売っとこ 」
パラガス「……私もそう思う。だが、大佐から送られてきたデータを見ると、なるほど確かに、彼を引きずり出す価値があったとも思う…… 」
パラガス「……君たちは『
賢者の石』を知っているかね? 」
ドロシー・ヘイズ「うーん、分かる人には分かるんだね、私がリリム……っていうか、こっちだとアンドロイドって……もっと人っぽいモデルもあるしそっちがよかったなあ… うん?
賢者の石……なんだっけ、光るんだっけ? 」
兄者「
賢者の石と言われても、お伽噺や創作の類でしか俺は聞いた事が無い。こうして……タタタタッ……ターン!! ネットで出てくる以上の事は知らん。恐らく論文の類も公開されてはいないだろう 」
弟者「不明だな、兄者。特に、ロウクレストや今回の件とは結び付くとは思えない 」
L「
賢者の石……ですか。そんな話が前あったような……なかったような? 」
パラガス「……うむ。そのわずかな外殻ですら人体や機械に多大な影響を与える……欠片をこの世界では何と呼ぶのだったか……まあいい。こんな話をしたのにはもちろん訳がある。彼の……『
オラクル』の構造の話だ…… 」
パラガス「決してそのものではない……確かに違う存在ではあるのだろうが……彼の内部にはそれに似通った構造の『モノ』が眠っている……大佐から渡されたデータからは、そうとしか読み取れんのだ 」
兄者「そんな伝説級の代物が、あのたいちょ……『
オラクル』に組み込まれているという事か? 」
ハサウェイ・ノア「……思考用ユニットと分離されて設計された戦闘用ユニットと言うなら、あそこまで豊かな感情は必要ない。であれば、その感情を付与する必要性があった…… 」
夜神ムーン「その組み込まれたそれも含めて、何かがある……その何かをこれ以上探るには奴を引きずり出す必要があった……ってことか 」
弟者「革新だな、兄者……既存のAIを凌駕する、"人格"をその
賢者の石で構築したという事か? ……だとすれば、それは最早シンギュラリティだ。世界が変わるぞ 」
ドロシー・ヘイズ「うーん……私にも感情はあるつもりだけど、やっぱり数理学的なI処理ではあるから、根本的に人間の脳とはちょっと違う、完全な"人格"かというと多分ちょっと違うし……正直私がそれ欲しいくらいなんだけど。ちょっと協力するモチベが出て来たかもしれない 」
パラガス「そういうことだ……大佐はそれを意図している。当分、我々はロウクレストを探ることになるだろう……そして、その他勢力の動きもマークせねばならん……忙しくなるぞ 」
アンゴル「はっはっはっ申し上げます!!ミッドガルが何者かに襲撃されましたぁ!!! 」
パラガス「……ゑぇ!? 」
── file.15 LawCrest Corporation【2】
出典:カオスドラマオリジナル
創立から数年にして現在の地位を築いている巨大企業。
外部への一切の露出を総括秘書『
アリシア』に任せ、
外部へ社長の正体を秘匿していたが、
マフティーの強襲事件により、そのポストに収まっていた
アリシアの兄機に当たる『
オラクル』の存在が露呈。
外部には徹底的に秘匿されていたが、
内部では『社長』である彼の存在については、
秘匿どころか末端に至るまで知らされていたらしい。
社内では『
オラクル』は実働部隊の隊長も務める、
アクティブで優しく、心強いリーダーとして慕われていた模様。
が、機械が『社長』を務めている事実に、
疑問を持つものも少なくはなかったようだ。
最終更新:2022年07月23日 17:11