~異次元世界(フロア8)~
禍々しい雰囲気の漂う暗黒世界…負のイメージの強い景色が雲のように姿を変えていく…
スカーフィ「かぅ……。(辺りを見渡し震えが止まらない) 」
大妖精「 着きました…。な、何だかかなりいやな雰囲気が漂っていますね…、魔界と言うか、何と言うか…そんな感じです(フロア8に降り立つ) 」
梓「ここは、私としては居心地はよくもなければ悪くもない・・と言ったところでしょうか。(異次元空間にて) 」
黒「 まるで『地獄門』の中だな……管理すら行き届いていないのか 」
霞夜「・・・これが異世界って奴なのかしら、座標も特定できない・・・。(周囲を見回す) 」
大妖精「 この奥に
カオスソード・ZEROがあるんでしょうか…?(空間内を進む) 」
霞夜「よしよし・・・怖く無いわ。(スカーフィを撫でる、何だか泣いてる子供と親みたいな構図・・・霞夜の身長が高かったらそうなんだろうけど) 」
×××「そこにいるキミたちは誰だい?ここはそんな賑やかな処じゃない筈なんだが――――(異次元世界の奥側からスカーフィたちに) 」
梓「ここで茶の湯を愉しむのも一興かもしれませんねぇ。(何故か観光気分) 」
スカーフィ「かぅ…?(声のする方へ振り返る) 」
大妖精「 だ、誰ですか!?(×××に) 」
霞夜「・・・異世界の先客、って奴ね。(振り返る) 」
スカーフィ「あぅ…。(でも撫でられたお陰で少し心が安定したように見られる) 」
×××「ああ、地獄からわざわざやってきたお客さんかな?それともボクと同類か…まあいい。…ボクかい?そうだね、かつては自分の夢を果たしたいが為にある星を初期化(リセット)しようと企んだ男さ。 」
大妖精「 星をリセット?貴方は一体…? 」
黒「 ………(談話している最中ただ黙って突っ立ってる) 」
×××「だがその世界に嫌われ、今に至ることだが――――ボクはこの暗闇の世界に身を閉ざされた。自業自得と嘆くのも遅いが…ボクはどうしても夢を叶えたかった。そう、キミら人間のようにね。……ところでキミたち、何か用があってここに来たんじゃないのかい? 」
梓「・・・?(×××を見て) 」
霞夜「リセット・・・聞いたことある気がするわ、計画者の名前までは聞いたことは無いけれど・・・。 」
大妖精「 ええ、勿論です!だから皆さんで此処まで…来たんですよ 」
スカーフィ「あ、そうだ…!ぼ、ボクたちね、このフロアにあるって言われている
カオスソード「ZERO」を探しに来たんだ。ねえ、もしかして…それが何処にあるかとか…分かる? 」
大妖精「 そうです、その剣が此処にあると聞いて… 」
×××「そりゃそうだよね、こんなところまで遥々と。……
カオスソード…ZERO…?ああ――――ボクの剣か。 」
霞夜「・・・特定できたわ、あなたは追跡者ね・・・カオスソードZEROの持ち主はあなたしかいないもの。(シャフト角度) 」
梓「(
カオスソード「ZERO」は確かお義兄ちゃんの知り合いの鳳凰・・いや、四季崎さんが生前に作られた・・・・) 」
黒ずくめの暗い男「シュタッ(×××の側に突然姿を現す)………(無口) 」
黒「 ……なるほどな……
カオスソードは固有の持ち主がいるというが…ZEROとかいうのはお前が持ち主ということか 」
大妖精「 貴方の…剣?貴方の物なのですか…それは・・・ 」
×××「どうにもこうにも…元々ボクのモノなんだから。カアァァーーー…ッ…(胸元を強く叩くと、そこから白銀に輝く光の剣を取り出す)これのことだろ…?始まりの剣(つるぎ)…
カオスソード「ZERO」…!(剣を天高く掲げる) 」
大妖精「 眩しいです!それです、それこそが…! 」
霞夜「そうね、それよ。 」
×××→追跡者「知っていたのか、なら自己紹介もあまり意味を為さないかな… そう、ZEROは僕の剣だ。 」
スカーフィ「かぅ…綺麗……。…ハッ(首を左右に振る)あの、お願い……ううん、お願いします!その剣、ボクに譲ってください!(深く頭を下げて) 」
大妖精「 な、何と言う…。
追跡者さんですか…何となく覚えがあるような…?いえ、気のせいですよね 」
梓「(偶然足元に落ちていた刀を拾う) 」
大妖精「 どうしても、スカーフィさんがその剣を手に入れないといけないんです! 」
追跡者「…何故だい?まさか、この剣を求めてわざわざここへ…?いや、さっきそう聞いたなぁ。(頭を軽く叩いて苦笑)…確かに、ここまで辿り着いたと見ると…君たちは唯者じゃないね。けどモノには愛着っていうのがあるだろう。無論、容易く譲る訳にはいかない。 」
霞夜「なら、何か代償を払えと? 」
スカーフィ「じゃあ…どうしたら…? 」
大妖精「 で、ではどうしたら…譲って、或いは…貸して貰えるんですか・・・? 何やらマフィア的な視線も感じます、亜空間にも居るんでしょうか 」
追跡者「代償か…そういう訳でもないんだけれども…。……そうだね、ちょうど退屈だったし―――――僕から力尽くで奪ってみせなよ(不敵な笑みを浮かべ) 」
梓「・・・・これは『黄泉廻鬼哭國重』。お義兄ちゃんが見たらさぞ驚くわね。 あら、スカーフィさんカオスソード欲しかったんですか。 」
霞夜「つまり実力行使しろと・・・乱暴だけど、とても簡単な解決法ね・・・。(杖とフォークを出す) 」
スカーフィ「………。(しばらく考え込み、決心づいた表情で構える) 」
黒ずくめの暗い男「………シャキッ(必殺の高い剣『キルソード』を構えた) 」
大妖精「 や、やっぱり…そうなるんですね・・・。仕方ないです、此処は行くしかないですね 」
梓「お義兄ちゃん・・・いえ、松永公がご存命ならばさぞや・・・フフフ(刀を帯に佩く) 」
スカーフィ「うん、友達の命がかかっているんだ…。 」
黒「 ……暇つぶしする気持ちはわかるが……この人数を相手するというのか? 」
大妖精「 一人対多数は…かなり辛いですよ 」
梓「あら、戦闘ですか?この地で宴が見れるなんて・・・(傍観するつもり) 」
追跡者「…それでいい。(
白銀の剣を構える)だが一つ忠告しておこう。僕も君たちを殺す覚悟で行かせてもらう。いや、殺す。どうにも君たちのバックから…僕の嫌いな世界の“気”を感じるからね。 」
黒ずくめの暗い男「………(彼はどうやら×××サイドのようです) 」
追跡者「ここに僕がいること…それが何を示しているのか、大凡キミたちでも察しづくんじゃないのかい?――――“遠慮はいらない”。(不敵な笑みを浮かべる) 」
スカーフィ「……そういえば、キミの名前は…? 」
霞夜「・・・つまり殺してでも奪いとる、って事ね。 」
梓「戦いなど、所詮宴ですので。愉しまなくては・・・しかし残念。今日は茶の道具を持ってきていないというに・・・・(ため息混じりに) 」
追跡者「――――――偽りの名(コードネーム)は“
追跡者”。けどこちらは尋ねないよ。君たちとは慣れ合いたくない。(掌で挑発する) 」
大妖精「 遠慮はいらない…ですか、凄い威圧感です…! 」
黒「 ……お前とは何の接点もないが……どこかで会った気がしなくもないな…(
追跡者に呟きながらナイフの刃をとる 」
梓「皆さん頑張って下さいねー(傍☆観) 」
霞夜「見たことが無い気が、しないわ・・・大乱闘なんとかブラザーズで・・・。(杖をクルリと回す) 」
追跡者「それは奇遇だね、僕もだ。そして、何だろうね…見ていて腹が立ってくるよ。(黒に) 」
スカーフィ「……ダッ(駆け出す) 」
黒「 ……まぁいい…俺の私事より、今はコイツの下らない任務を貫き通す…意地でもな…!(勢い良くナイフを投げつける) 」
大妖精「
追跡者さんと黒さん、何かの因縁がありそうです… 」
黒ずくめの暗い男「………(キルソードを武器とし、風を切る如く走り、スカーフィ達とのすれ違い際の僅かな時間に必殺の一撃を決めるという凄腕の持ち主) 」
大妖精「 援護しますっ!(
追跡者に向け、魔力弾を撃つ) 」
スカーフィ「―――――!!(黒ずくめの暗い男の行動を敏感に察知したのか、仰向けに間一髪回避する)危なかった―――――きゃうっ…!?(切り裂かれる) 」
霞夜「さて・・・サポート開始ね、シャープネス・ロング・・・。(黒とスカーフィにバイキルト的なソレをかける) 」
追跡者「――――甘いね。本来魔法とはこう使う!(黒魔力弾を四発放つと大妖精の魔力弾を吸収し、そのまま彼女に向かって豪速球の如く飛んでいく) 」
黒ずくめの暗い男「………ギロッ(彼を敵にして目をつけられたが最後、生き残れたものは数少ないという) 」
梓「とてもよい宴ね、いえ、悪いのかしら♪ 」
大妖精「うひゃっ!?ば、倍以上になって返ってきました…!(ギリギリで避ける) 」
スカーフィ「あいたた…かぅ…?」
黒「相手も一人じゃないようだな…(黒ずくめの攻撃はナイフでなんとか弾き) ……俺のナイフをとめたか……!(
追跡者目がけ駆け出す) 」
追跡者「シュンッ―――!(ナイフを黒へ投げ返した後、スカーフィを蹴とばして霞夜に向かって駆け出す) 」
黒「 ササッ(ナイフを横ローリングで避けワイヤーで飛んでいくナイフを回収)そっちにいったぞ! 」
大妖精「 仕方ないです…! シルフブレイズ!(スカーフィ、黒の機敏性を数十秒だけ倍以上に増加させる) 」
黒ずくめの暗い男「……シュッ(忍者の如く素早く、キルソードを武器とした彼には手のつけようがない) 」
スカーフィ「……!(蹴とばしを蹴りで受け止めるが、軽く吹き飛ばされる) 」
梓「偉大なる松永公・・・この世界での宴を・・・・・・・・アナタはどう表現なさるのか・・・・(フゥとため息を漏らしながら戦闘を見ている) 」
大妖精「 こっちですよっ!!(
追跡者の背後から貫通魔力弾を撃つ) 」
霞夜「全く・・・やっぱり後衛って狙われる運命なのかしら。(自分にシャープネス・
ロングをかけてフォークを構える) 」
黒ずくめの暗い男「……シュンッ、シュタッ(持ち前の素早さにて大妖精の至近距離に) 」
大妖精「 なッ…!?は、速いです!…はっ!(黒い男に大型の魔力弾) 」
追跡者「――――――!(貫通弾か…。)(バク転で魔力弾を回避し、勢いをつけて霞夜にカオスソードで斬りかかる) 」
霞夜「遅いわ、もっと速く来なさい。(フォークで攻撃を受け止め凄まじい速度で裏に回りこみ背後をフォークで突き刺す) 」
スカーフィ「かぅ…っ!(
追跡者にスライディング攻撃) 」
黒ずくめの暗い男「……逝け。 クルクルクルッ、シャキッ!! …ぐっ(キルソードを器用にかっこつけて大妖精に必殺の一撃を与えるも大型魔力弾をもろ受け) 」
黒「 (奴の接近戦…戦闘経験が備わっている輩が相手しても勝てそうにないな…)ふんっ!(霞夜を襲う
追跡者に後ろからワイヤーナイフを投げつける)そしてお前も…(黒ずくめの男に目がけバトルナイフを投げる) 」
追跡者「―――――ご指導、痛み入るよ。(背中を仰向けに反らし、両腕を後ろへ移動させることにより、フォークをがっちりと掴んでそのまま投げ飛ばす) 」
大妖精「 あわわっ!まともに当たったら痛いじゃ済みません!(少しかする) 」
追跡者「よっと…!(スライディングを回避し、スカーフィをジャンプ台のように踏みつけてバトルナイフをも回避する 」
黒ずくめの暗い男「……! カキンッ!!(動体視力も結構あるのかバトルナイフをキルソードで弾き飛ばす) 」
スカーフィ「あ…っ!ぎゃう…!!(踏みつけられる) 」
霞夜「そう・・・それでいいわ。(空中で追跡者にアイシクルを飛ばし、受身を取る) 」
黒「 (空中に回避した
追跡者目がけ今度はワイヤーのみを巻き付けるように投げつけ) 死ね…!(弾き飛ばされたバトルナイフが男の腹部目がけいきなり伸びる) 」
梓「皆さんの~♪ちょっとイイとこ見てみた~い♪(一応応援のつもり) 」
大妖精「援護しかできませんけど…当たると痛いですよ!(レーザー形状の魔力を
追跡者に射るように撃つ) 」
黒ずくめの暗い男「……なに… ぐふッ!!(ナイフが腹部に命中し、片膝つく) 」
追跡者「ギィンッ、ガキィンカンッ、キンカキンガキィンッ!!!(あり得ない剣捌きでアイシクルを相殺させた後、不規則に辺りを駆け回る) 」
霞夜「行きなさい。(フォークを十本黒ずくめの男に飛ばす) 」
黒「 …(ワイヤーがついていないナイフだった為、電撃をおくれず)そこでじっとしていろ… 」
大妖精「 と、突然何を見探っているんでしょうか…? 」
追跡者「――――ッ!?(ワイヤーが右腕に絡まる)づあ…っ!?(大妖精のレーザーを直に受ける) 」
梓「二人対多でもてこずるんですねぇ。でも、そのほうが・・・ 」
黒「 死――いや………!(
追跡者に死なないよう加減しながら高圧電流を流し込む) 」
追跡者「そいつは無理な相談だねぇ――――――パチンッ☆(指パチを行うと、先程走り回っていた道筋が一斉に爆発する) 」
黒ずくめの暗い男「………負けか。…ぐっ(片膝ついた姿勢でフォークも体に刺さり) 」
大妖精「 わっとっと…!み、皆さん大丈夫ですかぁ!?(爆風から逃れ) 」
スカーフィ「(ダメだ…なんだか力が入らな――――)―――あ…っ!……きゃうぅっ!?(起き上がった途端に爆発に飲み込まれる 」
梓「あら、あの技は松永公と少しにてる・・・(
追跡者を見て) 」
黒「 !?(爆発の影響で途中で能力が途絶える)スカーフィ!(急いでスカーフィの元に駆ける) 」
霞夜「無理は禁物よ・・・あなたが死んだら私たちは友達に顔向けできないわ・・・リカバーライト。(スカーフィに治癒の光が降り注ぐ) 」
追跡者「僕の手にあるこれが見えないのかい?(高圧電流を浴びる前にカオスソードでワイヤーを切り離す)フワ…ドゥンッ(翼もないのに宙へ浮かび、鳥の如く素早い身のこなしで滑空する) 」
大妖精「 もう…私も容赦無しですよッ!(
追跡者を追う) 」
霞夜「・・・これは、厳しいわね・・・何とか守らないと。(杖を
追跡者に向け、狙いを定める) 」
梓「・・・・・あらあら、劣勢なのかしら? 」
スカーフィ「う、うん……っ!(今度こそ……避けられる…!)(慌てて逃げるように回転斬りを回避)えーいっ…!(その隙を見て
追跡者に連続蹴りを浴びせる) 」
霞夜「・・・見えた!(回転で背後を向いた瞬間にアイシクルを放つ) 」
大妖精「 いたたッ…!やりましたねーッ!(斬りを喰らうも、後に光魔法弾を撃つ) 」
黒ずくめの暗い男「………(負傷していても誰を狙おうものか皆を見渡している) 」
黒「 ……(倒れるように回転斬りから逃れ、立ち上がってナイフを構える) 」
梓「あ、皆さん盛り返しですね。 」
追跡者「君も飛行ができるのか。だが―――――ヒュンッ、ドゴォッ!!(突如大妖精の目の前で飛行していた
追跡者の姿が消え、彼女の頭上に現れて踵落としを繰り出す)フフフフ……くっ!?(しかし余所見をしていて連続蹴りを喰らい、地面に落下する) 」
霞夜「今ね・・・フォトンブレイズ!(追跡者を炎の檻で囲う) 」
追跡者「(遠距離攻撃は厳しいな…もう少し克服しておくべきだったか…)――――!!(アイシクルで腹部が凍結し、そこに光弾を喰らい吹き飛ぶ) 」
黒ずくめの暗い男「……ギロッ(目を赤く光らせてスカーフィを睨み、殺意の恐怖で束縛しようと試みる) 」
大妖精「 あっ!?し、瞬間移動で…いたぁっ!(踵落としを喰らう) あ、いたたぁ…でも堕ちませんよ!(
追跡者に負けじと速い魔力の弾を撃つ) 」
スカーフィ「あ…それだっ!(霞夜の“フォトンブレイズ”を見て、高く跳躍する)ストロアックス…!(檻に囲まれた追跡者に足を斧刀に見立てた強力な踵落とし) 」
黒「 ……これだけ攻撃を加えれば…奴とて… 」
霞夜「・・・「!」シャープネス!(スカーフィに超反応でシャープネスをかける) 」
追跡者「熱いね―――――ッ!?(三人の連携技を喰らった後、瞬間移動で檻から脱出し、間合いを取る) 」
スカーフィ「かぅ…!ボクはそんなに負けないよ!(黒ずくめの暗い男に) 」
梓「さて・・・(ゆっくりと戦闘のほうへ歩み寄る) 」
大妖精「 何をするつもりでしょう… 」
黒「 ……ザザァ!(炎の渦につっこんでいき一気に駆け抜け檻から脱出した
追跡者目がけ走り)死ね…!(ナイフを二本、直線で投げる) 」
追跡者「ヒュン…ッ、クルクルクルクル…ッ!!ズワァ…ッ!!(黒に空中横回転からの切り下げ)キミに見切れる筋も無いよ。(大妖精に一閃)ポワンッ、ポワンッ…!!(掌から★型の弾を霞夜に幾つも放つ) 」
霞夜「・・・凍てつけ、吹雪・・・。(
追跡者に吹雪を放つ) 」
黒ずくめの暗い男「……フン。(スカーフィに)……シュッ(怪我をしていても尚、霞夜をターゲットとし至近距離に迫ってくる) 」
追跡者「ぐわわわわあああああぁぁぁああ!!!―――――(ナイフ二本が胸に突き刺さるが…)―――――なんちゃって♪(不敵に笑み、ナイフを二本を抜き取ってスカーフィに投げつける) 」
梓「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ・・・生まれ壊れまた生まれる・・・ならば、欲の赴くままに・・愛で、壊せばいい・・・・。(戦闘を観賞しながら歩み寄る) 」
黒「 ……(ストックしてあるナイフで切り下げを弾く様に防御)……ナイフがあたったのに関わらず…血もでない…? 」
追跡者「魔法か……カアアァァアアアーーーー……ッ…!!!!(ZEROから放たれる激しい光により、吹雪が消滅する) 」
大妖精「 いっ…た…!?(一閃され、傷を負う) 」
霞夜「これぐらいなら・・・。(フォークで幾つかは跳ね返すが、限界だったのか折れる)・・・まずいっ。(回避するが、☆の角の辺りに何度もかすって血が出る) 」
大妖精「な、なんて速さ…!(よろよろとしながら、
追跡者を見て) 」
スカーフィ「そんなのすぐに避けられ―――――――――ッ!?(急に目眩がし、油断してナイフの一本が右肩に突き刺さる)…痛い……痛いよぉ…っ! 」
黒ずくめの暗い男「………逝け。(霞夜に必殺の一撃をかまそうとする) 」
梓「・・・・・・・・・。(怪我をしたスカーフィを見る) 」
追跡者「ガッ、ガッ…!(大妖精と霞夜の頭上に現れ、二人の頭を掴み、互いの頭を強打させる)腑に落ちないかい?何故直撃したナイフが聞いていないのか―――(黒の背後に)―――それはね、痛みを消しているんだからさ。(背後から剣で切り裂く) 」
追跡者「さてっと―――――そろそろいい位だろう。(スカーフィを見て怪しく笑み、彼女に向かって駆け出す) 」
大妖精「一か八かです…!!(
追跡者に零距離で魔法弾を炸裂) 」
霞夜「全く、愚かしいわ・・・。(フォークを一本取り出し、黒ずくめの男にカウンターの必殺の一撃)アシッドレイン・・・。(酸の雨を追跡者と黒ずくめの男にだけ降らせ、守備力を引き下げる)悪いわね・・・。(木の杖を反射的に大妖精と自分の頭に挟み少しダメージを和らげる) 」
大妖精「 あいたっ!?…スカーフィさん、危ないっ!! 」
黒「何――ッ!!(剣で斬られ前のめりに倒れるようにつまづく)くっ…!(片膝ついた態勢から真後ろに手を伸ばし追跡者の頭を掴もうとする) 」
スカーフィ「…か…ぅ…。(あぅ…ダメ…まともに、立っていられない…。)(よろよろとして) 」
黒「ちっ…スカーフィの方にいきやがった…! 」
梓「こんなところで倒れても良いのですか?アナタにとってZEROは欲しくて為らない宝のはず・・・(スカーフィに) 」
黒ずくめの暗い男「……!ぐっ…な、に………ばかな。だが………(瀕死状態+守備低下状態でも何故かまだ粘ろうとする) 」
大妖精「 スカーフィさんにこれ以上手を出さないでください…!!(
追跡者に後ろからしがみ付いて止めようとする) 」
追跡者「(しかし大妖精の魔法弾も効いていない。恐らく黒の時に使った、痛みを消す能力か何かによるもの)…“マンドルク”…!(自信の体力を削り、圧倒的なパワーとスピードを得て酸性雨を華麗に避けていく)はあああぁぁっ!!!(スカーフィに斬りかかる) 」
霞夜「・・・悪いわね、させないわ。(スカーフィの盾となり素手とフォークで剣を受け止める、手のほうは血が出てる) 」
スカーフィ「違う…っ、私が本当に欲しいのは剣じゃない……っ!友達の命…なの…っ!!―――――えいっ!(なんとか強い蹴りを繰り出し、剣と鍔迫り合いになる) 」
追跡者「―――――邪魔だなぁ…おい。ガキィンッ、ドッ!キィーンッ、ドンッ!(連続斬りと蹴りを休むことなく交互に繰り出し、二人を蹴散らす) 」
追跡者「ぬん…っ!――――ガシィッ(鍔迫り合いになった途端スカーフィの顔面を片手で鷲掴み、すさまじい握力をかけて持ち上げる)……フンッ…!(彼女を背後へ投げ飛ばした後、隙を逃さず斬撃をお見舞いする) 」
梓「・・・それだと別に剣がなくともと思ってしまうのですが、まぁいいでしょう。理由はひとそれぞれ(スカーフィに)・・・・それにしても、あの
追跡者というかた・・・中々の器の持ち主と見受けましたね。(追跡者を見て) 」
霞夜「・・・痛いわね。(斬りは防げたが、蹴りを食らって吹っ飛ぶが受身を取る)・・・あなたにはそろそろトドメね。(黒ずくめの男にフォークを投げる) 」
黒ずくめの暗い男「…グフッ……!(血を吐きつつも、よろめいた足取りでスカーフィのほうへ) 」
大妖精「 あいたたたっ…!痛いです…(振り払われる) 」
スカーフィ「いだい…っ!あああぁぁぁっ!!(人形のように抵抗なく転がり吹き飛ぶ) 」
大妖精「 貴方だけでも、止めて見せます!(暗い男の前に立つ) 」
黒「 スカーフィ!!!(声を挙げながら
追跡者の首元にワイヤーを投げる) 」
黒ずくめの暗い男「まだだ……まだ……(こんなにボロボロにされても諦めようとはしない) 」
追跡者「ブワッ(高く跳躍)―――――――フンッッ!!!ドッゴオオオォォォオオーーーンッ!!!!(仰向けに倒れ込んだスカーフィの腹部に目がけ、クレーターが出来上がるほどの重い飛び乗り攻撃を喰らわせる) 」
大妖精「 スカーフィさん!ぐむむむ…もう我慢できません! 」
梓「断末魔の声・・・儚い願い・・・琵琶法師がこぞって歌にしたがるでしょうね。(いたぶられるスカーフィを見て) 」
追跡者「またか、懲りないね…。(首元に飛んできたワイヤーを自ら掴みあげ、こちらからすごい力引っ張り、目の前に来た黒を蹴り上げる) 」
大妖精「 スカーフィさんが傷だらけになっても頑張っているんです!私だって…痛いなんて言ってられません!(スカーフィを庇う様に
追跡者) 」
黒「 ――!?(蹴り上げにより息が飛び出て、力が一瞬緩む) 」
スカーフィ「――――――ッ!!(痛みを堪えるのもう精一杯なのか、僅かに吐血する。先程から体中の震えが納まらなくなり、指先から徐々に体へかけて青紫色に変色していっている) 」
黒ずくめの暗い男「……まだ………ゆく、ぞ。(素早さが劣ってしまうほどにボロボロでもキルソードを構えて) 」
追跡者「ガシィ、ドゴオオオォォーーンッ!!!!(しかし蹴り上げた黒の両足を直ぐに掴み、背後の地面へ思いっきり叩きつける。それによって生じた衝撃波が大妖精を襲う) 」
梓「(何ということか、体にチアノーゼがでているスカーフィをあろうことか冷たい目で見ている) 」
追跡者「この程度か…キミたちのこの程度の力では、ボクの
カオスソード「ZERO」は譲れない。 」
大妖精「 いったぁ…!まだ・・・まだやれます!(衝撃波を喰らうも、立ち上がる) 」
黒「 うぐぁああ!(叩き付けられた事により吐血し、その際スカーフィがみえる)俺はコイツの護衛が任務だ……なら護衛するには何が必要か…(掠れた声で追跡者を睨みながら)だったらコイツの下らない任務を完遂させるしかないだろう…(腹を抱えながら再度ナイフを取り出す) 」
霞夜「・・・あなただけは死なせない。(魔力の限度を少し開放する)凍てつけ・・・砕けよ・・・。(詠唱を始める)・・・あなたはもう寝なさい。(黒ずくめの男に足払いをかけてすっ転ばせる) 」
大妖精「 スカーフィさん…!体が、体が・・・! 」
追跡者「そうそう…言い忘れたけど、実はキミには既に付箋を貼ってあってね。ちょっと体に…『毒』を仕込ませておいた。(スカーフィを見下すように嘲笑う) 」
梓「毒・・・しかもただの毒ではない、この世界の空気とあわせることによって相乗効果を生む毒でしょうか?(
追跡者に) 」
黒ずくめの暗い男「だが……断る……逝け(素早さが低下しているため、その場でキルソードをスカーフィに向かって投げつけた後に転ばされる) 」
大妖精「 (もう、変身している場合じゃないですね…。)
追跡者さん、もう…本当に許しません・・・。スカーフィさんに、そんな傷を負わせて…毒まで…。(鋭い目で睨み) 」
追跡者「…美しいねぇ、とにかく立ち向かえば「なんとかなる」と信じ込むその若さ。実に美しい…けど、儚く散れ。(黒と大妖精を蹴り飛ばし、剣を掲げる) 」
カアアアァァァァアアアーーーー……ッ……!!!!!(
追跡者が掲げた
カオスソード「ZERO」が激しい光を増し、肥大化していく)
スカーフィ「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ、はぁ、はぁ…っ!(次第に呼吸が荒くなっていき、苦しみに耐える表情で胸をぐっと抑えつける) 」
黒「 この俺が反吐が出る様な言葉を吐くのは大体コイツ(スカーフィ)のせいだが…!(蹴り飛ばされ、後ろにバク転)『なんとかさせてやりたい』のさ…コイツの為にな…(目が紅く光りだし、スカーフィに巻き付ける) 」
スカーフィ「――――――――!!!(キルソードが胸元に突き刺さる) 」
大妖精「 許しません、許しませんよ…!(変身は、出入りのときさえ…できれば大丈夫です!) (
追跡者に向かった瞬間、体に変化がおきる) 」
梓「あ・・・壊れた(キルソードが刺さったスカーフィを見て) 」
追跡者「やけに詳しいね…さっきから何か呟いているだけだと思ったけど、君もなかなか侮れないね。(梓に) 」
大妖精「 …!?ZEROソードが… 」
霞夜「私は一方的にこの子に加担した、なんの許可も無しに・・・でももうそんなのはどうでもいい、この子の願いを叶えさせてあげたい!(詠唱を続ける)・・・!(スカーフィの胸元に刺さったキルソードを見て) 」
黒ずくめの暗い男「……ニノ……おまえ、だけでも………いき…ろ…(仰向けでぼんやりした意識の中なにか呟く) 」
黒「 スカーフィ…立て…!(ワイヤーから電流を通し、スカーフィの体内の毒を『物質変換』により血液に変換させようと試みる) 」
梓「いえ、アナタの言う通り何か呟いているだけの普通の女の子です♪(ニコッと
追跡者に) 」
スカーフィ「(光………ぁ……なん、だろ……?……ぁ、れ……から…だ、うごか…ない…?喋れ…ない……。) 」
追跡者「無駄だね。毒を治したからといって、彼の投げた剣と、ボクの攻撃によって蓄積したダメージが大きく…もう助からないだろう。いや、よく頑張ったと評価しよう。だが、ここまでのようだね。先ずは一人かな…ん…?(大妖精を見て) 」
追跡者「
カオスソードは、所有者の“欲望”をエネルギーに変換したものだ。欲に満ち溢れ、本来の光を放つこの僕の剣の前では…能力者誰彼問わず『力を失う』。君たちはどうかな…?ククク…クックックックックックッ……!! 」
梓「ま、これはこれで・・・ 」
氷冬「―――――――私たちに頼ってきなよ。友達でしょ?(その時、スカーフィに彼女の声が届く) 」
カズネ「(ふぅ… 性格も 変わると 痛さも 変わるのかな…)一旦入れば 普通でも 大丈夫なのね… …。(
追跡者の前に立ち、虚無の目で睨みつける) 」
梓「
カオスソード・・・確か松永公も持っておられた。ぁあ、欲の美しさ・・・いや、鬱くしさ、でしょうか。 」
スカーフィ「(つ…らら………?)(声が聞こえ) 」
黒ずくめの暗い男「さあ………やるなら、やれ。俺は…もう………(仰向け) 」
黒「 ……既に俺は過去に能力を無くした事がある…それをなくすのは御免だ…(スカーフィからワイヤーを回収し追跡者にナイフを向ける)お前の退屈しのぎで人が死ぬのは構わない…だが俺の護衛対象を殺すことは許さん…何がなんでもコイツの下らない任務は完遂させる…! 」
追跡者「それが、君の本性か。だが、余計に弱弱しく見えるね。(
カズネに 光はより激しく輝きを増していく) 」
フーナ「――――――――困難は避ければ追ってくる、立ち向かえば逃げていくもの。分かった、スカーフィ?(氷冬に続けて声が届く) 」
カズネ「弱いと思うなら 斬ればいい…。(スカーフィを護りつつ) 」
追跡者「あくまで任務を遂行する為に…か。馬鹿につける薬は無いね。(黒に 輝きが増すと同時に剣も大きくなっていく) 」
真庭鳳凰(四季崎)「・・・・・・・今頃追跡者と戦ってる頃か。いいねぇ、面白くなってきた、クックックックックック(地上にて) 」
スカーフィ「(ふう…な……?) 」
フーナ・氷冬「―――――――――スカーフィ、私たちもついてるよ!―――――――――」
黒ずくめの暗い男「………(なにが、おきている……) 」
カズネ「黒… ありがとう スカーフィの 為に 友達の…為に 」
霞夜「・・・私も無情じゃないわ、守るべき者がいるなら守り通して死になさい。(黒ずくめの男に傷薬を投げつける)・・・あと少し・・・あと、少し・・・。(周囲がピリピリするぐらい杖に膨大な魔力が集まってるのが良く分かる) 」
追跡者「じゃあ遠慮なくいかせていただこう。これで―――――――終わりだ…っ!!フン・・・ッ!!!(
カズネと共に、スカーフィに巨剣を振り下ろそうとする) 」
梓「実に見事・・・欲が・・・恨みが・・・。 」
スカーフィ「――――――――――!(突然意識が戻り、仰向けに倒れた状態で巨剣を両足で受け止める) 」
梓「・・・・・・・!(止めた!?) 」
黒ずくめの暗い男「………なんの、つもりだ。(霞夜に) 」
追跡者「…何…っ!!?くっ……!(背後へ大きく跳躍して離れる)…何だと…っ!?(唖然) 」
カズネ「スカーフィ 良かった 意識 戻ったのね…! 」
黒「 …いけ…スカーフィ…お前のその下らない…下らなくも大切な気持ちの為に…な…(何か確信したのか、コートを羽織ってその場から消え去る) 」
スカーフィ「………。(立ち上がる)ボクは無力だった。ボクは無知だった。ボクは最弱だった。ボクは最低だった。ボクは泣き虫だった。ボクは逃げてばっかりだった。抱いていた夢は所詮は唯の、空想でしかなかった。それなんて絵空事…そう言って、いつも言い逃れてた。…だからボクは、ボクなりに…ボクを変える為に旅に出た…。出逢った人たちが教えてくれたから…少しずつだけど、ほんとに変われたような気がしたんだ。―――――ボクは出会った人に感謝したい…!!(瞳にいっぱいの涙を浮かべる) 」
霞夜「あなたはあなたのやるべき事を全うしなさい、じゃないと男として情けないわ。(黒ずくめの男を見下ろす)・・・お目覚めのようね、さあ・・・反撃よ。(スカーフィを見て杖の魔力を一気に増幅させる) 」
梓「覚醒した・・・・。 」
スカーフィ「だから…だからぁ…っ!う…っ……うぅ…氷冬を……助けたい…っ!!!助げだいんだ…っ!!(そう命一杯に泣き叫ぶと、全身に負った傷が癒されていく) 」
追跡者「…君が何を思い、何をしようと興味はない…!僕は君の人生の見届け人じゃないんだからね。…さあ、来なよ。今まで括ってきた道――――――その格の違いを見せつけてやる。 」
カズネ「うん スカーフィ…! 皆の… 友達の そして貴女の力で…! 」
梓「!!(傷が修復・・・!?) 」
黒ずくめの暗い男「なん……だと……(スカーフィが蘇生したのを見て)………敵に、情けをかけられるとはな。(渋々ながら傷薬を使い)…ニノ………待ってろ。 」
カズネ「(例え 真実じゃないとしても 生き返る事が スカーフィと友達の 絆を護ることになる…) 」
真庭鳳凰(四季崎)「(地上にて)・・・いいねぇ、これだコレ 」
霞夜「・・・私のありったけの魔力搾り取って、あなたのサポートに使うわ・・・派手にやりなさい!(スカーフィにアイコンタクトして魔力が0になるまで杖に魔力を込める) 」
スカーフィ「うん…!これからだよっ!(殺戮眼を使用せず、真っ向から駆け出す) 黒、霞夜、
カズネ…!…みんな、ありがとう!! 」
カズネ「スカーフィ… 行くよ…!(スカーフィと共に
追跡者に向かう) 」
追跡者「こいつ……何を言ってる…ッ!?(スカーフィに斬りかかろうとする) 」
スカーフィ「お前には―――分からないだろうな…!!(斬りを回避し、
追跡者の顎に目がけ強烈な蹴り上げ)霞夜、
カズネ、お願いッ!! 」
カズネ「私は ただ スカーフィを 護ろうとしただけ 貴女が立ち上がれたのは…きっと 貴女の…友達と 貴女の心の力 」
梓「私の見解を超えた・・・。脱帽モノですねこれは(フッと笑い、スカーフィの輝かしい姿を見る) 」
黒ずくめの暗い男「…俺は………(再びキルソードを掴み、しかし今度はスカーフィ達をやるためではなく…) 」
霞夜「二本目を・・・開放するわ。(如何にも女神とかが持ってそうな杖を取り出し、魔力の限界を更に解除する)あなたには守るべき者がいるでしょう、私にはいない・・・私に気持ちはわからないけれどあなたには失ってはいけないものでしょう?なら命を掛けて守りなさい。(黒ずくめの男に) 」
カズネ「はぁあッ!!!(蹴り上げの後、強烈な斬撃を放つ) 」
霞夜「凍てつけ・・・永久の氷にその身は儚く、アブソリュート!(追跡者に絶対零度を超える究極の冷気で一瞬にして凍りつかせる)さあ、やってやりなさい!(そしてスカーフィにもう一本の杖でシャープネスをかける) 」
追跡者「ぐあ…ぁっ…!!(蹴りあげられ宙へ高く舞い、斬撃で肩から足までかけて切り裂かれ赤いモノが噴出する) 」
カズネ「スカーフィ…! 今が 最大の隙…!(自身も血刀に力を溜める) 」
追跡者「グア…アアァッ…!!?(みるみると体が凍結していく) 」
スカーフィ「ドゥンッ!!!!(空高く跳躍する)―――――――っっっぁぁあああああああっっ!!!!(先程の数十倍上を行く蹴り上げを繰り出す) 」
追跡者「がはぁ…っ――――馬鹿なぁ……ッ!!?―――――――――ドサァ…ッ!!!(蹴り上げが直撃し、地面に倒れ込む) 」
黒ずくめの暗い男「………逝け…!(なんと、キルソードで追跡者に必殺の一撃) 」
追跡者「ぜぇ…・・はぁ…っ!ぜぇ…はぁ・・・ッ!!(起き上がる)こんなの…認めるものか……!またボクは、
ケイオスの―――――――――あああぁぁぁああああっ!!!!!ボッカアアアァァアアアアーーンッッ!!!!!!!(一撃を浴びた途端、爆発と共に消滅した) 」
ヒュンヒュンヒュンヒュン……ザクッ…!(爆発の中から白銀に輝く
カオスソード「ZERO」が飛んできて地面に突き刺さる)
スカーフィ「―――――トサァ……ッ(倒れ込む) 」
霞夜「・・・遅れてしまったようだけど、でも私は精一杯やったわ・・・。(崩れ落ちるように倒れる) 」
真庭鳳凰(四季崎)「(地上にて)
追跡者 最後の一撃により爆発し消滅・・・『Dead END』 未来予知に狂いなし・・ククク。 」
黒ずくめの暗い男「………シュタッ(決め着地) 」
梓「(ZEROを拾い上げる) 」
グオオオオォォォォォ……ッ……(初め、
追跡者の立っていた個所にあの闇が出現する)
カズネ「ふぅ… はぁ… スカーフィ 霞夜…(倒れた二人を見て) 」
スカーフィ「かぅ……かぅ……っ、やった……やったぁ♪(倒れたまま拳を上へ突き出す) 」
カズネ「梓 それは スカーフィに 渡して あげて… (自身も重い傷を負っている) 」
梓「(スカーフィに歩み寄る) 」
霞夜「魔力・・・残り40%ね・・・正直体に重りを乗せられたようだわ・・・。(這いずるようにあの闇に向かって進む) 」
アンリ「(闇から出てくる)……!みんなどうしたの…!?凄い傷だらけ…だし、なんだか疲れ切ってるし…。(汗) 」
スカーフィ「かぅ…かぅ………?(梓を見上げる) 」
梓「(ZEROを振り下ろし、スカーフィの喉元に突きつける) 」
カズネ「
アンリ… うん 少し 怪我をした 皆の 傷 酷い… (自身の傷は目に入れない) 」
フェイク「(同じく闇から)おおっ、みなさんここに…!なかなか帰って来ないので心配いたしました。 」
黒ずくめの暗い男「………!(梓を見て)」
霞夜「ZERO・・・手に入ったわ。(杖を使ってよろよろと立ち上がり
アンリに)40%残しておいてよかったわ・・・。(ふらふら) 」
スカーフィ「あ、
アンリ…!フェイクも――――――!(喉元に突きつけられ) 」
霞夜「・・・梓?(ふらふら) 」
アンリ「すごい…。あ…お疲れ様…!私たちが手を貸すね。(霞夜の手を取る) 」
ゲラコビッツ「ふりゅりゅりゅ…!やっぱりお前たち、ワレがいないと駄目でーあるるな!(こいつもでてきた) 」
梓「もし・・・またボロボロでアナタがあんな無様で興を削ぐようなことをしたら・・・この剣自らがアナタとお友達のの肉を食らうことになるでしょう。(そういってスカーフィの足元に突き刺す)」
スカーフィ「………。(足元に突き刺さった剣をしばらく見つめ、起き上がってそれを手に取る 」
霞夜「ありがとう・・・
アンリ。(杖と手を取ってもらいやっと安定する)・・・何だかちょっと嫌な予感がするわね。 」
カズネ「剣が スカーフィの 友達を…? そんな筈が… 」
ゲラコビッツ「と、とりあえず……元のフロア7へ帰るであーるる。いつまでもこんな処にいたら…ワレは気が狂いそうであーるる。 」
黒ずくめの暗い男「………(処罰は覚悟できている的な感じでスカーフィの正面に) 」
梓「ハァ・・・まぁ、見ている分面白かったことは事実ですし・・・いいでしょう。 」
スカーフィ「ぅ、ぅん…。 ……あ、そうだ♪(黒ずくめの暗い男と向き合う)あの、ありがとう♪(男に微笑む) 」
霞夜「しかし剣が持ち主を食らう・・・どういう事かしら。(悩む) 」
黒ずくめの暗い男「………!………どうしてだ。(スカーフィに微笑まれながら礼を言われ) 」
梓「・・・・(黒ずくめの暗い男を見る)・・・まぁ、喰らうというのは単なる比喩表現です。あまり気にしないで下さい(霞夜たちに) 」
カズネ「そう… それなら 良い… ZEROは そんな剣じゃ ないと良い… 」
霞夜「全く、おっかない表現ね・・・。しかし無茶するわね、私も言えた事じゃないけれども。 」
スカーフィ「うーん…やっぱり、悪い人そうには見えないもん。それに、最後は助けてくれたしね。 」
ゲラコビッツ「のぉぉおおーーん!!orz(スルーされて) 」
黒ずくめの暗い男「………自らの手で、決着をつけただけだ。(彼やニノという人物になにがあったかはわからないが) 」
霞夜「このままこのフロアに居続けて1D100のダイスを振って50ぐらいSAN値を喪失してしまいなさい。(ゲラコに、やっぱりゲラコには冷たい) 」
カズネ「梓は 難しいけど 正しい事を 良く言う…かな それにしても これが ZERO 一体 どんな力が…」
スカーフィ「よし、戻ろうみんな…!(闇に入る) 」
ゲラコビッツ「なぬぅーっ!?(ガーン↓ 」
霞夜「そうね・・・そうするわ。(ふらふらしながら闇に入る) 」
梓「(黒ずくめの暗い男に歩み寄る) 」
黒ずくめの暗い男「……依頼か。 」
梓「アナタに頼みたいことがありまして・・・というより、ほしいものがありまして(黒ずくめの暗い男に) 」
黒ずくめの暗い男「………なんだ。(梓に) 」
その瞬間、一閃が走る。すると、男の首の前半分がスッパリと斬れ血が大量に噴出す
黒ずくめの暗い男「……!?な…に………っ!がァァ…ッ!(首を押さえ) ぐっ…貴様………なん…の、つもりだ。 」
梓「(苦しんでいる男を見て徐々に失望の顔へと変わっていく)いえ、アナタの器も大層面白そうだったので、アナタの頭蓋を新たな茶器にしようかと。・・・でも、失望しました。先ほどの戦闘ではどのような困難にも臆せず立ち向かったあなたが・・最期に首を庇いそんな顔をするなんて・・やはり、壊れたものは壊れたものでしかないということでしょうね。アナタの器は最早・・・ガラクタ同然・・・(そう言って踵を返し5m進んだところで止まり指パッチンし、男を業火と化した鬼火で焼き尽くす) 」
黒ずくめの暗い男「なに……!…!?ぐっ、ウッ……ヴゥ、ヴォアアアアアアッ!!(断末魔とともに焼き尽くされてしまう) 」
梓「次・・・次ね・・・。ガラクタなどいらない、私は私の欲する物を求めるだけ・・・名器ではない、名刀でもない・・・“それ”はいま何処に?ウフフフフフフ♪(闇の中へ入っていく) 」
…カランッ、カランカランッ(そして…彼のいた場所には彼の使用していたキルソードだけが残り、最期を遂げたという)
最終更新:2021年08月16日 22:24