~地獄・フロア7“永久地獄”~
スカーフィ「かぅー!(闇から出てフロア7へ戻る)ふぅ…なんだかここが落ち着くや。(一息) 」
カズネ「これで ZERO 手に入った… 後は… 出るだけ… 」
ようつべマリオ「あっ、お帰り――――ぎょっ、何その剣!?(汗) 」
黒「 ……(ただ立ってる) 」
霞夜「・・・やっぱりさっきの場所はどうも馴染めないわ、結局一番長居したここが落ち着くわね。(スカーフィの隣に時空の狭間が出来てそこからひょっこり出てくる) 」
ママルイージ「それが噂の
カオスソード……!すごい輝きだね 」
アシュナード「フン、一足…いや、二足ほど遅かったか。(フロア7にきていて) 」
カズネ「うん 無事とは言えないけれど 手に入れることが できた 」
スカーフィ「えへへ~♪(ZEROを見せる)みんな…本当にありがとう。最後まで、ボクのわがままに付き合ってくれて…ほんとに、本当に、ありがとう♪ 」
カズネ「ううん 私は スカーフィの 友達の絆を 護りたかっただけ… 邪魔になっていたかもしれない 」
霞夜「・・・思えばそうね、スカーフィは一度殺されてここに来ているから。 」
たーる「(気絶した状態で地獄に運び込まれている) 」
霞夜「正直私は足手まといだったかもしれないわね、こっちが感謝したいわ。(スカーフィを見つめる、しかも笑顔である) 」
アシュナード「クックック…では、我を地上へ導いてもらおう。 」
ゲラコビッツ「その心配はないであーるる。(背後からカズネに)死者の世界っていうのは至って単純な形で創造されているようであるるる…。どうにも、地獄と天国の狭間の何処かに―――――現世へ無事帰ることのできる扉があるらしいであーるる。 」
カズネ「そう…なの じゃあ その扉を 探せば… でも その 天国と地獄の狭間へ いくには どうすれば・・・ 」
霞夜「つまり生と死の狭間みたいなものかしら?(ゲラコに) 」
スカーフィ「みんな…。(少し微笑んだ表情で)かぅ…そ、そうだった。……扉? 」
黒「 …だったらその扉の在処をさっさと探せ…お前の科学力なら難ないだろう… 」
カズネ「うん 貴方の 科学の力 頼りに する… 」
アシュナード「ならば、さっさとせぬか。(以前は持っていなかったが狂剣グルグラントをゲラコビッツに突きつけ) 」
フェイク「彼(ゲラコビッツ)の言う事は真でございます。これまで脱獄に成功した方たちは皆…ここで脱獄方法を自力で収集した上で実行し、無事現世へ帰還しています。天国と地獄の狭間…『ルーベン』の何処かに、確かにその扉はあります。 」
カズネ「ルーベン その場所へ行く方法を 知らないと 行けない… 」
ゲラコビッツ「その通りであーるる。(霞夜に) 」
カズネ「…ごめんなさい でも その場所へ行く 手立ても無いの 」
霞夜「まあ、使えないなりに頑張ったわね・・・褒めてあげるわ。(ゲラコビッツを足で踏む、褒めてねぇぇぇぇぇ!!)ルーベン・・・そこに行けばいいけど、行き方と場所が定かじゃないわね。 」
スカーフィ「(ルーベン…!?)…ボク知ってる。黒も知ってるはず……ボクたち、そこから地獄へ入りこんだんだもん。 」
アシュナード「我に歯向かうものは容赦せぬぞ。肝に銘じておくがいい。(ゲラコビッツに怖い顔。元々怖い顔です) 」
カズネ「スカーフィ 知っているの…? 」
梓「(霞夜たちのところに遅れてやってくる) 」
ゲラコビッツ「ギィィヤアアァァァァァアアアアアアアアアッッ◦×▽□☆*>?`<~(声にならない叫びと共にのたれ打ちまわる) 」
黒「 ……あそこが天国と地獄の狭間というのか……ならまずフロア1にいったらどうだ… 」
霞夜「正しい方法で此処に来ると通る場所なのね、つまりは。(スカーフィに) 」
カズネ「フロア1 … じゃあ またあの エレベーター 使えば… 」
たーる「(地獄の番人を惨殺し、地獄を徘徊している)こmれwwwwwwwwwwっうぇwwwwww碧の影wwwwww超万能wwwwwwっうぇwwwwww 」
フェイク「黒様の言う通り…先ずここを脱獄するには上の階へと登らねば話になりません。皆さん、エレベーターへ乗りましょう。 」
霞夜「梓、遅かったようね。(シャフト角度で梓を見る)上に行けばルーベンには行けるのね、・・・それまでに何か悪い事が無ければいいけれど。 」
カズネ「以前みたいに… 速くならないように して・・・(エレベーターへ向かう) 」
梓「あら・・・もう帰還ですか。 ええ、ちょっとね。(霞夜に) 」
スカーフィ「うん…。 …あ、そっか、あのエレベーターを使えれば一瞬だね♪ 」
カズネ「うん 最後の最後で… 起こるのは つらい 梓… 貴女は 一体… ううん なんでもないの」
サカキ「もはやここに用はない。事済んだのなら脱獄するぞ。(エレベーターの中へ向かう) 」
おバカトリオ『やっと外の世界へ帰られるんだぁ~♪』
アシュナード「クックック…いよいよか。 」
カズネ「うん 行こう 皆 (エレベーターに乗る) 」
フェイク「では、脱獄しましょう。例のエレベーターに乗ればあっという間に上の『フロア0』へ到着します。 」
黒「 ……エレベーターにまた乗るのか… 」
ギコ侍「…準備は良いでござるか?フロア0の正面玄関まで辿り着けたとして…問題はその道中でござる。 」
霞夜「それなら仕方ないわね。(髪をなびかせる)最後の最後でどんでん返し・・・それは勘弁してほしいわ。(カズネに)・・・遅くして、遅く。(黒に、やたらと言葉に力が入ってる) 」
カズネ「問題 起こして… それ以外の 原因で 戻れなくなる事も あるかもしれない… 」
スカーフィ「かぅ~♪(実は結構楽しみにしていたりする) 」
フェイク「おっと、ギコ様…ナイスでございます。危うく大事なことを言い忘れるところでした。ええ…恐らく閻魔様は、全監視員や鬼たちを引き連れ、そこで待ち伏せしている可能性が高いです。ですが、だからと言って…ここから地道に上へ上へと登ったところで今度は体力に限界が現れます。 」
カズネ「(エレベーター 途中で止まる 何かに 襲われる… 或いは 想像もしない 悪い事 起こる そうならないと 良い ) 」
カズネ「じゃあ どうすれば…?(フェイクに) 」
アンリ「要は――――上へ着いてからの衝突戦ね。なるだけ避けたいけど…強行突破に賭けるしかないね。 」
サカキ「初めから全力でかからないとな―――また檻の中は御免だ。 」
アシュナード「フン、そやつらなど…いずれにせよ我が敵ではない。(フェイクに) 」
ゲラコビッツ「ふりゅりゅりゅ……(冷や汗) 」
カズネ「…強行突破 気をつけないと いけない 」
黒「 ………(エレベーター内の電流を弄くる)……待ち伏せしてたところで……ただの警備員なら通れる……問題は閻魔だろう 」
霞夜「強行突破・・・当たって砕けろって事ね。(アンリに)・・・やめて、もう私はいやよ。(スカーフィに、どうやらトラウマになりかけてるようだ) 」
カズネ「皆 決して 油断はしないで… 」
フェイク「いずれにせよ、力ずくでも脱獄を図るしか方法はありません。(エレベーターの起動スイッチをONにする) 」
カズネ「閻魔… もし出会えば 無事では 済まない 」
梓「・・・・・・まったくここは、退屈しませんね 」
スカーフィ「かぅ…最後まで油断しちゃ駄目だってことだね。(汗)かぅ~♪上がる時ってどんな感じなんだろう~?♪ 」
カズネ「うん 今は 力には力…しかない 」
アシュナード「フン、周りなど知ったことか。 」
カズネ「地獄で 退屈するのは 強い精神を 持っている証拠…だと思う 」
カズネ「上に上がるときも… 速いの… 」
ガタンッ ……ゴオオオォォォォ……(エレベーターは動き始めに少し揺れ、ゆっくりと上昇していく)
霞夜「力には技、ではなく力には力・・・乱暴ねぇ。(カズネに)やめて・・・その話は・・・。(スカーフィに、顔に汗がたらり)・・・ゆっくり、ゆっくりね!(黒に) 」
梓「そうでしょうか・・強い精神ねぇ。 」
カズネ「…良かった (ゆっくりのスピードで、ホッとする) 」
霞夜「退屈じゃなくて疲れそうだわ、振り回されすぎて。(梓に) 」
カズネ「うん でも 今は…そうするしかない 技でも 乱暴かもしれない 心は…今は 難しい 」
スカーフィ「♪♪♪(揺れに合わせて体が楽しげにゆれる) 」
梓「まぁ大丈夫でしょう、そのほうがいいですし(霞夜に) 」
黒「 …………(途中ナイフを取り出す)…扉が開いたら駆け出した方がいいかもな… 」
アシュナード「クックック…せいぜい我のために尽くし滅びゆくがいい。 」
―――――ガゴン…ッ…!!!(突然、上昇の途中でエレベーターが停止する)
カズネ「うん 場合によっては 一気に 走り抜けるべき …!!(エレベーターが停止して) 」
梓「あら、この先の展開が・・・♪ 」
霞夜「そうね、・・・駆け出したほうが良さそうね。(黒に)力には技でも力でも何でも良いからぶつける・・・それが今出来る事ね。(カズネに)・・・まあそうね、退屈するよりずっとマシ。(梓に)・・・何か来るかもしれないわ。(構える) 」
アシュナード「ぬっ、手向かうか。(狂剣グルグラントを構え) 」
カズネ「止まる事は 予想できた でも この後は… うん 今は…そうするしかない(身構える) 」
―――――フワァ…ッ…!!!ゴォォォォォォォオオオオオ…!!!!(一気に落下したと思いきや、すぐにあの絶叫マシン並の速度で上昇し始めた)
黒「 …?(おかしい……能力は送り続けているはず…)…!?(急な速度で上下に動いたためエネルギー装置から手が離れる) 」
カズネ「きゃっ…!? ぁうッ…!(急な加速で身を投げ出され、頭をぶつける) 」
おバカトリオ『ひぎゃああぁぁぁあああ~~~~っ!!!!(号泣) 』
アシュナード「フン…我を脅かすものなど何もない 」
霞夜「!?グラビィ!(自分に魔法をかけ、体重を重くする)・・・練習しておいて良かったわ。(上昇した際に自分も上昇しないようになった)・・・全く、乱暴なのは嫌だわ。(カズネに) 」
カズネ「ま また このスピ…ぃッ…!うぅ…(また舌を噛んでしまう) 」
フェイク「クッ…!?お、恐らく……あまりにもこのエレベーター自体が古すぎて…黒様の軽い電流ですらオーバーヒートに陥ったのだと思います…!!(汗) 」
スカーフィ「あはははは…っ♪(はしゃいでいる) 」
カズネ「(霞夜 そんな魔法も… 凄い…) 」
黒「 ……ゲラコ、お前は脱獄しないでこのエレベーターを直せ…(ぇ) 」
霞夜「オーバーヒート・・・全く旧式はダメね。(ヤレヤレ)痛くない痛くない、ちちんぷいぷい痛いのとんでけー・・・。(カズネを撫でる) 」
ゲラコビッツ「ふざけたこと抜かすなであーるるる!!(大汗) 」
カズネ「とても 老朽で 精細に なっているのね… スカーフィ こんな時も… (あちこちぶつけて痣だらけになっている) 」
アシュナード「…面倒なことになった。 」
カズネ「うん 痛いの 飛んでいった…(痛みを微笑で隠す) この 速さ…もう どうにもならないの…!? 」
―――――ガゴンッ…!!!!(エレベーターが停止し、なんとかフロア0へたどり着いた模様)ギギ…ギギィーーー……(そしてエレベーターの扉が徐々に開いて行く)
梓「あら・・・着いたみたい 」
アシュナード「フン、ようやくか…じらしおって。 」
~地獄・フロア0~
カズネ「いっ…!(反動でエレベーターの外に投げ出される) 」
フロア0へ辿りき、エレベーターの扉が開くと―――――そこで待ち構えていたのは大量の監視員・鬼・死神・魔獣軍団、そして巨体な体を持つ閻魔のディガロだった。
カズネ「ぅ… 此処が… 入り口 フロア0… (立ち上がる) 」
スカーフィ「あ、着いみた…カズネ!?だ、大丈夫…!?(急いで後を追い、カズネに寄り添う) 」
霞夜「いい子ね。(カズネの頬にキス)この速さ・・・もう絶対に勘弁してほしいわ。(杖とフォークを構える) 」
ケルベロスのような魔獣「グルルルル…(威嚇) 」
カズネ「うん 大丈夫 この位 痛いだけだから… (膝を擦り剥いただけで済む) 」
死神たち『チャキン…ッ(鎌を向ける)』
黒「 ……(軽く顔がにやける)多いな… 」
監視員たち『チャキ、チャキチャキチャキ…!(各々に武器を構える)』
梓「あらあら・・・・(軍団を見て) 」
カズネ「ぁぅ…///(キスされる) そうでも… 無いみたい (ケルベロスに向け、血刀を構える) 」
スカーフィ「そ、そう――――!(敵の多さに圧倒され) 」
霞夜「多いわね、総力戦って所かしら。(目つきが変わる)さあ、虐殺ショーの始まりね・・・。 」
カズネ「やっぱり 待ち伏せ されていた みたいね… (血刀を構えた状態で) 」
おバカトリオ『ぎゃあああぁぁぁあ~~!!!出たぁぁああ!!!(号泣)』
スカーフィ「うわぁ…すごい数!!…?もしかして、あのでっかーい人が、閻魔様? 」
カズネ「駆け抜けるしか…無い やぁぁあッ…!!(血刀を振るい、群衆に向かっていく) 」
ゲラコビッツ「そうであるる…ッ!あ奴こそ、神族の一人にして地獄の支配人…『閻魔ディガロ』であるるる!!あ奴だけは、超ヤバいんであーるるる!!(汗) 」
カズネ「(閻魔に 敵うとは思えないけど 足止めには…なるかもしれない) 」
霞夜「さあ、ここが正念場よ・・・精一杯やりなさい。(カズネに)・・・。(しゃがんで回避)」
ディガロ「此処へ一体、何時何処からどのように侵入したのか……刑を与えた後でじっくり話してもらおうか…!! 」
監視員・鬼・死神たち『ウオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォオオオオオオオッッ!!!!!!!!!(エレベーターから降りてきた全員に向かって駆け出す)』
アシュナード「フン、我に牙を向くとは片腹痛い。ぬんっ!(狂剣グルグラントを振り回す。結構範囲が広いため敵味方関係なく巻き込まれる被害者もさぞいることだろう) 」
カズネ「うんッ… はぁぁッ・・・!!(群衆を薙ぎ払い、斬り払いながら突き進む) 」
ゲラコビッツ「あそこであるる!あそこの扉へ突っ込むであーるる!!(ディガロたちの背後にある巨大な門を指す) 」
アシュナード「クックック…良い、良いぞ。これほど我を昂ぶらせるものはない。ぬぅんっ!(狂剣グルグラントで無双中) 」
ザシュッ…!ズバァッ…!ズバァンッ!!
監視員たち『ぐわああああぁぁぁぁあああ~~~っ!!!!(アシュナード、カズネの攻撃により吹き飛ぶが、それもただの一部にしか過ぎず、次々と軍勢が押し寄せる)』
スカーフィ「――――ボクたちは立ち止まる訳にはいかない。行こうみんな…っ!最後まで…全力で行くよ!!(勇敢か無謀か、とにかく軍団の中へ突っ走る) 」
サカキ「やれやれ…だが、ここを通過しない限り…我らはここを生きて出ることはできない。来い、ニドキング、ニドクイン!お前たちも暴れ尽くせ。ボムッ、ボムッ!!(ボールからニドクインとニドキングを出し、暴れさせる) 」
カズネ「あの 扉ね…!(ディガロ達の横を通り、扉へと向かおうとする) 」
ゲラコビッツ「ワレの計画…ここで全て水の泡になってたまるであーるか!(吸い取りマシーンと癒着し、全身に仕込んだ武器を用意して浮遊する) 」
おバカトリオ『僕たちはみんなの後に着くぜー!(← 』
ギコ侍「戦か…フフッ、血が滾るでござる。チャキ…(刀を抜刀して構え、駆けだす) 」
カズネ「くっ… はぁッ… せやぁッ…!(アシュナードの様に無傷ではなく、多少の傷を負いつつ進む) 」
死神軍団『行かせはしない…!(カズネの前に立ち塞がる) 』
漆黒の騎士「……王よ、お迎えにあがりました。(アシュナードの側に出現する) 」
アンリ「“コウリキ”…!(予め体を硬化した状態でスカーフィたちに続く) 」
黒「 ……(ワイヤーをフロア0の天井に引っかけ、大きく飛び上がり軍勢の上を通り過ぎる)この数だ…相手にするだけ無駄なのはわかるが……(巨大な門まで一気に移動しようと試みる) 」
霞夜「・・・。(おバカトリオを掴んで前列に蹴り出す)させないわよ、あんた達だけ何もしないってのはさせない。(杖を構え、詠唱を始める) 」
フェイク「私もできる限りのことは協力いたしますがね。(フロア4で採取した毒ガスが入ったフラスコを魔獣たちの群れに目がけ投げつける) 」
サカキ「相手は閻魔、逃げることだけに専念しろ!!(ドンカラスの背に乗って門へ逃走) 」
カズネ「…! ごめんなさい 通して…!はぁぁぁああッ―(死神軍団を血針で払い、扉へ入ろうとする) 」
死神軍団『ぎゃああああぁぁぁーーーーっ!!!!(大きく吹き飛んでいく) 』
ケルベロスのような魔獣「グラララァァ…アァアァッ!!?(毒ガスを吸ってのた打ちまわる) 」
アシュナード「む…ご苦労だったな。(漆黒と合流するや否や、狂剣グルグラントと神剣エタルドの無双劇が再び始まる) 」
おバカトリオ『ひぇぇぇ~~!(号泣)』
カズネ「もう 少し…!やっ…た…(扉に手を掛ける) 」
監視員たち『ぐわあああああああああぁぁぁあああああっ!!!!!(大きく吹き飛ぶ)』
スカーフィ「みんな…っ!急いで……っ!!(扉へ一直線に駆け出す) 」
カズネ「此処が 狭間への 入り口…!!(扉を開ける) 」
漆黒の騎士「シャキィンッ!!(無双中、たまに奥義【月光】が発動したりしている) 」
ディガロ「(巨大な机を蹴飛ばす)ぐおおぉぉ…っ!!!逃さん…っ!!!(巨大な掌を伸ばして、今にも門付近にいる者たちに掴みかかろうとする) 」
×××「――――ドゥン…ッ!!!!!(突如として現れディガロの伸ばす掌に目がけ重い蹴りで受け止める) 」
黒「コツン(扉の前に着地)戦いよりも逃げる事に集中しろ…殿は任せろ…(扉の前で迫り来る敵を対処)」
ギィィィィイイイイ…
ディガロ「―――――ッ!!?お前は…!!(受け止められる) 」
霞夜「消えなさい・・・コロナ!(杖を前に突き出す、すると大きな火球が出る) 」
カズネ「…!今の蹴りは…? 」
ゲラコビッツ「今のうちであーるる!!(飛行して門から抜け出す) 」
スカーフィ「かぅ…!?(×××の方に振り返る)だ、誰だか分からないけど…ありがとう!!(今のうちに門を抜け出す) 」
ガガガガガ、ウイーンウイーンウイーンウイーン、ガガガガガ。(杖から出た大きな火球が熱線を放ち監視員たちや死神たちを焼き尽くしてどこかへ飛んで行く)
カズネ「皆 急いで…! 今の助けを 無駄にしたら駄目…!! (扉から駆け抜ける) 」
フェイク「走れ、走るんだ!!時期エスカレーターが見えてくるはずです! 」
カズネ「速く…!!(内側から扉を全開まで開け、広げる) 」
アシュナード「ぬぅんっ!(狂剣グルグラントで無双中、ちなみに戦闘スキル【恐怖】の発動もあって閻魔サイドの命中率と必殺率を少し下げている) 」
監視員・鬼・死神たち『グワアアアアアァァァァァァアアアアアアーーーーー』
×××→
シャル「………。(フードで覆われてその素顔が確認できないが、ディガロを睨みつけている) 」
霞夜「さあ、行きましょう!(突風を出し追い風になるようにし、扉まで駆け抜ける) 」
梓「・・・・(死んだ死神等の落とした武器や装飾品を呑気に眺めては拾ってる) 」
スカーフィ「…えっ!?でも、キミたち(元囚人)はともかくボクたちが乗ったら落雷が落ちるって……。(フェイクに) 」
カズネ「…!(そして門の内部の奥へと駆ける) 」
阿部さん「 アッーーーー!!(死神達に紛れてやられる) 」
黒「 ……(蹴りを見てはフッと小さく笑い、門に飛び入る) 」
梓「あら、もう終わったんですか(扉の方へ) 」
僅かな大激突後、殆どの者たちは無事脱獄に成功した
カズネ「(今の気は シャル…!? そんな気がした… でも 本当に…) うん 皆のおかげでね… (梓を見て) 落雷 最後の 関門…」
サカキ「心配することはない。落雷するのは下ろうとするときだけだ。
天国の住人が誤って地獄へ落ちた際の事を考え、登る時のみ雷が落ちない仕組みになっている。そのまま登れっ!! 」
スカーフィ「そうなんだぁ!…よぉし、なら心配ないね♪(エスカレーターに乗る) 」
アシュナード「…そろそろゆくぞ。 」
カズネ「そう じゃあ 上るときには 大丈夫なのね…!! (エスカレーターに乗る) 」
漆黒の騎士「……御意。 」
カズネ「はぁ…ッ はぁ…ッ はぁ… ふぅ… はぁ…(エスカレーターの上で息切れを起こす) 」
霞夜「全く、それなら大丈夫ね・・・さあ行くわよ。(扉に入ってエスカレーターに乗る) 」
カズネ「皆… もう少し…!(エスカレーターに乗りつつ、声を掛ける) 」
梓「死神というからどんな装飾品持ってるかと思ったら・・・やっぱりガラクタ(一つ数千万するであろう装飾品を全部エスカレータの外に投げ捨てる) 」
アンリ「セーフ…っ…(エスカレーターに乗る) 」
カズネ「この上が ルーベン… 此処から スカーフィが 戻ることができる… 」
漆黒の騎士「……まさか、このようなところで再びまみえようとはな。(カズネに声をかけ) 」
ゲラコビッツ「ふぎゃぎゃぎゃっ!!やった、やったぞぉっ!!脱獄成功――――ぶへぇっ!!?(ギコ侍、サカキ、おバカトリオ等の下敷きとなる) 」
エスカレーターに登った一同は、天国と地獄の狭間――――――『ルーベン』へ
カズネ「騎士…うん まさか 地上の下 地獄で めぐり合うとは 思わなかった(あがっていくエスカレーターの中、騎士へと視線を向ける) 」
霞夜「ここがルーベンね・・・全く、ちょっと疲れたわ。 」
デビモーレ「……ん…?おっ、来た来た――――って、なんか多いなぁっ!!?(仰天)(ルーベンにて スカーフィたちを発見する) 」
カズネ「こんなに 走ったのは 初めて…かな (息切れからやっと回復する) 」
スカーフィ「かぅー!…ほら、ちゃんと約束のモノ、持ってきたよ!(デビモーレにZEROを見せつける) 」
デビモーレ「―――――!(馬鹿な…ほ、本当に見つけてきたというのか…!?…やはりヘルザーナが見込んだだけの事はある…。)……おい、それ…本物なんだろうなぁ? 」
カズネ「天国と 地獄の間の狭間… それがルーベン…。 貴方が… 此処の 管理者なの…?(デビモーレの元へ駆け寄る) 」
漆黒の騎士「…だが、今は状況が違いすぎる。我々でもあのようなもの(閻魔)には歯が立つまい。 」
黒「 ……お前の戯言に付き合ってやった……ついでにコイツもお前の戯言に付き合った…(スカーフィを目で差して)…お陰で怪我はしたがな 」
霞夜「本物よ、
追跡者から奪い取ったわ。(デビモーレに) 」
スカーフィ「本物ですよーだ。(舌を出して) 」
梓「天国と地獄の狭間・・・か。中々いいところですね、落ち着きがあって。(ぇ 」
カズネ「(嘘の事実を教えて スカーフィを殺して… 利用までして…。 絶対に 戻して…) (デビモーレを睨む) 」
デビモーレ「くっ……。いや、俺は何者でもねえぜ。 ……よし分かった、約束通りお前の友達とやらを返してやるし、元の世界へ帰らせてやるよ。(そう言うと振り返って、あの時と同じホログラムで扉を創り上げる)こん中に入れば現世へ帰ることができる。だがスカーフィ、その剣はまだ持っておけ。いずれ必ずお前の友を連れ、またやって来るからな。交渉はその時だ!あばよぉ!!(先に扉へ入って去った) 」
カズネ「戯言だとしても スカーフィの 友情は 確か… 落ち着き あるのかな 」
スカーフィ「あ…っ!…かぅ……まだ返してくれないんだ。でも…ちゃんと約束は果たしたもんね。(ZEROを見て笑う)(待っててね…氷冬。) 」
霞夜「やっと脱出ね、さあ行きましょう。(扉に入る) 」
梓「あのー、アナタはお友達を人質に取られてるんですか?(スカーフィに) 」
カズネ「(スカーフィ 氷冬は 本当は… )…。(真実を言えないで居る) 」
黒「 ……スカーフィ…(扉に入る前に呼び止める様に) 」
スカーフィ「かぅ…?(黒に呼び止められ)うん…そうなんだ…。(梓に) 」
カズネ「うん スカーフィは 大切な友達を 人質に されている 「筈だった」(最後だけ聞こえないほど小声) 」
漆黒の騎士「…では王、私は先に。お待ちしております。(アシュナードに一言告げてお先に失礼する) 」
梓「へぇ~・・・ふ~ん・・・(スカーフィに 何かを考えてる) ・・・・・・・・?(カズネの発言に) 」
カズネ「ううん …何でもない 」
黒「 お前の気持ちが…コイツ等、俺達を動かした…お前のその剣の入手、護衛が目的だが…友を救う事が出来た……だから… 」
おバカトリオ「わぁはぁ~い♪僕たち、脱獄できたよぉ~!!ありがとみなさぁ~ん!!(泣(混沌世界へ足を踏み入れ) 」
スカーフィ「……?(黒と向き合い) 」
黒「 ……よかったな……スカーフィ…… 」
アシュナード「うむ。クックック……(現世へ蘇って以来、彼の姿は見当たらなかったという) 」
カズネ「うん… スカーフィの 強い心 そして 友達との絆が あったからこそ その剣を手に入れることができた それに 皆を救うことができた…。 」
スカーフィ「……!……うんっ♪(これまでにない満面の笑みを黒にみせる) 」
カズネ「うん 本当に 良かった…。(スカーフィを見て微笑む 少し涙を流している) 」
黒「 ……茶番は終いだ………さっさと戻ろう…(すぐに笑みは消えるが面影はある) 」
梓「しかし、あまり収穫はありませんでしたねえ・・・あの黒ずくめの人もあと少しだったのに・・・やっぱり壊れてるから・・。 」
カズネ「じゃあ…スカーフィ 戻ろう 皆が…待ってる 貴女の 友達も 皆…(スカーフィの手を引き、扉へと向かう) 」
スカーフィ「黒、カズネ、霞夜…みんな……本当に――――――ありがとう…。(満面の笑みの中、瞳から何かが零れていく) …うんっ!(カズネに手を引かれ、扉の中へ) 」
カズネ「スカーフィ 本当に 本当に 良かった… うん…(涙を溢れさせ) 皆の 待つ世界へ…(そして…地上へと戻る) 」
黒「 ……(扉に入るのを躊躇し、エスカレーターの方に向く)…また何れ…来るかもな…(扉の中に入り込む) 」
バタン…――――――(最後の黒が扉へ入った途端、扉は完全に閉まり消滅した)
最終更新:2019年06月26日 15:03