凱旋ノ唱
レイメイ
歌:酸欠少女さユり×MY FIRST STORY
歌詞:
こちら
鳴動ノ音
"
罪剣事件"で数多の剣士が奇跡を刻んだあの日より10年の時が経つ。
世間では新たなる剣の心を司る戦士『伐刀者』と呼ばれる者たちが、己の力を高めんと刃を振るっていた。
剣豪に憧憬する者、己の居場所を探す者、変革を渇望する者、ただ力を追い求める者…
様々な闘志を胸に、人々は互いに競い合い、認め合い、刃を通じ共存の道へと歩んでいった。
これは、己が心に咲いた"刃"が導く、新たな希望と絆の物語――――
開花ノ蕾
残像ノ影
奈落ノ種
伐刀者(ブレイザー)
己の魂を具体化させた《固有霊装》を顕現させ、魔力を用いて異能を操り戦う力を持つ戦士。
1000人に1人の特異存在とされている。
顕現すると伐刀者の魂を具現化した装備《固有霊装》(デバイス)が装備される(略称は「霊装」)。
これには『実体形態』と『幻想形態』が存在し、実体形態での攻撃には肉体的ダメージが伴い、
幻想形態での攻撃では一切の肉体的損傷を与えず精神にのみダメージを与えて対象の体力(精神)のみを削ぎ落とすことができる(刺されると、普通に刺された相応の痛みを感じたりするなど)。
伐刀者としての異能を用いるための精神エネルギー《魔力》でできており、
激しい戦闘を行っても基本的に破損することはないが、破損すると精神に大きなダメージを受ける。
一概に武器の形をしているわけではなく、その形は様々。親が伐刀者であった場合、そのまま固有霊装が遺伝することがある。
その伐刀者を象徴する固有の必殺技《伐刀絶技》(ノウブルアーツ)が存在する。
伐刀者にはその生まれ持った異能の強さ、自身が有する総魔力量によって、
魔導騎士国際連盟の規約に則りF~Aまでのランク付けがなされている。
総魔力量は努力では伸ばせず、その人間が生まれ持った運命の重さに比例するといわれる。
伐刀者となることで重い社会的責任を背負うこととなるが、代わりに元服制度が適用され、15歳で成人となり、飲酒や結婚などが認められている。
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伐刀者の総合ランクについて |
総合ランクとは『伐刀者としての能力』を評価するもの。
伐刀者にとって、普通の人間でも身に付けられる剣技や体技を極めることは必須ではなく、
伐刀者の能力の幅を広げることこそが重視されている。
本人の研鑽による剣術の腕や体術の冴えなどはランク評価の加点にならず、
能力の幅を広げることで在学中にもランクを上げることが可能。
Fランク…落ちこぼれ。
Eランク…一般的な伐刀者。戦闘に適した能力でない傾向。
Dランク…一般的な伐刀者。戦闘に適した能力である傾向。
Cランク…強力な伐刀者。無作為に集められた1000人の伐刀者の内、約5%がCランクにあたる。
Bランク…強力な伐刀者。無作為に集められた1000人の伐刀者の内、約1%がBランクにあたる。
Aランク…例外なく歴史に名を刻む実力を持つ伐刀者。
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魔導騎士制度
魔導騎士国際連盟の認可を受けた学校を卒業、
部活動で行われた課程を修了した者にのみ『免許』と『魔導騎士』という立場を与え、能力の使用を許可する制度。
主に魔導騎士とは治安維持、犯罪捜査、国防などの任に就く。そこそこ稼ぎが良く、伐刀者のほとんどは魔導騎士を目指す。
『予備役』という制度もあり、平時は一般的な各々の職場で働き、
有事の際にのみ魔導騎士国際連盟からの要請で魔導騎士としての任に就くことになる。
学校に在籍している伐刀者は『学生騎士』として扱われる。
学生騎士
『学生騎士』は能力の使用を厳しく制限されており、校外での使用は原則禁止されている。
校外での能力の使用には『魔導騎士』による霊装使用許可を得る必要があり、
魔導騎士の顧問などへの緊急連絡先の登録を義務付けられている。
但し、自衛や人命救助など緊急時のやむを得ない場合は例外にあたり、事後報告があれば処罰は受けない。
ソロモン公国
本編の舞台となる宗教国家。北方大陸の中央部に位置する。
豊富な国有資源を用いた貿易路を周辺諸国と結ぶことによって平和と潤沢な国力を維持している。
一年前に勃発した「ソロモン公国攻防戦」(ソロモンの戦い)にて深い傷を負ったが、
以来様々な国の援助を受けながら復旧作業を行い、現在では復興間近と言われるほど完全回復の兆しを見せている。
グリム戦役
100年前以上続いたとされる北方大陸で起きた凄惨な戦争。
詳細は該当ページを参照。
罪剣事件
10年前の刀剣武祭で起きた、罪剣「
クロリアー」を巡る大事件。
大会で初めて優勝景品としたことで名剣のクロリアーを構えたことで様々な陰謀が巻き起こり、
結果誰も予想だにしなかった最悪の事態を生んだことで話題となった。
しかし当時の大会出場者たちの活躍により事態は沈められ、死者一人出すことなく解決された。
この事件をきっかけに、後世にて多くの人々が剣士を目指し始めたとも言われている。
カルナーク号
北方大陸を走る蒸気機関車。外見は『
こちら
』
90年以上も前から走り続け、年月を重ねるごとに面影を残しつつもデザインを一新しているという。
伐刀劇祭
今年よりソロモン公国にて初めて開催されることとなった伐刀者の武闘大会。
もともとは長きに渡る
グリム戦役で命を落とした伐刀者たちを弔い、
そして彼らの武勇を称えるための催しとして考案された。
参加するには魔導騎士連盟からの推薦状が必要となり、学生騎士の場合は教師や顧問から成績優秀者に推薦状が渡される。
白化現象(ホワイトアウト)
開花漸閃(ハルジオン)
伐刀者に眠るとされる大いなる力。
この力の実態を解き明かそうとしている
メトロ曰く、近年のグリム戦役においてたった一度だけこの力が解放された事例がある。
しかし力に目覚めた者は尋常ではない肉体負荷による過労死にて死去。
死体解剖の結果、力に目覚めた証として首元に花弁の形をした痕がくっきりと残っている。
現在においてその実態は明かされておらず、未知に包まれた驚異の力とされている。
『
閃劇のリベリオン』に登場した「刀剣覚醒」(リベリオン)とは似て非なる力とされるが、詳細は不明。
最終更新:2021年02月07日 01:16