クロニカ学習帳 Sound Horizon用語辞典内検索 / 「エトワール」で検索した結果
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エトワール
エトワール 読み えとわーる 意味 キャラクター名。étoileはフランス語で「星」という意味。「Roman」Tr.5『星屑の革紐』に登場する少女。「澪音」の項目も参照のこと。 |幼少の頃から視力が悪く、そのため星の見えない自分の瞳と、星と冠された自分の名前がどうしても嫌いだった。 新しく飼うこととなった黒犬プルー(Pleut)とも、最初は心が通い合わず悩んでいた。 (この時は、まだプルーとの繋がりを、細い革紐一本に頼っていた) しかし毎日肌を接するように共に暮らす中で、本当の姉妹のように解り合える仲となった。 たとえ不意に紐を手放したとしても、「見えない絆(星屑の紐)」で繋がれている、という一節もある。 突風のエピソードの後、時期は定かでないが、プルーは息を引き取る。その死の後、胎内に生命を宿している事が発覚。その腹から取り出されたのは、黒銀の毛並みを持つ小犬だった。 『澪音の世界』... -
エトワールの母親
エトワールの母親 読み えとわーるのははおや 意味 エトワールの母親。エトワールが小さい頃に亡くなったと思われる。しかし、エトワールの「妹」として貰われてきた黒犬「プルー」が、じつは母が子を想い転生してきた(または憑依した)ものとして描かれている。(CV 井上あずみ) |コミック版では、エトワールの父・レイの回想シーンに「ワロニ」という名前で登場するほか、プルーの死に際し、追憶の中でエトワールの前に立ち、我が子を抱きしめていた。 長い髪と、額の広い平凡な美人で、『見えざる腕』に登場するレイヨン=ローランの恋人と面影が酷似している。 |ちなみにワロニが「Wallonië」であるとすれば、現ベルギー・フランダース近辺(ベルガ・フランドル国境付近w)のワロニー州をもじったものか。意味はケルト語で「異民族のもの」 Roman ア行 キャラクター名 コミック autoli... -
エトワールの父親
エトワールの父親 読み えとわーるのちちおや 意味 エトワールの父親。原曲には「腕が不自由」とだけ表記されているが、娘思いのよい父親として描かれている。レイヨン=ローランの項目も参照 |コミック版「Roman」の第三話『星屑の革紐』の主人公エトワールの父親は「レイ」と呼ばれている。無精髭の痩身で、表情は優しく剽げているが、右腕を失っている。 コミック版「Roman」は、かなり明確に各曲の繋がりを描いており、このエトワールの父親「レイ」は、第4話『見えざる腕』の主人公・騎士「レイヨン=ローラン」であると思わせる描写がある。 とはいえ『星屑の革紐』には、その血生臭い過去を伺わせる場面はない。 Roman ア行 キャラクター名 コミック autolink -
エトワール(コミック版)
エトワール(コミック版) 読み えとわーるこみっくばん 意味 コミック版「Roman」の第三話『星屑の革紐』の主人公。 |黒髪でショートカット。15歳の頃には長い髪をを赤い紐で二つ結びにしている。 しっかり者で、父親を気遣って務めて明るく振る舞っているが、母親が居ないことや、不自由な眼に対するコンプレックスもあり、感情の表現を抑え、同年代の子達とは自分から距離をとっていた。小さい頃は、男の子のようなおてんばだったらしい。 8歳の誕生日のとき、父親からプルーをプレゼントされる。 原曲と同様、弱視力が悪化し続け、いずれ完全に失明する病に冒されており、15歳の頃には、ほぼ全盲となっていたようだが、手探りで炊事までこなしていた。 Roman ア行 キャラクター名 コミック autolink -
用語辞典/ア行
...エイチ(SH) エトワール エトワール(コミック版) エトワールの父親 エトワールの母親 エーニャ 王様 お揃いモード オリオン オルフ -
澪音
...持つ犬と共に居る。「エトワール」の項をも見よ。 |「PicoMagic Reloaded」の当時から謎に包まれており、しばしばその正体が詮議されるキャラクター。雨の降りしきる荒野の中、黒犬を従えて彷徨い、死したる「罪人」の前に姿を現す。罪人はその瞳の中に、「唯『世界』を見る」。また常時は瞳を閉ざしているが、その瞳が開かれるとき「幻想し得る最悪の狂夢・残酷な死神」を見る、とも読める。 歌詞をこの字面通り解釈する限り、一種の死神のような存在と思われるが、罪人に死を告げに現れているのか、その罪を断じているのかは、解釈次第。 |楽曲の関連から、「Roman」収録の『星屑の革紐』との関連が指摘されており、実際、地平線と地平線を繋ぐファクターとしてもしばしば論じられる。 黒銀の毛並みを持つ犬を従え目を閉ざしている(盲目)少女、という姿は、『星屑の革紐』の少女エトワールを連想させ、『星屑の革紐... -
フロントページ
...ート エトワール エトワール(コミック版) エトワールの父親 エトワールの母親 レイヨン・ローラン 聖戦のイベリア用語ソート イスハーク 美しき夜の娘 エーニャ シャイターン 蒼氷の石 トゥリーン ライラ ラミレス サランダ Elysion用語ソート フラーテル ウオッチャー(監視卿) 妹 クロセカ用語ソート クロニカ ジュリエッタ ロベリア 黒の予言書 同人作品(クロセカ以前)用語ソート WEB公開曲 SH用語ソート インターネットストリーム ウルトラジャンプ エスエイチ(SH) 王... -
レイヨン・ローラン
...」と呼ばれる騎士。「エトワールの父親」も参照。 |若々しい風貌の青年騎士で、部隊に号令を下すほどの地位にあったようだ。「Chronicle 2nd」にも登場する名将アルヴァレスの軍に所属し、その主将を心底から信奉していた。 しかし、ある戦場で、敵将のフランボウ=ローラン(赤髪のローラン)の部隊と遭遇、一騎打ちに及び、一合も撃ち合わず右腕を斬り飛ばされてしまう。 以後、軍役を解かれ仕事にも就けず、日夜襲う幻肢痛の恐怖に怯えるうちに心身も荒廃し、酒に溺れる事となる。また、連れ添った恋人(ワロニ)にもしばしば暴力を振るったため、とうとう彼女にも逃げられてしまう。 |自分の腕を斬り落とした仇については、以前から金を使って調べさせていたらしい。ある日、その男が見つかったという報を受けるや、自分の家を捨て、そのまま東国へ復讐の旅に出る。 が、ようやく探し当てた仇を目前にして、第三の男「ローラ... -
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ライラ
ライラ 読み らいら 意味 「聖戦のイベリア」に登場するキャラクター。全曲を通しての主人公(?)。ジャケット(通常版)中央の「焔と契りし少女」である。アラビア語では「夜」「暗闇」を意味する |その赤髪・ツインテール・かぼちゃぱんつ・絶対領域を兼ね備えた姿が発表された時は、Yokoyan絵に飢えていたサンホラーたちを熱狂させた。 父を「十字を切る啓典の民」に奪われ、母を「従事で斬る聖典の 兄弟 」に奪われたという。「奪われた」が殺害されたことを意味すると断定できないが、対立する二つの宗教によって父母・娘が引き裂かれたらしい。 「父を奪った相手か、母を奪った相手か、どちらを、誰を憎めばいい?」と自問を繰り返していたが、結局一人では二者択一の解答を得ず、「誰か教えて」と訴えるほどに困憊していたようだ。 それ以外の情報は一切無く、どのような人生を歩んでいたかは不明。 |ある夜、裸足で街へ駆... -
プラグイン/ニュース
ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) Among Us攻略Wiki【アマングアス・アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ひなこい】最強ひな写ランキング - ひなこい攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - ヨコハマ経済新聞 【Apex... -
Tristram (トリストラム) :Chronicle 2nd 「聖戦と死神」考
■ブリタニア王国 トリストラム Tristram 人物 ブリタニア王国軍の第六騎士団長。 神聖フランドル帝国による侵攻の際、後方であるランカスター城塞を守っていた。 グラスミアで帝国軍の奇襲から逃れたローザとアルヴァレスは、Uターンして南へ戻り、ランカスター城へ庇護を求めに走った。 ブリタニアの軍制は定かでないが、トリストラムはただ一要塞の城主であるだけでなく、湖水地方以北のカンブリア地方、あるいは東のノーザンブリアあたりを管轄していたのではないかと思われる。 彼はパーシファルと違って名前だけしか登場しないが、その分、色々と想像させてくれるキャラクターではある。 雑記 パーシファルと同じく、彼にも名前のモデルとなる人物がいる。 ワーグナーの戯曲「トリスタンとイゾルデ」で有名な、悲しみの王子トリストラムである。 ケルトの別伝説で主役を張っていたが、他の多くの騎士同様、「アーサー王... -
Kaori
Kaori / 織田かおり 読み かおり(おだかおり) 意味 SH「第二期」の歌姫のひとり。 1988年5月11日生まれ。神奈川県出身。スペースクラフトプロデュース所属 当初の覚え方は「カッコいい方」といわれ、楽曲にもよるが、主として力強く熱唱するパートを担当する。 |第一次領拡のお披露目では「スタイリッシュパワー、KAORI」と紹介された。非常に覚えやすいフレーズである。 舞台でも高身長をフルに生かし、右へ左へと大きくアクションするのが特徴で、「見えざる腕」では独自の振り付けで、嬉々と首を刈る姿が印象的。 表記通り、原宿BJ Girlsのメンバー及びソロアーティストとしての芸名は織田かおりだが、SHに参加するときは「KAORI」名義となる。 |YUUKIこと吉田有希とは同系列の事務所に所属している。大学もそばにあるようで、オフでもしょっちゅう会えるという。ちなみに5月11日生まれの... -
プラグイン/関連ブログ
関連ブログ @wikiのwikiモードでは #bf(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するブログ一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_161_ja.html たとえば、#bf(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 #bf -
ゾスマ
ゾスマ 読み ぞすま 綴り 登場 Moira CV 小山力也 意味 人名。アルカディアの部将で、『死せる英雄達の戦い』においてレオンティウス王から「北狄(アマゾン)に備えろ」と命じられた。 つまりあの猛々しい女王および彼女率いる女戦士団と対峙しろと命じられたわけで、相応の武略があったものと思われる。(女王が死亡した経緯は不明だが、可能性の一つとして、このゾスマに討ち取られる事もあり得る) |カストルの項と同じく、タワーレコード特典のマウスパッド用イラストで、レオンティウス背後に描かれた三人の男、また通常版ジャケットのレオンティウスの傍らにいる三人の男のうちの一人でないかと推測されている。 |ちなみに獅子座の星のひとつ(しし座δ星)の名前でもある。 Moira キャラクター名 サ行 autolink -
カストル
カストル 読み かすとる 綴り 登場 Moira CV 小山力也 意味 人名。アルカディアの部将で、レオンティウス王の側近。『死せる英雄達の戦い』で、イリオン奪還に向かう王に随伴を命じられた。 最初にイリオン陥落の報を伝え、敵将アメテュストスの武勇について王の注意を喚起していたのも彼と思われる。 |なお、『雷神域の英雄』で、「神託の件で陛下がお呼びです」と兄(ポリュデウケス)を呼びに現れたのも彼であるらしく、父王の代から兄弟で王家に忠勤する宿将だったようだ。 |外貌は定かでないが、タワーレコード特典のマウスパッド用イラストで、レオンティウス背後に三人の男が描かれており、そのうちの一人でないかと推測されている。(通常版ジャケットのレオンティウスの傍らにいる三人の男も同じく)。中でも双子の兄(と思われる)ポリュデウケスが髭面であるため、それと似た人物がカストルになると思われる。 |名前... -
アイク・ネルソン
Ike Nelson 読み あいく ねるそん 意味 黒人DJ。第二期から超重低音ヴォイスで参加。「ベル゛・ア゛ーイ゛ル゛」や「ロ゛ーマ゛ン゛」と、下肚に響くような声を聴かせてくれる。 本来はそれだけの登場のはずだが、ステージ上で見せた魁偉な容貌と、それに反して茶目っ気のあるアクションの数々がサンホラーたちの琴線に触れ、今や、陛下かアイクかというくらいの萌えキャラに認定されている。 |「少年は剣を…」の告知(2006年8月)ぐらいからその名前が登場し始めたが、たいていのサンホラーの反応は「池・ネルソンって誰? 」という程度のものであった。 しかしながらDJ業界では相当の重鎮であり、HPの略歴の通り、数々の大物アーティストのMC/DJをこなしつつ、ナレーターとしては、色々なTVCMやHey!Hey!Hey!MusicChamp"タイトルコールなど、「ああ、あの声の!」と手を打ちた... -
美しき夜の娘
美しき夜の娘 読み うつくしきよるのむすめ 意味 キャラクター名。「聖戦のイベリア」に登場。(CV YUUKI) |チャドルのように、ほっそりとした黒い長衣と黒いヴェールに身を包む美しい女性。肌の色は白く、瞳は赤。 |Yokoyan氏のイラスト発表時、どういう役どころのキャラクターかと色々推測されたが、「焔と契りし少女」ライラと同一人物であるようだ。 ※アラビア語の「夜」の意(Layla) |ポストカードに書かれた【或る詩の欠篇】は やがて無意味に父母を奪われたが… ア行 キャラクター名 聖戦のイベリア autolink -
舞台考:Chronicle 2nd 「聖戦と死神」考
■ガリアとは 「聖戦と死神」の舞台は、 Garia (ガリア)と総称される地方である。 作中で登場する国々や地名――たとえば Britannia や Preuzehn Aragón など、実在するこれらの名を見る限り、この<ガリア>は、我々の知る「ガリア」とそう違わない世界であると推測される。 つまり、アーベルジュが戦い抜けたこの世界は、我々の世界でいうヨーロッパと全く同じか、鏡像の関係にある世界と考えて差し支えないだろう。 このへん、あんまり深く考えると、本編の「黒の予言書」の世界観に引っかかってくるので、これ以上の言及は避けたい。まあ、ドナウ以西のヨーロッパ全土を舞台とした、架空のガリア軍記物と認識しておこう。 ※ちなみに、「ガリア」を辞書で調べると、 ――ローマ時代、ピレネー山脈とライン川の間のケルト人居住地域を呼んだラテン語の古地名。ほぼフランスの領域に当たる。ゴール。 (三省堂... -
「弓が撓り弾けた焔夜空を凍らせて」撃ち
「弓が撓り弾けた焔夜空を凍らせて」撃ち 読み ゆみがしなりはじけたほのおよぞらをこおらせてうち 綴り 意味 奴隷少年オリオンの超必。『死と嘆きと風の都』で、逃亡するエレフとミーシャを援護する際に使用された。 「オリオン流弓術」の神髄であるらしく、SEを聴く限り、ものすごい勢いで連射してるようだ。 コンサートにおいては、空から降り注ぐ無数の矢という形でスクリーンに映し出されていた。すごいぞオリオン少年。 |「長ぇよ」と突っ込まれるこの技の名前の元ネタは言わずもがな。過密スケジュールでいっぱいいっぱいのRevo氏のささやかな遊び心である可能性が高そうだが、「恋人を射ち堕とした日」との関連を本気で指摘する説もある。 Moira ヤ行 autolink -
Pico Magic Revolutions
Pico Magic Revolutions 読み ぴこまじっくれぼりゅーしょん 意味 Revo氏が2004年の4月1日に製作を発表した謎のCD。 クロセカ発売から間もない発表だったので、ファンの注目を集めたが、後日、エイプリルフールのウソ企画であることが明らかになった。 Revo氏は時々こうしたお茶目な事をするので、ファンとしては情報のチェックが欠かせない。 |タイトルは、「Pico Magic Reloaded」と合わせて、映画「MATRIX」シリーズから名付けられたものと思われる。 ちなみに本家の触れ込みは PleasureCD 3部作完結編 『Pico Magic Revolutions』制作始動... (増殖したぴこ魔神☆が大暴れ!?) だった。よくよく見ると今と同じようなノリである。 SH用語 ハ行 autolink -
Parsifal(パーシファル) :Chronicle 2nd 「聖戦と死神」考
■ブリタニア王国 パーシファル Parsifal 人物 ブリタニア王国軍の第四騎士団長。おそらくは薔薇の騎士を代表する勇将のひとり。 ブリタニア歴627年、ドーヴァーから上陸して北上を開始した神聖フランドル帝国軍を、約30キロ北のカンタベリー平原で迎撃した。 第四騎士団の勇猛さもさることながら、パーシファル本人の戦いぶりは相当にめざましかったらしく、 死をも 恐れぬ 薔薇の騎士達は 彼に続く 緋い 戦場を 駆け巡る 一条の雷 パーシファルのスピア… と詩にまで謡いあげられる。騎馬突撃(ランスチャージ)の後も、自ら陣頭で短槍を揮うタイプだったようだ。 カンタベリーの会戦の勝敗の行方は描かれていないが、少なくとも緒戦は帝国軍を圧倒したのではないかと思われる。 3年後のブリタニア歴630年、休戦協定会談に赴く女王ローザの随員として、イヴリニのヴェルセーヌ宮殿に同行する。 この時... -
人物考:Chronicle 2nd 「聖戦と死神」考
「Chronicle 2nd」のメインと言っても過言ではない、「聖戦と死神」作品群。 もともと歌劇色の強いSound Horizon作品の中でも、「聖戦と死神」は壮大な戦記を背景に展開される一大オペラとして、特に印象に残るものとなっている。クロセカ参入組の中には、この「聖戦と死神」シリーズによってSH世界にズボっとはまった人も多いだろう。 そしてその大きな魅力は、やはり多彩な登場人物。主人公のアルヴァレスやルーナ・バラッドたちだけでなく、作中に名前しか登場しないような人物にも、いわくありげな設定が見え隠れし、聴く者の想像を掻き立ててやまない。 ここでは、明らかにされている情報をもとに、彼らの生い立ちを考察してみる。 ■ブリタニア王国 トリストラムパーシファル詩人バラッド ルーナ・バラッド ローザ・ギネ・アヴァロン ■神聖フランドル帝国 キルデベルト6世 大臣たち ■プロイツ... -
プロイツェン:Chronicle 2nd 「聖戦と死神」考
■登場する国々・地名 ●Preuzehn(プロイツェン)王国 アルヴァレスにとっての死神、Gefenbauer(ゲーフェンバウアー)の故国。名前のとおり、いわゆるプロイセンがモデルと思われる。 国土の範囲も不明だが、カール大帝の孫たちによるメルセン条約の三分割(西フランク王国・東フランク王国・イタリア王国)が、なんとなくしっくりくる。つまり西フランク王国がフランドル、東フランク王国がプロイツェン、イタリア王国がロンバルド、という具合に、綺麗にフランス・ドイツ・イタリアの現在のカタチの元になるわけだ。 この国も、具体描写に乏しい。「憎しみ」 からアルヴァレスに滅ぼされたところを見ると、ベルガを焼き滅ぼしたのは、このプロイツェンであるらしいが、その後、フランドル王国によって滅ぼされている。 このときアルヴァレスが行ったOffenburg(オッフェンブルグ)での虐殺は凄まじかったらし... -
REMI
REMI 読み れみ 意味 SH「第二期」の歌姫のひとり。第一次領拡での紹介は「天使の歌声 REMI!!」または「歌って…もにょもにょ…ソプラノボーカルREMI」。 声楽畑出身であり、圧倒的な声量と美声で朗々と歌い上げるパートの担当が多い。 |ぴょんぴょん飛び跳ねるようなKAORI、YUUKIのテンションに対し、妙にほんわかと落ち着いた不思議空間を醸し出しており、ついたニックネームは「セレブ」。Revo氏の斜め上をいく不思議っ子ぷりと、歌声と地声のギャップ、その小柄な容姿から、やはり「かっわいい」を連呼される。 そうした優美な振る舞いを見せる一方で、第一次領拡で「壊れたマリオネット」を歌うにあたっては、事前に「タナトスとは何か」についてRevo氏から徹底的に教えを乞うたという勉強家な一面も持つ。 |比較的情報がオープンになっているKAORI、YUUKI、RIKKIにくらべて、「REM... -
6th Story CD「Moira」 用語解釈
6th Story CD「Moira」 用語解釈 このページは、2008年9月3日に発売された6th Story CD「Moira」の用語を私なりに解釈してみました。極力、歌詞の範囲外での考察は避けたつもりですが、一部、勢い余って要らない事まで書いてあるかもしれませんので、記述すべてを真に受けないように願います(; ・`д・´) 6th Story CD「Moira」 用語解釈ア行北狄 アメテュストス アルテミシア アレクサンドラ アルカディア イーリアス イリオン ウォルフ エレフセウス オリオン カ行カッサンドラ カストル サ行シリウス スコルピウス ゾスマ タ行デメトリウス ナ行 ハ行ポリュデウケス 変態神官(仮名) マ行 ヤ-ワ行「弓(指?)が撓り弾けた焔夜空を凍らせて」撃ち ラコニア レオンティウス レグルス ア行 北狄 ... -
ベルガ:Chronicle 2nd 「聖戦と死神」考
■登場する国々・地名 ●Belga(ベルガ) 英雄・Albers Alvarez(アルベール・アルヴァレス)が生まれ育った地。全ての物語の始まりの地である。 ぶっちゃけて言えば、ベルギーのことだ。Welkenraedt(ウェルケンラード)も、現ベルギー・ドイツ国境付近、かのリエージュの近くに現存する。 この地については、物語でもほとんど触れられず、その支配体制も定かではない。 ただ、「アーベルジュの戦い」 の歌詞の中に、この国が敵国の侵略を受け、無惨に滅んでゆく姿を匂わせるような記述がある(歌詞が彼自身のモノローグでなかったとすれば)。 あとは「聖戦と死神」 の中での、アルヴァレスの台詞に幾つか似たようなニュアンスがある。 「私にはどうしても取り戻したい場所があったのだ」 「最初は憎しみからPreuzehn(プロイツェン)を…(滅ぼした)」 「例えばブリタニアの征服を条件に ... -
カスティリヤ:Chronicle 2nd 「聖戦と死神」考
■登場する国々・地名 ●Castilla (カスティリヤ) これも実在の王国名。ピレネー山脈の西方、イベリア半島の大部分を支配していた。その最大版図は、今日のスペインに相当する。中世末期、イベリア半島はカスティリヤ・アラゴン・ポルトガルの三国志時代であった。 が、これより以前、レコンキスタがほぼ完成する13世紀まで、イベリア半島はイスラム教勢力によって支配されていた。 つまり、だいたいこのあたりの時代のモデルとして考えていたカール大帝のご時世には、カスティリヤ王国など存在せず、ピレネー山脈の辺境民族を緩衝として、後ウマイヤ王朝のイスラム勢力が、フランク王国など問題にならないほどの大勢力を保っていたのである。 …となると話がややこしくなるので、イスラム勢力の存在はナシということで話を進めたい。 「聖戦と死神」に登場するカスティリヤは、Pyreenes(ピレーネ)山脈を天険... -
2006年3月17日
2006年3月17日 読み にせんろくねんさんがつじゅうななにち 意味 2006年3月17日(金)。「SH第二期」始動が発表された日付。DVD「楽園パレードへようこそ」発売の8日後。 クロニカ学習帳にとっても、一つの大きな転機となった一日であるため、敢えてここに用語として記録する。 |あらまり嬢の不在 これより以前、DVD試写会時の不在、自サイトの更新休止、メディア露出の停止、IILでの「大きな動きがある」という情報などから、「ひょっとして」という不安は、一部サンホラー内にも広がっていた。 3月17日、ファンクラブ会員向けのメールマガジンおよび事務所オフィシャルサイトで、突如として「Sound Horizon第二部始動」と題して、東京・大阪・名古屋でのライブツアーが発表された(後の第一次領土拡大遠征)。 ところが、「第2期よりRevoのソロプロジェクトという形態に」「 その作品(... -
ヴェルセーヌ休戦会談:Chronicle 2nd 「聖戦と死神」考
■聖戦2 -ヴェルセーヌ休戦調停会談- ブリタニア暦630年 「嗚呼...歴史は改竄を赦さない・・・」 ……………… 帝国歴元年、ブリタニア歴627年。 何ということはない山村での虐殺の最中に、神聖フランドル帝国軍は自軍最強のカードを失った。 逆にアヴァロン朝ブリタニア王国は、失うはずだった女王の命を保ったばかりか、最強の軍神を迎え入れることができたのである。 この日を境に、戦局は一挙に逆転した。 アルベール・アルヴァレスという存在は、もはや彼一個を超越して反フランドル勢力を象徴し、彼の勇名を頼りにガリア全土から亡命者が殺到。アルヴァレスもそれを諾として、女王のために広告塔となったのであろう。 反フランドルの気運は一挙に燃え広がり、先ずカスティリヤが、ついでロンバルドとプロイツェンが独立宣戦を布告。あれほど強大であった神聖フランドル帝国は、ほんの数年のうちに国土を削り取ら... -
Alvarez(アルヴァレス) :Chronicle 2nd 「聖戦と死神」考
■ベルガ アーベルジュ アルベール=アルヴァレス Albers Alvarez フランドル軍にあってはアルベルジュ、ブリタニア軍に亡命してからはアーベルジュと綽名された。 人物 故国ベルガを隣国プロイツェンに滅ぼされ、その復讐のためフランドル王国軍に身を投じた、旧ベルガ騎士。 常にフランドル軍の陣頭にあってガリア中に死をもたらし続けた彼は、いつしか「ベルガ人の死神」と称され、諸国列王の恐怖の的となった。 まず東の仇国プロイツェン、そこから東進してロンバルド、ひるがえって西のカスティリヤを滅亡させ、さらに渡海して北のブリタニアに致命的な一撃を与えるなど、その目まぐるしい軍事行動の華麗さ、壮大さは他に類を見ない。 同時代の人間にとっては、敵味方を問わず、直視することさえ畏れられるほどの生きた伝説であったといえる。 「聖戦」の最終段階となるブリタニア遠征では、別働隊である第三陣を率い... - @wiki全体から「エトワール」で調べる