レイヨン・ローラン
- 読み
- れいよんろーらん
- 意味
- キャラクター名。コミック版「Roman」の第4話『見えざる腕』の主人公。原曲ではファーストネームは明らかにされず、「金髪のローラン」と呼ばれる騎士。「エトワールの父親」も参照。
- :|若々しい風貌の青年騎士で、部隊に号令を下すほどの地位にあったようだ。「Chronicle 2nd」にも登場する名将アルヴァレスの軍に所属し、その主将を心底から信奉していた。
- しかし、ある戦場で、敵将のフランボウ=ローラン(赤髪のローラン)の部隊と遭遇、一騎打ちに及び、一合も撃ち合わず右腕を斬り飛ばされてしまう。
- 以後、軍役を解かれ仕事にも就けず、日夜襲う幻肢痛の恐怖に怯えるうちに心身も荒廃し、酒に溺れる事となる。また、連れ添った恋人(ワロニ)にもしばしば暴力を振るったため、とうとう彼女にも逃げられてしまう。
- :|自分の腕を斬り落とした仇については、以前から金を使って調べさせていたらしい。ある日、その男が見つかったという報を受けるや、自分の家を捨て、そのまま東国へ復讐の旅に出る。
- が、ようやく探し当てた仇を目前にして、第三の男「ローランサン」が、当のフランボウ=ローランを殺害。復讐を仕遂げ損なうこととなる。
- レイヨンは、やがて自分の生きる意味、生きた証について思いを致し、人生をやり直すべく、「星の光(エトワール)」をたよりに歩き出す――。
- :|単行本版の最終ページには、彼がある家の扉を訪れている場面が描き足されている。