用語:ヴァーヴズの心臓

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cielenica

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ヴァーヴズの心臓

ああ……今も、生きている。ここに在る。
俺が現実と断じ続ける、幻想の音色が聴こえているのだ。

​*RAYD=>{Cielenica};にて、セオドアとの「取引」によって発現した固有能力――の塊のようなもの。
その正体はセオドア・ヴァーヴズの本体であるクリスタルの、さらに深奥に包まれていた文字通りの「核」。人間で云う心臓であり、ヴァーヴズの心臓というのも単純明快な事実を述べたまでのもの。
蓮の心臓はセオドアの心臓と同調し、深く溶け合い、やがて机上の空論とも云われた唯我の領域に到達した。当然簡単に行えないことだが、これを成せたのは偏に、二人の絆が『運命』と呼ぶほどに強く固く分かち難く結ばれているため。
蓮は唯我によって様々な恩恵を得て、セオドアは核を避難させたことでアスガードにおいて一切の「死」を許さない、文字通りの不死を得ることになる。

なお、蓮の寿命は人並みから変更されてないため、蓮が死亡するとセオドアも当然死亡することになる。
しかしそれも七次元を隔ててセカイが存在している、という理屈を利用することで、時間を同期させない限り(そして、その手段は少なくとも"無い")、蓮が生きていることを観測できるセオドアは永遠かつ無敵の命を保持し続けられる。
(ついでに言うと、同じ7軸上に存在していたとしても蓮が不慮の事故で死ぬことはないと言ってもいい。白魔法特化のクリスタルの加護は伊達ではないのである)
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