問題
問題 47 ソーシャルワークに関する次の記述のうち、より適切なものはどれか。2 つ選べ。
1. 個人の問題解決能力や対処能力を強化する役割がある。
2. 支援の集結と事後評価の後のアフターケアが含まれる。
3. ラポールとは、特定領域の専門家から助言・指導を受けることである。
4. アドボカシーとは、クライエントが相談した期間では必要な援助ができない時、他機関へ紹介することである。
5. 送致とは、自己の権利を表明することが困難なクライエントに代わり、援助者が代理としてその権利獲得を行うことである。
2. 支援の集結と事後評価の後のアフターケアが含まれる。
3. ラポールとは、特定領域の専門家から助言・指導を受けることである。
4. アドボカシーとは、クライエントが相談した期間では必要な援助ができない時、他機関へ紹介することである。
5. 送致とは、自己の権利を表明することが困難なクライエントに代わり、援助者が代理としてその権利獲得を行うことである。
解説
ソーシャルワークについての問題。
ラポール (rapport) とは、フランス語で「橋を架ける」という意味で、援助者とクライエントの信頼関係を構築することです。
アドボカシー (advocacy) は、日本では「権利擁護」と訳されました。内容は選択肢 5 のとおりです。
送致とは、送り届けるという意味で、内容は選択肢 4 のとおりです。
つまり、選択肢 4 と 5 は、それぞれ説明が入れ替わっています。
余談ですが、以前「ラ・ポール」と中黒を間に入れて説明していたのをみたことがありますが、「ラ」はフランス語の冠詞の La ではありません。