問題
問題 26 次の記述のうち適切なものはどれか。3 つ選べ。
1. 「指輪っかテスト」は、サルコペニア(筋肉減弱症)の簡便な評価法である。
2. フレイルとは、健康な状態と介護を要する状態の中間的な状態である。
3. ロコモティブシンドロームとは、認知機能の低下によって起こるフレイルである。
4. 要支援と認定されたものでは、介護が必要となった原因の第1位は認知症である。
5. 配偶者との死別による心理的苦痛を和らげるには、ソーシャルサポートが有効である。
2. フレイルとは、健康な状態と介護を要する状態の中間的な状態である。
3. ロコモティブシンドロームとは、認知機能の低下によって起こるフレイルである。
4. 要支援と認定されたものでは、介護が必要となった原因の第1位は認知症である。
5. 配偶者との死別による心理的苦痛を和らげるには、ソーシャルサポートが有効である。
解説
フレイル、サルコペニア、ロコモティブシンドロームは、いずれも加齢による状態のことです。
ロコモティブとは運動器のことなので、認知機能とは関係ありません。英語の問題ですね。
要介護の原因の第1位は認知症ですが、要支援の原因の第1位は関節疾患となります。というのも、認知症があるとほぼ要支援ではなく要介護と認定されるためです。ただし、認知症であっても要支援2と判定されることはあります。認知症対応型共同生活介護(認知症グループホーム)の入所条件が要支援2以上となっているのも、このためです。
発展
選択肢 2 は正しいとなっていますが、少しおかしな点があります。というのも、要介護者や介護サービス利用者のフレイル率などの研究論文があるからです。要介護であってもフレイルではない人も一定数います。