▲建造時の1番艦「ソルガレオ」
▲練習艦改造後の7番艦「カピタン・デラオ」(旧 シルヴァディ)
詳細↓
クラフタリアのフリゲートとして、初めて本格的に無線回路システムを全面採用した艦級。
艦隊護衛艦としての運用に特化した感のあったワングレン級と比較して、従来のクラフタリア製フリゲート同様に対水上戦を重視した兵装を持つ。
最大の特徴である無線回路システムは理論上完全なワイヤレス化も可能であるが、運用の都合上本級では兵装の安全装置解除用回路のみ有線式となっている。
とはいえ、複数の兵装を一本のRSケーブルのみで接続可能となったことから、船体内部の省スペース化・軽量化に加え整備性の向上などが達成され、その恩恵は極めて大きい。
また同種システムを搭載した艦同士では、片方の艦のCICからリアクションタイム0での全兵装制御が可能となっており、これによって艦隊全体を一つの戦闘単位と捉えた有機的な連携運用が可能となった。
その他にニャルラトホテプ級戦艦で初採用された、対艦ミサイル/巡航ミサイル用多連装発射機(コマブロ多連装砲)を搭載、強力な対水上・対地攻撃力をも有している。
総じて新技術が多数導入されているものの、船体の基本設計はワングレン級の拡大型であり、ヘリ格納庫の容量増大を除いて大きな変化は見られない。
これは建造時の情勢が影響しており、早期に多数の艦を揃えるために設計変更(簡略化等)が行われた結果である。
なお本級の船体は「エクレール・ファロン級試験艦」の設計を流用しており、船体規模はほぼ同一となった。
後期型となる7-12番艦ではSPM-100 TNT起爆妨害システムの追加や対潜用短魚雷発射管の追加装備など、総合的に能力向上を果たしている。
詳細(練習艦改造後)
コマブロ無線C4Iシステム「ティソーナ」を初搭載した「ソルガレオ級フリゲート」を練習艦に改造した艦級。
ミサイル系の兵装はすべて撤去されているものの、主砲と機関砲、CIWSは新型に換装されたうえで維持されており、基幹たる戦闘システムも最新のティソーナRシステムにアップデートされている。
原型艦はすでに旧式化しているものの堅牢な構造で、現在運用中のフリゲートの始祖といえる基本設計から練習艦に最適と判断され改造された。
同型艦は12隻存在しているが全艦が改造を受け、艦名を変更したうえで再度就役している。
兵装のみならず老朽化した機関も更新され、改造時最新のN100 軽量型ネザー機関クラスタを4基搭載、出力は大幅に低下しているものの、最大12基の搭載が可能であり必要であれば最大速力を35ノット以上に引き上げることも可能。
本級の導入により、100年近くに渡って運用が継続されていたソア級練習艦14隻はすべて退役となった。
備考 |
建造時 |
練習艦改造後 |
全長 |
156m |
全幅 |
21m |
満載排水量 |
7160t |
7020t |
機関 |
PE N5000-T ネザー機関×2 |
PE N100 軽量型ネザー機関クラスター ×4(10000HP×4) |
合計出力 |
100000HP |
40000HP |
最大速力 |
32ノット |
25ノット |
乗員数 |
110名前後 |
30名+練習生150名 |
装備(建造時)
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バッチ1 |
バッチ2 |
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主砲 |
TC217B 7方位対応・自由装薬型コマブロ速射砲(127mm両用砲) ×1 |
VLS-9(32セル) |
VLS-9A(AAWS)コマンドブロック式対空VLS ×4 |
|
艦隊防空システム用コマブロVLS(広域制圧型) ×1 |
|
「トライデント」統合対潜火力投射システム用VLS ×1 |
ミサイル発射機 |
4連装コマブロ砲(艦対艦・巡航ミサイル発射機) ×4 |
TT-12 連装魚雷発射管 |
「トライデント」システム用連装短魚雷発射管×2 |
近接防御火器 |
CBCIWS-30 コマブロ機関砲システム ×2 |
その他火砲 |
CBC-11 大口径コマブロ速射砲 ×2 |
艦載機 |
CSH-5C 哨戒ヘリコプター or CSH-7 多機能哨戒ヘリコプター 1機 |
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QSH-16 無人哨戒ヘリコプター 1-2機 |
C4Iシステム |
S-FCS ver15 Fv1 |
RS-FCS ver15 Fv2 |
|
TWS-9「ティソーナ」コマブロ式共同交戦・データリンクシステム |
|
|
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TIWS-M7C 「トライデント」統合対潜火力投射システム(RS-FCS統合) |
レーダー |
MR-542B 多機能型レーダー |
探知・妨害システム |
- |
SPM-100 コマブロ式TNT起爆妨害システム |
|
AMR-6 コマブロ式対mobレーダー(後日装備予定) |
ソナー |
ACS-2B トライデントASWS対応コマブロソナー |
装備(練習艦改造後)
主砲 |
TC237B 127mm「ウルトラライトⅢ」両用砲 ×1 |
|
|
近接防御火器 |
L-CIWS Mk1B 大出力型対空レーザー砲×1 |
その他火砲 |
CBC-11 大口径コマブロ速射砲 ×2 |
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格納式75mm礼砲 ×2 |
艦載機 |
固有装備機なし |
C4Iシステム |
RS-FCS ver19 |
|
TWS-15「ティソーナR」共同交戦・データリンクシステム |
レーダー |
MR-600CCX 多機能型レーダー |
探知・妨害システム |
SPM-200 コマブロ式TNT起爆妨害システム |
|
IWS-300 「アイアンウォール」対ミサイル防御壁展開システム |
ソナー |
ACS-2U トライデントASWS対応ソナー |
艦番号 |
艦名 |
分類 |
状況 |
FF-2001→TV-2001 |
ソルガレオ →カピタン・カナレス |
バッチ1 |
現役 |
FF-2002→TV-2002 |
ルナアーラ →カピタン・カルリオン |
バッチ1 |
現役 |
FF-2003→TV-2003 |
カプ・コケコ →カピタン・カルリエド |
バッチ1 |
現役 |
FF-2004→TV-2004 |
カプ・テテフ →カピタン・クラビホ |
バッチ1 |
現役 |
FF-2005→TV-2005 |
カプ・ブルル →カピタン・コフィーニョ |
バッチ1 |
現役 |
FF-2006→TV-2006 |
カプ・レヒレ →カピタン・デル・オルモ |
バッチ1 |
現役 |
|
|
|
|
FF-2007→TV-2007 |
シルヴァディ →カピタン・デラオ |
バッチ2 |
現役 |
FF-2008→TV-2008 |
ネクロズマ →カピタン・ドミンゲス |
バッチ2 |
現役 |
FF-2009→TV-2009 |
マギアナ →カピタン・エンゴンガ |
バッチ2 |
現役 |
FF-2010→TV-2010 |
ゼラオラ →カピタン・エスコベド |
バッチ2 |
現役 |
FF-2011→TV-2011 |
マーシャドー →カピタン・ガリカ |
バッチ2 |
現役 |
FF-2012→TV-2012 |
メルメタル →カピタン・モンティージャ |
バッチ2A |
現役 |
合計 |
|
|
12隻運用中 |
最終更新:2025年07月26日 20:00