詳細↓
クラフタリアのフリゲートとして、初めて本格的に無線回路システムを全面採用した艦級。
艦隊護衛艦としての運用に特化した感のあったワングレン級と比較して、従来のクラフタリア製フリゲート同様に対水上戦を重視した兵装を持つ。
最大の特徴である無線回路システムは理論上完全なワイヤレス化も可能であるが、運用の都合上本給では兵装の安全装置解除用回路のみ有線式となっている。
とはいえ、複数の兵装を一本のRSケーブルのみで接続可能となったことから、船体内部の省スペース化・軽量化に加え整備性の向上などが達成され、その恩恵は極めて大きい。
また同種システムを搭載した艦同士では、片方の艦のCICからリアクションタイム0での全兵装制御が可能となっており、これによって艦隊全体を一つの戦闘単位と捉えた有機的な連携運用が可能となった。
その他にニャルラトホテプ級戦艦で初採用された、対艦ミサイル/巡航ミサイル用多連装発射機(コマブロ多連装砲)を搭載、強力な対水上・対地攻撃力をも有しているほか、
コマブロレーダーは建造時点で搭載されないものの、「ヘリオス」散弾ミサイル用イルミネーター(弾頭発射機構)は搭載され、より限定的ながら僚艦防空にも対応できる。
総じて新技術が多数導入されているものの、船体の基本設計はワングレン級の拡大型であり、ヘリ格納庫の容量増大を除いて大きな変化は見られない。
これは建造時の情勢が影響しており、早期に多数の艦を揃えるために設計変更(簡略化等)が行われた結果である。
なお本級の船体は「エクレール・ファロン級試験艦」の設計を流用しており、船体規模はほぼ同一となった。
後期型となる7-12番艦ではSPM-100 TNT起爆妨害システムの追加や対潜用短魚雷発射管の追加装備など、総合的に能力向上を果たしている。
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備考 |
全長 |
156m |
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全幅 |
21m |
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満載排水量 |
7160t |
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機関 |
PE N5000-T ネザー機関×2 |
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合計出力 |
100000HP |
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最大速力 |
32ノット |
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乗員数 |
110名前後 |
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装備 |
バッチ1 |
バッチ2 |
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主砲 |
TC217B 7方位対応・自由装薬型コマブロ速射砲(127mm両用砲) ×1 |
VLS-9(32セル) |
VLS-9A(AAWS)コマンドブロック式対空VLS ×4 |
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艦隊防空システム用コマブロVLS(広域制圧型) ×1 |
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「トライデント」統合対潜火力投射システム用VLS ×1 |
ミサイル発射機 |
4連装コマブロ砲(艦対艦・巡航ミサイル発射機) ×4 |
TT-12 連装魚雷発射管 |
「トライデント」システム用連装短魚雷発射管×2 |
近接防御火器 |
CBCIWS-30 コマブロ機関砲システム ×2 |
その他火砲 |
CBC-11 大口径コマブロ速射砲 ×2 |
艦載機 |
CSH-5C 哨戒ヘリコプター or CSH-7 多機能哨戒ヘリコプター 1機 |
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QSH-16 無人哨戒ヘリコプター 1-2機 |
C4Iシステム |
S-FCS ver15 Fv1 |
RS-FCS ver15 Fv2 |
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TWS-9「ティソーナ」コマブロ式共同交戦・データリンクシステム |
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TIWS-M7C 「トライデント」統合対潜火力投射システム(RS-FCS統合) |
レーダー |
MR-542B 多機能型レーダー |
探知・妨害システム |
- |
SPM-100 コマブロ式TNT起爆妨害システム |
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AMR-6 コマブロ式対mobレーダー(後日装備予定) |
ソナー |
ACS-2B トライデントASWS対応コマブロソナー |
艦番号 |
艦名 |
分類 |
状況 |
FF-2001 |
ソルガレオ |
バッチ1 |
現役 |
FF-2002 |
ルナアーラ |
バッチ1 |
現役 |
FF-2003 |
カプ・コケコ |
バッチ1 |
現役 |
FF-2004 |
カプ・テテフ |
バッチ1 |
現役 |
FF-2005 |
カプ・ブルル |
バッチ1 |
現役 |
FF-2006 |
カプ・レヒレ |
バッチ1 |
現役 |
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FF-2007 |
シルヴァディ |
バッチ2 |
現役 |
FF-2008 |
ネクロズマ |
バッチ2 |
現役 |
FF-2009 |
マギアナ |
バッチ2 |
現役 |
FF-2010 |
ゼラオラ |
バッチ2 |
現役 |
FF-2011 |
マーシャドー |
バッチ2 |
現役 |
FF-2012 |
メルメタル |
バッチ2A |
現役 |
合計 |
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12隻運用中 |
最終更新:2021年05月24日 15:32