情報資産管理
組織が持つ情報資産を洗い出して一覧にし、それぞれの持ち主・分類・所在・寿命を管理し続けることです。把握していない資産は、分類も、修正の適用も、廃棄の手順も当てはめられないので、他のすべての管理策の前提になります。
資産の種類
- 有形の資産:サーバ、端末、ネットワーク機器、記録媒体
- 無形の資産:データ、ソフトウェアとそのライセンス、クラウドのサービスの契約、知的財産
ISC2 の
CISSP 試験アウトラインも、資産の一覧(有形・無形)と持ち主を、ドメイン2の項目に挙げています。
一覧に持たせる情報
- 持ち主(分類と扱いを決め、利用を承認する人)
- 分類(情報分類)
- 所在(拠点、クラウドの事業者と国)
- 製品の版と、サポートの終了の日
- 依存関係(どの業務を支えているか。BIA)
漏れやすいところ
- 部署が独自に立てたサーバや、会社が契約していないクラウドのサービス(シャドー IT)。購買の記録、ネットワークの監視、クラウドの利用状況(CASB)など、複数の経路から突き合わせて見つける
サポートの終了
メーカーがサポートを終えた製品には、新しい
脆弱性が見つかっても修正が出ません。例:Windows 10(Home・Pro など)のサポートは2025年10月14日に終了しました。以降、重要度の高いセキュリティ更新(Microsoft の区分で「緊急」と「重要」)は、拡張セキュリティ更新(ESU)に登録した端末にだけ届きます。前提は Windows 10 バージョン 22H2 です。法人・教育機関は有償で最長3年、個人は2027年10月12日まで(追加費用なしで登録できる方法もあります)。一覧に終了の日を持たせ、置き換えを計画します。
手放すとき
資産を一覧から外す(台帳を閉じる)のは、消去や破壊が終わった証拠を受け取ってから(
媒体の消去)。
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出典
確認日:2026年10月15日
最終更新:2026年10月15日 09:55