AAA
Authentication(
認証)、Authorization(
認可)、Accounting(アカウンティング、利用の記録)の頭文字をとった呼び方です。主に、ネットワークへの接続を、利用者ごとに認証し、許す範囲を決め、利用を記録する仕組みを指します。
標準の中での使われ方
RFC 6733 は、Diameter の基本のプロトコルを、ネットワークへの接続や IP モビリティ(構内でもローミング中でも)のようなアプリケーションのための「認証・認可・アカウンティング(AAA)の枠組み」を提供するもの、としています。
3つの A
| A |
役割 |
| Authentication(認証) |
接続してきたのが誰かを確かめる |
| Authorization(認可) |
その利用者に、何を許すかを決める(接続してよいか、どのネットワークにつなぐか) |
| Accounting(アカウンティング) |
いつ、誰が、どれだけ使ったかを記録する。課金、容量の管理、事後の調査に使う |
3つ目の Accounting は、
責任追跡性(accountability。操作を主体にたどれる性質)とは別の言葉です。Accounting で残す記録は、責任追跡性を支える材料の一つです。
代表的なプロトコル
| プロトコル |
内容 |
| RADIUS |
ネットワークへの接続の装置(Wi-Fi のアクセスポイントや VPN の装置など)と、共有の認証サーバの間で、認証・認可・設定(割り当てる IP アドレスなど)の情報を運ぶ(RFC 2865、2000年6月)。利用の記録は別の仕様(RFC 2866)で運ぶ |
| Diameter |
ネットワークへの接続や、移動しながらの接続・ローミングのための AAA の枠組み(RFC 6733、2012年10月) |
社内の Wi-Fi や VPN で、利用者ごとに認証し、つなぐ先を変える仕組みは、AAA のサーバと組み合わせて作ることが多いです(
VPN)。
アクセス制御の流れとの関係
AAA の前提には、利用者を一意に
識別できることがあります。識別・認証・認可・責任追跡性の流れは、
アクセス制御の基本の考え方です。
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出典
確認日:2026年10月16日
最終更新:2026年10月16日 17:53