『ダンゲロス・サイバーダイヴ』

超AIによる魔人能力の完全シミュレート技術をベースにした、仮想空間におけるダンゲロス・ハルマゲドン。
生徒会と番長グループの抗争という構造は遠い昔に消失し、2XXX年現在は世界中のプレイヤーが気軽に遊べるeスポーツへ変化を遂げている。
具体的なゲーム内容は(この並行世界で)過去に開催されたハルマゲドンへ参加した魔人のデータの中から、プレイヤーが自ら操る駒を選んで戦うというものである。
データを改造して遊ぶレギュレーションが存在するため、各魔人の設定が矛盾することも珍しくない。

YAMANOHA-1

『ダンゲロス・サイバーダイヴ』の根幹を担う自律AI。
魔人能力を含めた現実世界のシミュレートをほとんど誤差なく実行できる。
ある日『転校生』によって何百層にも重なったセキュリティを突破され、機能停止した。

69.I-9(ロキ-9)

YAMANOHA-1の停止と同時に存在が確認された「転校生」プログラム。別名「69年後のアーカイバ」。
『ダンゲロス・サイバーダイヴ』のルールを根本から書き換え、『ダンゲロス・ラグナロック』へと変貌させた。
プレイヤーが実際に対面するのは69.I-9から分岐した攻性プログラムであり、仮に撃破できたとしても『ダンゲロス・ラグナロック』を止めることはできない。

『ダンゲロス・ラグナロック』

従来のダンゲロス・ハルマゲドンとは異なるルール体系を持つ仮想空間上のゲーム。
世界中に存在する『ダンゲロス・サイバーダイヴ』のプレイヤーを、ある程度の規模のグループに分けて強制的に参加させている。
最終更新:2024年03月25日 21:57