応援として認めない作品について
- 「応援システム」で応援作品としての提出を認めないとしている下記のような作品(以下、禁止作品と称します)について、GKの考えを述べます。
- プレイヤー自身が作成していない作品
- 「ランダムな文字を並べただけのSS」「画面全体を1色で塗っただけのイラスト」など、明らかに提出のみを目的としている作品
- Picrewなどのメイカー系ツールを利用して作成された作品
- 利用割合を問わず、AIを利用して作成された作品
- このページに記載している文章は、正式なルールではありません。他のページで背景色が灰色になっている文章と同じように捉えてください。
キャンペーン運営上の禁止理由
- 禁止作品の提出を認めた場合、通常の応援作品と比べて大量の作品が提出される可能性が出てきます。
- 本キャンペーンでは応援作品を投稿するごとに最低でも1点の応援ボーナスを獲得できるため、禁止作品を提出するプレイヤーが大幅に有利になる可能性が高くなります。
- 「GKの独断による特別加点」によって差を付けることは可能ですが、特別加点は限られた作品に対してのみ実施する運用を想定していますし、採点にかかる手間が増えることは避けられません。
- また大量の作品の提出により、応援ボーナスの集計作業の負担が増えることも問題です。
- 本キャンペーンでは「GKが楽になる」ことを重視していますので、手間が増える可能性が高い禁止作品の提出を認めません。
GK個人のこだわり
- ここからはメイカー系ツールやAIを用いた作品に対して、GK個人のこだわりを述べます。
- 「『ダンゲロス作中世界において魔人が能力を行使すること』と『ダンゲロス・キャンペーンのプレイヤーが応援作品を提出すること』は近似である」というのがGKの持論です。
- 魔人は「自己の認識を周囲に強制する」ことで世界に影響を及ぼします。(『戦闘破壊学園ダンゲロス』における説明)
- 一方、プレイヤーは「自己の応援対象への認識を作品という形で周囲に表現する」ことで世界に影響を及ぼします。
- そして魔人の能力ほどではないにせよ、応援作品にも周囲への強制力は存在します。
- それまで設定しか存在しなかったキャラクターの応援作品を初めて見たとき、自分の中に「このキャラクターはこういう性格である」「このキャラクターはこういう外見である」という認識が植え付けられることがしばしばあります。自分の応援作品が、他のプレイヤーの応援作品の内容に”引っ張られた”経験のある方もいるでしょう。
- もちろん「このキャラクターはこういう性格ではない」「このキャラクターはこういう外見ではない」という感想を抱くこともあると思います。しかし、この場合も「見た応援作品とは異なる性格」「見た応援作品とは異なる外見」を想起させるという意味で、反作用的に影響を及ぼしていると言えるでしょう。
- さて、メイカー系ツールや生成AIは、作品を作るにあたって「提示された選択肢から選ぶ」というプロセスを経ることになります。そのためツールが提示する認識を、ある程度強制されることになるわけです。脳内の認識と一致していなかったとしても、提示された認識を見て正解だと思い込んでしまうこともあるでしょう。
- 魔人がアイデンティティである己の能力を行使するにあたって、ツールが生み出した妄想をベースにするでしょうか?(そんな魔人がいても良いとは思いますが)基本的には己の中だけで育んだ妄想をベースにするはずです。
- 「ダンゲロス・キャンペーンのプレイヤーであるあなたは魔人なのだから、自分の脳内の妄想はツールが提示する認識の影響を受けることなく具現化してほしい」というのが、個人的な意見です。
- そのため応援作品のみでなく、キャラのイメージを公開するためにツールを使用することも禁じます。
- あくまでもこれはGK個人のこだわりに過ぎません。しかし本キャンペーンでは「自身のこだわりを優先する」というGKスタンスを取っているため、禁止作品の提出は認めないという結論になります。
最終更新:2024年04月29日 17:16