バシタールPixivファンタジアⅣ

 ザンクトリアに属する王国。
 首都はムアルザム、指導者はサルザール
 熱砂の国バシタール。


 ザンクトリア南部大陸のトゥルバ砂漠周辺を領土としている。
 近年、砂塵の遺跡より砂塵兵が発掘され、
 古代文明技術の研究が進められるきっかけとなっている。

 メイルベルンハンニバルがバシタールへの交易に高い税をかけるため
 バシタールの民はメイルベルン公を嫌っているという。


 ■地名■
ムアルザム
トゥルバ砂漠
砂塵の遺跡
‐トゥルバ東方自治区:バシタール東部にある自治区。
‐砂族自治区:バシタール南部にある自治区。
カルカレ山脈
‐国境集落群:メイルベルンとの国境にある集落。



 ~略歴~

 砂塵の遺跡に星の欠片が落下し、
 古の砂塵兵レッドクイン欠片の従者として目覚め、
 遺跡に眠っていた砂塵兵と共に首都ムアルザムへ侵攻する。
 ザンクトリアは前回の北伐(⇒『黄金王の号令』)で疲弊しており、
 サルザールは準備が整わないもののバシタールのみで戦うことを決意。
 トゥルバ砂漠を突破され首都ムアルザム目前までレッドクインに迫られるも、
 ギザン率いるザンクトリア諸侯国からの援軍が到着し、
 多大な犠牲を払いつつもムアルザム防衛に成功する。
 (⇒『機械仕掛けの女王』)

 セントラル騎士団による襲撃では、
 首都ムアルザムにも攻撃が行われている。
 (⇒『亡国の騎士団』)
 一方、同時期に砂塵の遺跡で行われていた再調査において、
 バシタールの鏃が発見された。
 (⇒『遍歴冒険者の依頼』)

 ■
 語源は不明。

 砂漠のバシタールと聞いて、参加者の中には中東アスラン王国の傭兵部隊司令官や、
 あるいはセント・アーバー・エイを思い出した諸兄もいると思われるが、
 (どちらを思い出すかで世代がバレる、という、どうでもいい話は置いておくとして)

 前者、『エリア88』に登場するサキ・バシュタール司令は、
 スコットランドの小説家Saki(サキ)と、その著作『Sredni Vashtar』(スレドニ・ヴァシュター)
 との合成人名ではないかと言われている。
 (作者が言及している資料が見つからないので断言はできない)

 一方、後者、『ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日』に登場する
 東ロシアのバシュタール公国は、バシュタールの惨劇と呼ばれる事件以降、
 国土のほとんどが消失し、荒涼とした砂漠のような地形に成り果ててしまっている。

 どちらも(特に砂漠の国が舞台のエリア88は)砂漠に関わり深い名前と言えるが
 だからといって、それらがバシタールの由来になったかどうかについては
 あまりにも他の地名人名の命名法とかけ離れているため(基本的に漫画・アニメ由来はない)
 ただ黙って「詳細不明、情報求む」と記載する他はない。

 案外、そうした茶目っ気による命名なのかもしれないが、全ては神のみぞ知ることである。





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最終更新:2013年09月25日 08:32