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(16)
あたしと、ヨークは、嬉々として二人の前に這い、四つんばいのまま並んだ。
あたしは、すぐにも目の前の殿方の股間に潜り込みたくてうずうずしていたが、我慢して命令を待った。
「あ・・・は」
あたしは舌を出して、小犬のように息を弾ませ、お尻を振りたてて、はやく命令をして欲しいとせがんだ。
「くくく、アニス姫はもう我慢が出来ないみたいだな?」
小隊長が意地の悪い笑いを浮かべた。
「はい、アニスは、淫乱な牝犬のアニスはもう我慢できません。どうか、アニスに性奴隷のご奉仕をさせてください」
あたしは、そう言って、お尻を大きく振った。
「ふふ、聞きましたかヨーク姫。アニス姫はもう完全にプライドのない牝犬に堕ちてしまいましたねえ。ヨーク姫は、どうです?」
テイラーの問いに、ヨークは顔を真っ赤にしながらも、はっきりと答えた。
「はい。ヨークも、ご奉仕がしたいです。ヨークの身体は、まだ、子供みたいで、SEXとか、あまりうまくできないと思いますけど、一生懸命ご奉仕しますので、いやらしい事を、いっぱい教えてください」
よろしくお願いします、とヨークは頭を下げた。姉妹の中で、一番頭の回転が早いこの妹もまた、きっと優秀な牝奴隷になると、あたしは思った。結局、あたし達姉妹は、こうして殿方の前に跪くために生まれて来たに違いなく、今までの生活の方が間違っていたのだと、改めて思った。
「そんなことはありませんよ、ヨーク姫。姫はもう、ちゃんとした大人の牝犬として、充分に使えますよ。股の間がそんなに濡れているのが、何よりの証拠です。
さあ、こっちへ来なさい。
いやらしい事を、教えてあげましょう」
テイラーはそう言ってヨークを呼んだ。
「淫乱なアニス姫は、こっちへ来な」
小隊長が、あたしを呼んだ。
「はい。監督長様」
あたし達は、それぞれの足下へと這い寄った。
あたしは、もう待ちきれなくなっていた。
「あぁ・・・」
自分から、小隊長の股座に顔を突っ込み、性器と太股の間を舐めた。
強い臭気と、ぴりぴりする垢のようなものが鼻と口を満たした。
「あふぅ・・・くふっ」
玉袋を舐め、その奥の、根元の部分を舐めた。
「誰がそんな事をして良いといった?」
小隊長は、あたしの髪をつかむと、ぐい、と引き離した。あたしは、されるがままに顔を上向けた。
小隊長の手が振り上げられた。あたしは息を飲んで目を閉じた。
ぱあん。
生まれて始めて、あたしは頬を打たれた。
ショックだったが、痛みはさほど感じなかった。頬の熱さが、不思議な心地好さをもたらした。目に涙がにじんだが、泣き出しはしなかった。こんなふうに扱われる事が、あたしには嬉しかった。
「牝奴隷が、命令も許可もなく勝手なことをするんじゃない。
そんなにおれのちんぽがしゃぶりたいのか、ああ?」
あたしは、小隊長を見上げた。
言葉は乱暴だったが、小隊長の目は笑っていた。あたしは、なんとなくほっとした。
「申し訳ありません監督長様。淫乱な牝犬のアニスは、監督長様のおちんぽがしゃぶりたくて、たまりません。
後で、どんな罰でもお受けしますから、どうかアニスにご奉仕をさせてください」
あたしは、額を床に擦りつけて、許しを請うた。
小隊長は、爆笑した。
「あはははは・・・
そのために呼んだんだからな、罰なんぞはないぜ。
だがまあ、そのままってのも芸が無いし、姫も気が済まんだろうしな。
そうだな、まず、俺の股をくぐって、尻の穴を舐めろ。
その後で、おしゃぶりをさせてやるよ」
「はいっ。有り難うございます」
あたしは、小隊長を見上げて、心からの感謝の言葉を口にした。
許された事よりも、命令を与えられた事の方が、あたしには嬉しかった。
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「さあ、やりな」
「はい。監督長様」
あたしは、嬉々として、小隊長の股座をくぐった。
姉に提案したこの行為は、やってみると、やはり獣に堕ちた感覚を味合わせてくれる、とても楽しいものだと解った。
あたしは、じゃれつく猫の様に、小隊長の太股に身体を擦りつけながら、股の間をくぐりぬけた。
「監督長様のお尻に、ご奉仕させていただきます」
そう言って、あたしは、小隊長のお尻に唇をよせた。
小隊長のお尻は、到底清潔とは言い難かった。
あたしは、その匂いの中に鼻をうめるようにして、小隊長のお尻の穴に口づけをした。
ちゅうっ。
「あむ・・・んんっ」
ぺちゃっ、ぴちゃぴちゃっ。
あたしは、真剣に、殿方の排泄器官を舐め、しゃぶった。
「俺の尻は、汚いだろう、アニス姫。
糞の付いた尻の穴をしゃぶって、嬉しいか?」
「はい。とても嬉しいです。アニスは監督長様にご奉仕できて、とても幸せです」
小隊長は、そうか、と爆笑した。
「そういえば、アニス姫は、俺の名前を知っていたか?」
あたしは、城の外回りの警備にあたる事の多かったこの小隊長の顔は前から知っていたが、名前は一度聞いたきり忘れていた。あたしは正直にそう答えた。
「申し訳ありません。アニスは監督長様のお名前を、忘れてしまっています。どうか、お名前を教えてください」
「そうか、するとアニス姫は名前も知らない男の尻に付いた糞を舐めているのか。
どうだ、それでも嬉しいか?」
「あ・・・」
あたしは、小隊長が指摘した事実の惨めさに、頭がくらくらするほど興奮した。そして、ちゅうちゅうと音をたててお尻の穴に吸い付き、その質問に、まず行為で答えた。
「あふっ・・・
はいっ。監督長様。
とっても、とっても嬉しいです。
あたしは、アニスは、この城の性奴隷です。殿方全員のお名前は、覚えていませんが、ご命令があれば、どなたのお尻でもお舐めします。
アニスは、殿方のお尻の穴を舐めるのが、大好きなんです」
あたしは、興奮に霞んだ頭で、自分をより辱めるために、思い付いたままを喋っていたが、自分で言っているうちに、それが本当のような気がして来ていた。
(そうよ、あたしは、殿方のお尻の穴を舐めるのが、大好きな牝犬よ・・・)
「監督長様。
アニスに、卑しい牝奴隷のアニスに、何なりとご命令してください。
アニスは何でもします。
牝奴隷のアニスに、いやらしい事や、惨めな事を、いっぱい、させてください」
あたしは、切れ切れにそう言いながら、小隊長の股座を舐めながらくぐって、前にまわった。
アベル大王様のものに迫る大きさの男根に頬擦りをし、膨らんだ先端部分に鼻を擦りつけて、小犬のようにじゃれついた。
小隊長は、今度はあたしの行為を咎めなかった。
「ご奉仕させてください。この、素敵なおちんぽを、おしゃぶりさせてください」
小隊長が肯き、あたしは、待ちに待ったフェラチオのご奉仕を始めた。
(18)
もちろん、あたしにフェラチオの経験はなかった。
あたしは、先刻見た姉アリスの行為を思い出しながら、真剣にご奉仕にはげんだ。
先端をぺろぺろと舐め、口に含んでしゃぶりまわし、可能な限り、喉の奥へ咥えこんで、吸いたてた。
結局、名乗ってはくれない小隊長は、特に注文をつけるでなく、にやにやしながらあたしの顔を眺めていた。
ふと気付くと、あたしの隣では、ヨークがテイラーから、フェラチオのレッスンを受けていた。
「そう、じゃもう一度やってみて・・・そう、舌をからめて・・・うまいですよ、ヨーク姫は。立派な牝奴隷の素質充分だ」
あたしが、興奮して自分の世界に入っていた間に、アベル大王様はプラール宰相やアル衛士長ら城の重臣達にも、魔法を掛けていたらしかった。視界の隅に、大臣の一人がアベル大王様の前に進み出るところが見えた。その向こうに、プラールの股間に顔をうめているアリスの後ろ姿も見えた。
あたしは、目の前の男性器に注意を戻すと、もう一度しゃぶりついた。
多分、固い皮膚の無い先端部分が感じるのだろうと見当をつけ、そこを中心に、舐め、吸い付き、口に含んで、唾液と舌を絡ませて、くちゅくちゅと音をたてて口の中でしゃぶった。傘の様に広がった部分に、唇と唾液を絡めて出し入れすると、じゅぶっ、ととてもはしたない音がした。その音と、ビロードのような感触がとても気に入って、あたしは、大きな飴を舐める時のように、何度も出し入れを繰り返した。
幸せだった。
こうして、おちんぽをしゃぶることのあまりの心地好さに、あたしは、この行為を「させてもらっている」事に対する感謝の気持ちで一杯になった。
殿方の、「おしっこの出るところ」を舐めてあげると、すごく喜ばれるし、している方も、いい気持ちになる。
始めてそう聞いた時には、そんな事で喜ぶ人はどっちもおかしいに違いないと思ったものだった。そう思った自分が、愚かで、可笑しかった。
生意気で、子供っぽい正義感で一杯だった過去の自分は、今のあたしには軽蔑の対象でしかなかった。
あたしは、こうして、殿方のおちんぽにお仕えするためにこの世に生を亨けたというのに。蔑まれ、辱められる存在として一生を終える定めの、卑しい存在だというのに。
いままで、何という馬鹿な事を言ったりしたりして来たのだろう。
でも、これからは、本当の自分になって、淫らで、惨めな事を、思う存分する事が出来る。
なんて素敵なんだろう。
フェラチオのご奉仕をしながら、その恍惚感の中で、あたしは、自分の存在価値と、その幸せについての認識を、もう一度新たにしていた。
あたしの中で、また、何かが変わっていった。
あたしの心は、奈落の底に向かって、また、一段階堕ちた。
牝犬奴隷であることが、自分にとっての最高の栄誉だと確信できた。
早く、一人前の牝犬奴隷になって、殿方にご奉仕したい気持ちで、一杯になっていた。同時に、未熟な自分には想像もつかない辱めを受ける事への期待で、はちきれそうだった。
これから、あたしは、何をされるのだろう。
そう、まずは、あたしの処女を破っていただく。
あたしは、どんなふうに犯されるのだろうか。
それから、お尻の穴も、犯していただく。
それに、アベル大王様は、あたしの身体も、きっと改造してくださる。
あたしは、どんな、惨めな身体になってしまうのだろう。
そんな事を想像し始めてしまい、あたしは、興奮のあまり、フェラチオが出来なくなってしまった。
はあはあと息を荒くして、小隊長・・・様に縋り付くと、蕩けた視線で見上げた。
「あふぅ・・・あ・・・はぁ・・・」
「おやおや、我慢できねえみたいだな」
小隊長様は苦笑した。
「だがまだおまんこは駄目だ。姫の処女は、今夜の宴の席で、趣向を凝らして散らしてやるからな。それまで我慢しな」
「あはぁ・・・うれしい・・・」
あたしは、かくかくと肯いた。期待と興奮がさらに増して、くなくなと身をよじって悶えた。
「今のところは、俺の足の指で我慢しな。向こうを向いて、みんなに汚い足の指でよがって、イクところを見てもらえ」
「はいっ、ありがとう、ございます」
あたしは、またも惨めな行為で絶頂させてもらえることに、心から感謝して、平伏した。
あたしは、いそいそと、小隊長様のブーツを脱がせ、足の指にしゃぶりついて、自分を絶頂させてくれるものに感謝の気持ちを現わした。
「お願いします、監督長様。卑しいアニスに、監督長様のおみ足の指をください。アニスは、おみ足の指に、まんこを擦りつけて、自分で腰を振って、イキたいんです」
あたしは、四つんばいのお尻を振りながら、そう言って自分からおねだりをした。
「よし。イク時は、まんこいく、って言いながらイクんだぞ」
「はい、監督長様」
あたしは、返事をしながら、小隊長様の足を跨いでいた。
大広間の方を向いて、膝を付いた足を大きく広げ、小隊長様の踵を付いて立てた足の親指の先に、敏感な木の芽が当たるようにして、腰を落とした。
ちゅくっ
「あはーっ、あふ・・・ぁ・・・」
濡れそばった秘芯に固い爪が当たり、あたしは快感にあられもない声を上げて、よがった。
くいっ、くいっ、と腰を動かすたびに、たまらない快感が走った。
あたしは、夢中になって腰を使った。
裏庭でオナニーした時のように、心の中に、極彩色のもやがかかり、回りのことが、はっきりと認識できなくなった。もう、何も考えられなかった。
姉アリスと、妹ヨークが、あたしの前に立ち、あたしを指差して、笑っていたような気がした。他にも、何人かがあたしの回りに立っていたかもしれない。
「まんこいいーっ!まんこいいのぉ!」
あたしは、目の前の誰かに、そう言って快感を訴えたと思う。
この時の事で、はっきりと分かるのは、あたしは、絶頂する時に、ちゃんと、
「まんこイクーっ!」
と、叫んだ事だけだった。
そして、あたしは、気を失った。
遠くなる意識の中でも、宴での、さらなる辱めへの期待で胸を焦がしていた。
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堕落姫乃眸.
最終更新:2008年02月06日 19:06