【ディケイドの物語】
クウガの世界に登場するグロンギ怪人。
ン・ガミオ・ゼダの体内から放出される黒煙を浴びた複数の人間がこのザインに変化し、多数の個体が出現した。なお、刑事「
八代藍」が所属している「未確認生命体対策班」に所属している刑事が変化したのもこの怪人である。
ザインを含んだ人間が変化したグロンギに戦いを挑む
士が変身する
仮面ライダーディケイドを迎え撃った。しかし、ガミオが発した雷光の誤射によって多数の個体が全滅し、残り1体の個体もガミオに吸収され、ザインは全滅した。
また、第2話では士が
光写真館で見た新聞の写真に
ズ・グムン・バらしきグロンギと共にシルエットで掲載された。
【オリジナルのクウガの物語】
「未確認生命体第22号」として扱われているサイ種怪人。人間体は筋骨隆々とした男性で、普段はその状態で正体を隠している。また、その人間体は「未確認生命体第B群3号」として扱われている。脅威の怪力と防御力を誇り、冒険家「五代雄介」が変身する
仮面ライダー「
仮面ライダークウガ」のフォームの一つ「
マイティフォーム」から発動される必殺技「
マイティキック」を受けても平然と立ち上がるほどである。かなり気が短い性格で、同じグロンギ怪人
メ・ビラン・ギとは犬猿の仲である。また、EPISODE7では怪人体に変化してビランと争おうとしたほどである。
「ズ集団」のリーダー格としてグロンギのメンバーに参加していたが、ズ集団のメンバーであった「
ズ・ガルメ・レ」が
ゲゲルを達成し、「メ集団」へと昇格したためにザインの立場は一気に逆転。ゲゲルをプレイする資格を剥奪され、ただの凶暴なグロンギとなってしまう。そのために彼は独自でゲゲルを開始し、大型車から発されるエンジン音を嫌っていたために大型車に乗っている人間をゲゲルで大量に殺害していた。その後もどこかの工場などで殺害を繰り返していたが、それを阻止するために駆けつけた雄介が変身するクウガと戦闘になる。しかし、ザインは自分の名前を上げるために力量を十分に発揮したため、クウガを後一歩のところまで追い詰める。だが、ザインが勝手にゲゲルを行なっているために、本来なら既に自分がゲゲルを行なっているはずだったビランが戦いに乱入。ザインを本気で殺そうと掛かってきて、ビランと共に川に落ちたため一時休戦となる。
ビランとの戦闘で負った傷が回復した後、未確認生命体対策班に所属する刑事「一条薫」の調べによってザインが車のエンジン音におびき出されるという性質が判明し、一条が運転するトラックにおびき出される。その後は一条の危機に駆けつけた雄介が変身するクウガの新必殺技「強化マイティキック」を受け、角を折られて爆死した。
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最終更新:2010年05月08日 17:44