グロンギ

【種別】 怪人
平成仮面ライダーシリーズ
仮面ライダークウガ(平成第1作)
【名前】 グロンギ
【よみがな】 ぐろんぎ
9つの世界 クウガの世界
アギトの世界
新たな世界 アマゾンの世界
ディケイドの世界
【登場話】 第1話第2話第3話第12話第28話
オールライダー対大ショッカー
完結編


  • 仮面ライダークウガの物語に登場する怪人の総称。人間社会でその存在自体が不明で確認されない怪物。普段は人間の姿で人間社会に潜伏しているが、ゲゲルの際に怪人体に変身し、人間を襲う事件をおこす。警察組織にて「未確認生命体」と呼称される。また、警察組織で怪人体は数字で~号、人間体はB群~号と呼称される。クウガに倒されたクモ種の未確認生命体第1号「ズ・グムン・バ」の死体から分析した結果、血液の組織は人間の物とほぼ酷似している。ほぼ全てが人間体で登場しているが、確認されていないため、B群と呼ばれる怪人は少ない。
  • グロンギにはそれぞれ階級が分かれており、下級の「ズ」集団、中級の「メ」集団、上級の「ゴ」集団に大きく分別される。ゲゲル(殺人ゲーム)を行い、ル-ル通りにリント(人間)を殺害できるかを競う。クウガは彼らにとってゲゲルを邪魔する存在か少し強い標的に過ぎない。先の階級以外にゲゲルを管理し、ゲゲルには参加しない「ラ」やベルトなどの道具を管理する「ヌ」がおり、少数存在する。イベント等では戦闘員に当たる最下級「ベ」のミジンコ種「ベ・ミジン・バ」が登場した。ゲゲルにはさらに上級のゲリザキバス・ゲゲル、ザキバス・ゲゲルがある。また、ゲゲルをクリアした者は階級がカメレオン種の未確認生命体第31号/B群4号「ズ・ガルメ・レ」が「メ・ガルメ・レ」になったように昇格することができる。最終的にはグロンギの頂点に立つ「ン・ダクバ・ゼバ」に挑む権利を得ることができる。また、コウモリ種の未確認生命体第3号/B群2号「ズ・ゴオマ・グ」のようにゲゲル開始前に殺人を行った者は不適格者として蔑まれるようになる。
  • 信濃大学と夏目幸吉教授が率いる城南大学考古学研究室の合同調査隊が日本アルプスにある九郎ヶ丘遺跡のアークルのある超古代のリントの戦士の棺を開けたことで封印されていたクワガタ種の未確認生命体第0号/B群13号「ン・ダクバ・ゼバ」(不完全体)が復活し、調査隊を全滅させて地中に封印された約200体もの多数のグロンギ達を復活させた。
  • グロンギの頂点に立つクワガタ種の未確認生命体第0号/B群13号「ン・ダクバ・ゼバ」は、最終的に「究極の闇」をもたらすといわれている。「究極の闇」の全貌は不明。一説によれば、人間の大量殺戮である。当初ダクバはベルトが破損した状態であり、ダクバのベルトの破片を手に入れた「ズ・ゴオマ・グ」は強化体、究極体へと変貌を遂げた。がその後、ダクバに殺害された。また、ダクバは自分で復活させた多数のグロンギを殺害したため、人間体の彼らの死体が警察組織に回収された。
  • グロンギは超古代の独自の言語と思われるグロンギ語を使う。後に人間の言語も話せるようになり、インターネットなどの技術を身に付ける者もいる。ディケイドでは、門矢士が解読不明のその言葉をなぜかしゃべることができた。この作品ではオリジナルにない字幕がついていて分かり易くなっている。
  • グロンギはそれぞれ体に変身する動植物の刺青(タトゥ)を持つ。また、名前の末尾はそれぞれの分類を表す。「バ」は虫類、「ダ」は獣類、「ギ」は水棲生物類、「レ」は爬虫類・両生類、「グ」は有翼類、「デ」は植物類を表す。また、ダクバの「ゼバ」は特別な・神聖な虫類という別格の扱いを示す。ディケイドのオオカミ種「ン・ガミオ・ゼダ」の「ゼダ」は特別な・神聖な獣類を指す。
  • 「ゴ」集団の中でも最強クラスのリーダー挌の3人のサメ種の未確認生命体第44号/B群10号「ゴ・ジャーザ・ギ」バッファロー種の未確認生命体第45号/B群12号「ゴ・バベル・ダ」、カブトムシ種の未確認生命体第46号/B群11号「ゴ・ガドル・バ」は、ゴ集団最強3人衆と呼ばれている。他のグロンギにはないクウガのフォームチェンジに似た力を持つ。ジャーザは、俊敏体、剛力体にバベルは、格闘体、剛力体に変身する。ガドルは、、格闘体、俊敏体、射撃体、剛力体、電撃体に変身する。また、他のリーダー挌は、「メ」集団はカマキリ種の未確認生命体第36号/B群6号メ・ガリマ・バ、「ズ」集団はサイ種の未確認生命体第22号/B群3号ズ・ザイン・ダとなる。ザインはガルメの昇格で地位が危うくなる。
  • 「ラ」は、グロンギを束ねるバラのタトゥの女ことバラ種の未確認生命体B群1号「ラ・バルバ・デ」、未確認生命体第47号/B群9号コンドル種のラ・ドルド・グが登場。「ヌ」はサンショウウオ種の未確認生命体B群14号「ヌ・ザジオ・レ」が登場した。
  • 他にも名前が判明している未登場のグロンギが「ズ」集団で14体、「メ」集団で9体の計23体存在する。
    「ズ」集団は未確認生命体第7号クジラ種「ズ・グジル・ギ」、第8号カンガルー種「ズ・ガルガ・ダ」、第9号ウミウシ種「ズ・ミウシ・ギ」、第10号ウツボカヅラ種「ズ・ガズボ・デ」、第11号タコ種「ズ・ダーゴ・ギ」、第12号ネズミ種A「ズ・ネズマ・ダ」、B「ズ・ネズモ・ダ」、第13号ヤモリ種「ズ・ジャモル・レ」、第15号アンコウ種「ズ・アゴン・ギ」、第16号アリクイ種「ズ・アグリ・ダ」、第17号ハエ種「ズ・イバエ・バ」、第18号トカゲ種「ズ・ガーゲ・レ」、第19号ムカデ種「ズ・ムカド・バ」、第20号ゴキブリ種「ズ・ゴゾキ・バ」が存在する。
    「メ」集団は第27号カエル種「メ・ガエラ・レ」、第28号エビ種「メ・ゾエビ・ギ」、第30号テントウムシ種「メ・デムド・バ」、第32号キツネ種「メ・ギネー・ダ」、第33号クラゲ種「メ・ゲグラ・ギ」、第34号ペリカン種「メ・ガペリ・グ」、第35号シマウマ種「メ・ジュウマ・ダ」が存在する。
  • 未確認生命体第41号/B群8号「ゴ・バター・バ」はバギブソンと呼ばれるバイクを所持している。
  • グロンギは現代人を超古代に戦ったリント族の末裔と見なしている。城南大学の研究生沢渡桜子が解読するリント族の文字が随所でキーポイントとなる。
  • クウガの物語でも、血液の組織が人間に近いなどの設定はあったがその根源は不明のままであった。ディケイドでは、人間体のグロンギは登場しないが人間の死体がグロンギになるという演出が行われている。
  • また、アギトの世界がクウガの世界と近いことを示す演出としてアギトの世界にも登場する。(オリジナルの仮面ライダーアギトの物語でも未確認生命体という言葉が登場している。)


グロンギ登場リスト

名前 モチーフ オリジナル登場話 ディケイド登場話
メ・ギャリド・ギ ヤドカリ EPISODE15、EPISODE16 第1話第2話第3話
ラ・ドルド・グ コンドル EPISODE45、EPISODE46
ン・ガミオ・ゼダ オオカミ 未登場 第2話、第3話
ゴ・バベル・ダ バッファロー EPISODE42
メ・ビラン・ギ ピラニア EPISODE7、EPISODE12、EPISODE13、EPISODE14
ゴ・ベミウ・ギ ウミヘビ EPISODE27、EPISODE28
ズ・グムン・バ クモ EPISODE1、EPISODE2 第2話(新聞の写真にシルエットが掲載)、第3話
ズ・ザイン・ダ サイ EPISODE7、EPISODE11、EPISODE12
メ・ガドラ・ダ トラ EPISODE17 第3話
メ・ガルメ・レ カメレオン EPISODE13、EPISODE21、EPISODE22
メ・ガリマ・バ カマキリ EPISODE13、EPISODE23、EPISODE24
ゴ・ブウロ・グ フクロウ EPISODE25、EPISODE26
ゴ・ジャーザ・ギ サメ EPISODE40、EPISODE41
ズ・メビオ・ダ ヒョウ EPISODE3、EPISODE4 第3話、第12話、オールライダー対大ショッカー
メ・バヂス・バ ハチ EPISODE7、EPISODE8
メ・ギノガ・デ キノコ EPISODE18、EPISODE19
ゴ・ジャラジ・ダ ヤマアラシ EPISODE34、EPISODE35 第28話、完結編
ゴ・ガドル・バ カブトムシ EPISODE37、EPISODE38、EPISODE44~EPISODE46 オールライダー対大ショッカー
ズ・ゴオマ・グ 究極体(未) コウモリ EPISODE38、EPISODE39 オールライダー対大ショッカー、完結編

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最終更新:2010年02月12日 17:41
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